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半数はそのまま…!?「小学校卒業後のランドセル」はどうしてる?みんなの声をリサーチ

小学生のシンボルアイテムともいえるランドセル。子どもが小学校を卒業すると、お役御免となりますが、みなさんの家庭ではその後、ランドセルをどのように扱っているのでしょうか? 『kufura』では、中学生以上の子どもがいる20代~50代の女性105人を対象にアンケート調査を実施しました。卒業後のランドセルの行方をご紹介します。

子どもが小学校を卒業した後、ランドセルをどうしましたか?

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卒業後のランドセルの扱いについて質問したところ、結果は以下のように。

「保管している」・・・ 50票(47.6%)

「捨てた」・・・41票(39.0%)

「譲った」・・・7票(6.7%)

「売った」・・・5票(4.8%)

「リメイクした」・・・2票(1.9%)

ほぼ半数の人が、卒業後もまだランドセルを保管していることが判明。他方、もう処分してしまったという人も約4割にのぼります。

続いて、みなさんのコメントを見ていきましょう。

「保管している」

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今回のアンケートで最も多かった保管派ですが、その理由はさまざまでした。

思い出が詰まっているから

「一人っ子なので、思い出のためにずっととってあります」(53歳/主婦/子ども24歳)

「ランドセルに友達からのメッセージが書いてあるので捨てきれない」(53歳/その他/子ども28歳、26歳)

「子ども自身がとっておきたいと言ったので、購入した時の箱に入れて保管してある」(56歳/主婦/子ども20歳)

「当時の残しておきたい作文やノートなどと一緒に保管してあります」(51歳/主婦/子ども23歳)

子どもの成長を背中から6年間見守ってくれたランドセル。用済みだからといって、すぐに捨てるのは忍びないものですよね。寄せ書きなどがある場合は、なおさらです。

リメイクする予定だから

「リメイクするつもりで保管しているが、なかなか機会が無く、そのままにしている」(46歳/主婦/子ども23歳、19歳)

「革を利用して何か作ってあげたいから保管している。成人する頃に、その時代に合ったアイテムを作ってあげたい。今ならスマホケースやお財布だけど、数年でスマホも変わるしお財布もいらない時代になるかもだから、まだ作らずに様子見」(40歳/主婦/子ども14歳、12歳)

いずれリメイクするつもりで保管しているという人も。思い出の詰まったランドセルの素材を何らかの形で活用できたら嬉しいですよね。

弟、妹がいるから

「次男が入学するまで保管してます」(43歳/主婦/子ども13歳、5歳)

「下の子がいて、下の子はランドセルを型落ちで安く買ったので6年保証が付いていないため」(40歳/主婦/子ども13歳、10歳)

まだ使える丈夫なランドセルを一代限りで終わらせるのは少々もったいない話。受け継いでくれる人がいるのであれば、保管しておくに越したことはありません。

なんとなく…

「処分する手間、費用をかけるのが、なんとなく億劫で保管したまま」(48歳/主婦/子ども15歳)

「小学校時代に使っていた棚にまだ乗っている」(40歳/主婦/子ども14歳)

何か特別な理由があるわけではないけれど、なんとなく捨てるに捨てられなくて……という声も漏れ聞こえました。どうするのが正解と一概にいえるものでもなく、なかなか悩ましい問題ですよね。

「捨てた」

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保管派に次いで多かった処分派ですが、卒業後すぐに捨てたわけではない事情もうかがえました。

「思い出なのでしばらく取っておいたのですが、大きくて邪魔なので捨てました。スッキリしました」(49歳/総務・人事・事務/子ども18歳、14歳)

「リメイクして残そうと考えていたが、そのうちカビが生えたので結局捨てた」(50歳/総務・人事・事務/子ども22歳、20歳)

「しばらくは置いていたけど、中学高校と進学し、使わないのに場所だけとるから捨てた。寄付なども考えたけど、寄付するのにお金がかかるため捨てた」(46歳/主婦/子ども17歳、14歳)

「記念に取って置きたかったのですが、引っ越しで邪魔になったのでゴミに出しました」(35歳/その他/子ども14歳)

「高校、大学になった子どもたちに背負わせて写真を撮ってから処分した」(44歳/主婦/子ども19歳、16歳)

親子ともに思い入れのあるランドセル。お別れするのは名残惜しい気もしますが、ずっとしまい込んでいても仕方ありません。中学・高校卒業のような節目、引っ越しのタイミングなどで思い切って処分する人が少なくないようです。

「譲った」「売った」「リメイクした」

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保管派、処分派以外の少数意見は以下の通り。

「妹の子供に譲った。妹も経済的に苦しかったので喜んでくれた」(52歳/主婦/子ども27歳、26歳)

「ランドセルを海外へ送るボランティア団体に寄付した」(59歳/主婦/子ども28歳、25歳、23歳)

「長男のものは6年持たなくて壊れてしまった。長女のものは東日本大震災のときに被災地へ寄付。次男のもの、次女のものはフリマアプリで売った」(57歳/主婦/子ども27歳、23歳、19歳、16歳)

「リメイクしてもらい、飾っている。傷なども、あえてついた革を使い、かわいい」(45歳/主婦/子ども21歳、18歳)

「ミニランドセルに加工してもらっているところです。できたら子供が飾りたがってるので子供部屋に置く予定です」(39歳/主婦/子ども13歳、10歳)

無料で譲ったり、売ったり、リメイクしたり……。子どもの卒業後、ランドセルはさまざまな運命をたどるようです。

 

以上、卒業後のランドセルの行方について調査結果をご紹介しました。この春、お子さんが小学校を卒業される人、もう何年も前に卒業したけれどランドセルの処理に悩んでいる人はぜひご参考にしてみてくださいね。

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