子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

【学童】みんなの退所時期って?退所した後、放課後の子どもたちの過ごし方を、リアルリサーチ

小学生の子どもを持つ働くパパ・ママにとって、ありがたい存在の「学童保育」。けれど、学年が上がるにしたがって落選したり、退所する時期を迎えるもの。親としては、自分がいない間の子どもの過ごし方を不安に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回『kufura』では、学童の退所後の過ごし方をテーマにアンケート調査を実施! 小学生以上のお子さんを持つママ131人に「学童保育の利用経験」をお聞きしました。さらに“利用したことがある”と答えた方には、「子どもが何年生の時に退所したか(退所する予定か)」と「学童保育退所後のお子さんの過ごし方」についても伺いました。早速、回答を見ていきましょう。

学童保育を利用したことある人はどのくらい?

null

まず、「学童保育を利用していますか」をお聞きしたところ、結果は以下のようになりました。

以前、利用していた・・・29人(22.1%)

現在、利用している・・・13人(9.9%)

利用したことはない・・・89人(67.9%)

“以前、利用していた””現在、利用している”と答えた人は42人、全体の32%になりました。約3人に1人が学童保育の利用経験があるようです。

学童保育を辞めたのは、子どもが何年生の時?いちばん多かった学年は…

null

つづいて、学童保育の利用経験がある42人の方に「子どもが何年生の時に退所したか(退所する予定か)」を伺いました。結果は、以下。

小学校3年生が18人と全体の約43%を占め、いちばん多い回答となりました。3年生になると、優先順位が1〜2年生より下がるため落選も多くなってくること、また本人の自主性の成長がみられることなどが退所理由にあるようです。

では退所した後、子どもたちはどう過ごしているのでしょうか。そちらも伺ってみました。

祖父母に預かってもらう

null

「隣に住んでいる祖父母が迎えに行って、宿題を済ませていた」(47歳/主婦)

「祖父母が面倒を見てくれた」(46歳/営業・販売)

「長期休暇の時には祖父母の家に預けていました」(51歳/金融関係)

「実家に行かせていた」(34歳/総務・人事・事務)

祖父母が近くに住んでいるなら、預かってもらうというのもひとつの手段。特にまだ子どもが幼いうちは、大人が側にいてくれると安心ですよね。

習い事に通う

null

「週に1回、自分で習い事に行かせていた」(43歳/主婦)

「英会話教室に通い出した」(65歳/主婦)

「毎日そろばん教室にいっている」(30歳/その他)

「週2で習いごとにいっており、ほかは友達と遊んでいます」(44歳/その他)

「共働きなので、そのままいける学習塾に通わせる予定にしています」(38歳/デザイン関係)

学習塾やスイミングスクールなどの習い事をしているという意見も! “子どものためになる”“行き先が明確”など教育面でも安心面でも人気のようです。毎日ではなく、週に何回かという子が多く見られました。

外で友達と遊ぶ

null

「仲良しの近所の子と一緒にサッカーする」(49歳/営業・販売)

「友達と遊んでましたね」(59歳/主婦)

「児童館などで遊んでいた」(45歳/主婦)

「友達と公園で遊ぶ」(49歳/総務・人事・事務)

外で友達と遊んでもらうという声も寄せられました。学童とは違う友達と遊べることは、子どもにとって楽しいこと。怪我をした時や万が一の時にどうするのかを、子どもと一緒に考えておくと安心できそうです。

ひとりで留守番

null

「自宅で留守番していた」(42歳/その他)

「カギをもたせる。スマホで連絡をとる」(48歳/その他)

「心配ですが戸締まりをして家にいてもらっています。仕方なく」(61歳/研究・開発)

「かぎっこになりましたが、同じ友達が毎日のように家に来ていたので、まるで家が避難所状態になっていました」(49歳/総務・人事・事務)

預け先がなかったり、外で遊ぶのが不安な場合は、おうちでお留守番してもらいましょう。その場合「家に帰ってから、自由にさせていた。ただし!家に友達を呼ぶことは絶対ダメと言い聞かせていた」(48歳/総務・人事・事務)など親の留守中にNGなことを、きちんと子どもと話し合い、ルール化しておくことが必要です。

【共通】過ごし方に関わらず、決められた約束は守ること!

null

「学研教室に週2回通っていたので、忘れずに通うこと、親がいないときは友達を家の中へ連れて入ってはダメなど、ルールを決めて留守番させていた」(40歳/総務・人事・事務)

「家で宿題をやってから、遊んでもよいことにしている」(43歳/その他)

過ごし方ではありませんが、どんな風に過ごすにしても、親がいない間に“して欲しいこと”“してはいけないこと”をきちんと子どもと話し合い、約束しているという意見がよく見られました。

 

いかがでしたか?

実は筆者の子どもも、この春小学校3年生になり学童を退所します。平日はなんとかなりそうですが、夏休みは一体どうすればいいのか、今まさに不安になっているところです……。

みなさんも今回の意見を参考に、ぜひお子さんにとって良い過ごし方を考えてみてくださいね。

また、いずれの選択肢でも、できる時は電話で連絡したり、何かあった時に近くにお願いできるおうちやファミリーサポートなどを手配しておくと、よいかもしれません。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載