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家族で海辺を夕暮れ散歩。こんなサンドイッチをお供に、最高の贅沢【お米農家のヨメごはん#59】

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こんにちは。富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・12歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らしている、そんな私たちの食卓周りの日常を、皆さんにお伝えする連載の59回目。

今回は、家族で散歩した海辺での夕ご飯、そして充実してきた稲穂の様子をお伝えしたいと思います。

家から歩いて3分の海、夕陽を見ながらの食事。

今年のお盆は雨の日々で涼しかったけれど、その前はかなり暑かった。 暑いとそれだけで疲れるのは、歳のせいだろうか。

ご飯を用意する気にもなれない。でも、誰も作ってくれないので自分で作るしかない。お惣菜を買いに行くもの外食するのも面倒だし、 結局は冷蔵庫にあるもので自分が作るのが一番手っ取り早いのだ。

冷蔵庫には、畑から運ばれてきた野菜やいただき物がいっぱい。 この時は、インゲン豆とトマトをオリーブオイルでクタクタになるまで炊いてみた。

誰も帰ってこない夕暮れ時、 待ちきれず1人飲んで食べて音楽を聴く。テレビはつけない。 窓から見える夕陽も綺麗だし、平和で幸せなひと時だ。

とそこへ、お腹を空かせて帰ってきた娘と旦那さん。

涼しい風を感じたくて、家から歩いて3分、裏の海へ家族で出かける事にした。 ささっとサンドイッチも作って、クーラーバッグにビールを詰めて。

暑い日でも、海沿いは風が爽やか。 心地よい風に当たりながら、 夕陽を見ながらの食事なんて、もう本当に最高の贅沢だ。

この夏はオリンピックがあったので、テレビを見ている時間が長かった。

興奮した心も体も落ち着かせる為にも、海辺で過ごすのんびりとした時間は必要だったと思う。

食べて飲んで、たわいもない話をして。 娘が美味しそうにサンドイッチを頬張っている。

若者だろうか、歓声をあげながらSUPを楽しんでいた。

世間は相変わらずの状況で、去年から良くなるどころか、あまり明るいニュースは聞こえてこない。 だからこそ、自分自身が明るく楽しく上機嫌に過ごす事、それが大事なんだと思う。

娘は小さい頃からこうして、海に来ると石を拾い集める。 そうして私に、嬉しそうに見せてくれる。 あの頃から変わらない。

変わった事といえば、この石を家に持ち帰らなくなった事だろうか。 今も部屋の片隅にはたくさんの石がある。 この先、石は減る事はあっても増える事はなさそうだ。

娘のちょっとした成長、なのだろうか。 また家族で海に散歩しに来よう。 家のすぐ裏なんだから。

稲穂が重みで、首を垂れる季節です!

田んぼは少しずつ、秋の様相になってきた。 咲き乱れていた稲の白い花が終わり、充実してきている。

その重みで首を垂れる稲穂。 風を受けてユラリと揺れる。

毎年なんだかんだと天候が不安定で、 今年は例年より遅く梅雨入りしたのに、梅雨明けはかなり早かった。 猛暑と覚悟したら今度は、雨続きの涼しい日々が続いた。

それでもこうして実る稲のたくましい様子に日々触れていると、 季節の巡りと自然の恩恵に感謝の気持ちが素直に湧いてくる。

もうすぐ稲刈り。 しっかり準備をして、忙しくなる日々に備えたいと思います。

 


濱田律子

愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにもかかわらず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。

濱田ファームのHPはこちらから。

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