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祖父母の家、夏まつり、花火…今だからよぎる「子どもの頃の夏休みの思い出」をママ&パパたちに聞きました

夏は思い出が多い季節。照り付ける日差し、蚊取り線香の香り、雨の音……。ふとした瞬間に、子ども時代の楽しい思い出やノスタルジックな記憶がよみがえってくることがありませんか?

特に子育て中の時期には、子どもの姿を通じて、幼少期の頃に引き戻されることがあるかもしれません。

今回は、20~50代の男女578人(既婚・子どもあり/男性369人・女性209人)にアンケートを実施。

子どもの頃の「楽しかった夏休みの思い出」についてお聞きしました。

盛夏の原風景の一コマが浮かび上がるような皆さんの回答をご覧ください。

「おじいちゃん・おばあちゃんち」で過ごした夏

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「お盆は毎年おばあちゃんの家に帰省をして、親せきと花火をしたり、出かけたりして、夏休みのいい思い出になった」(42歳・男性/その他)

「おばあちゃんちが島なので海でたくさん遊んだこと。かき氷屋さんまで夜歩いて行って食べて夜だからやたらわくわくしたこと」(33歳・女性/主婦)

「母の実家に帰省すること。近くに海があるので楽しかった」(49歳・女性/主婦)

「親の田舎に帰省することが楽しみだった。五右衛門風呂に入ることや畑仕事の手伝いなど」(48歳・男性/営業・販売)

「母の実家に行って、いとこと遊んだことです。おばあちゃんの家は当時、五右衛門風呂だったので、怖かったけど、いとこと入って楽しかったです」(49歳・女性/その他)

「名古屋の実家から東京の祖父母の家まで1人で遊びに行ったこと。ものすごい冒険をしているような感じだった」(48歳・ 女性/総務・人事・事務)

夏の楽しかった思い出として最も多く集まった回答は、親の実家への帰省でした。自宅とは違う環境でにぎやかな数日間を過ごし、遊んだりした思い出は胸に深く刻まれているようです。

成長とともに少しずつ訪問頻度が減り、“もう戻れない時間”だと実感した頃、夏がくるたびに思い出すのかもしれません。

「仲良しのいとこ」と寝・食・遊をともにした夏

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「田舎に住むいとこの家に泊まって、近所の河原で花火をしたこと」(51歳・男性/総務・人事・事務)

「いとこの家に行き、バーベキューや花火をやった。田舎だったが、楽しかった!」(41歳・女性/総務・人事・事務)

「いとこと夏休みは必ず、一緒に海やプールにとお泊りで遊びに出かけたことです。私が一人っ子でしたので、3人男兄弟のいとこと遊ぶことがとても楽しみで、しかも年齢が近かったので兄妹のようにはしゃいだ記憶があります」(53歳・女性/主婦)

「田舎に住むいとこの家に泊まって、近所の河原で花火をしたこと」(51歳・男性/総務・人事・事務)

年の近いいとこは、きょうだいとも友達とも違う、独特の距離感がありますよね。気の合ういとこと夏に寝・食・遊を共にして楽しく過ごした思い出を胸にしまっている人も多く見受けられました。

キャンプ、昆虫採集、川遊び…「自然体験」の夏

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「毎日近くの川で泳いだり釣りをしたりしたこと。日が暮れるまで遊んでいた。カブトムシやクワガタを採って育てた」(54歳・男性/ その他)

「ボーイスカウトで蔵王に行ってキャンプをした。外国の方との交流もあり楽しかった」(48歳・男性/公務員)

「県外のいたるとこにキャンプをしにいったこと」(29歳・女性/その他)

昆虫も植物も生命力にあふれる夏。自然に溶け込んで楽しい体験をした人も。

「手持ち花火」「打ち上げ花火観賞」でワイワイした夏

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「おじさんの家の近くである花火大会に毎年いっていた。家から花火が見れて楽しかった」(53歳・男性/その他)

「近所のみんなで花火をしたこと」(45歳・男性/技術職)

「近所の人たちと家の前で竹を割って流しそうめんして花火をしたこと」(35歳・女性/主婦)

「地区の行事で近所の子どもたちとしたお泊まり会が花火などして楽しかったです」(39歳・女性/主婦)

「花火」という回答には必ず“その場を共にした相手”の存在がありました。打ち上げ花火でも手持ち花火でも、一緒に楽しんだ相手とセットで記憶に残るものなんですね。

「旅行」の非日常を満喫した夏

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「ブルートレインで青森まで家族旅行したこと。寝台列車が楽しかった」(44歳・男性/営業・販売)

「祖父母も一緒に必ず夏休みに家族旅行をした。毎年、どこに行くのか楽しみで、着ていく洋服などを買いに行ったり、行くための準備も含めてワクワクした思い出が残っている」(57歳・女性/その他)

「仕事の忙しかった父親だったので、ほとんど旅行には行かなかったが、近くながら泊りがけで温泉に連れて行ってくれたこと」(48歳・男性/その他)

「海外に旅行に行ったこと。毎年ヨーロッパの避暑地に行っていた」(29歳・女性/弁護士)

「伊東の海岸へ家族旅行にでかけ、カニを沢山とってきたこと」(48歳・男性/その他)

長い夏休みだからこそ叶う旅行。近場の温泉、海水浴、外国など、行き先はさまざまでしたが、それぞれの場所で非日常を楽しんだエピソードが寄せられました。

毎日、「友達と小冒険」した夏

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「友達と毎日、海に泳ぎに行って、地元の人しか知らないおばちゃんがやっているかき氷屋に寄って、かき氷を食べてみんなで帰ってくること」(52歳・男性/金融関係)

「夏、友達と川へ遊びに行き、缶に水を入れ、その中にとうもろこしを入れ、火をつけて煮て食べながら1日中泳ぎまくったこと!」(50歳・男性/その他)

「夏休みに、朝から友達と遊んだこと」(58歳・男性/総務・人事・事務)

「毎日のように友達みんなで集まって朝から夜まで外で遊んだ、あの頃はチャリンコで何処までも行ける気がして楽しかった」(30歳・男性/その他)

近所の友達と、毎日遊び三昧。ありあまる時間を有し、「今日は何しようか」「明日もここで集合ね」と、ワクワクを共有できた日々。今回のアンケート対象者は子どもがいる男女でしたが、翻って自分の子育てを見つめると「今の時代では難しい」という実感を抱く人も……。

夏の憩いの場「プール」に通い詰めた夏

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「市民プールで遊んだ後にフランクフルトを食べて、家に帰ってから眠る」(33歳・女性/その他)

「毎日のように市営のプールに泳ぎに行った。暑い中、毎日交代で連れて行ってくれた祖父母に感謝です」(52歳・男性/その他)

「友達とプールに行くこと。みんなで遊びながらのプールが気持ち良く楽しかった」(44歳・女性/主婦)

プールに行けば、必ず知ってる誰かが遊んでいる。暑い夏の“集いの場”であるプールには、幼い頃の思い出が詰まっているようです。

太鼓と囃子の音で血が騒ぐ「祭り」の夏

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「海に行って遊んだこと。盆踊りに参加したこと」(52歳・女性/主婦)

「近所の子供たちと一緒に出掛けたお祭り」(40歳・男性)

「夏休みに盆踊りや出店を回って綿菓子やりんご飴などを買ったりして、楽しい時間を過ごしたことです」(51歳・女性/主婦)

浴衣を着て、遠くから聞こえてくる和太鼓の音に向かって歩いていく高揚感。祭りや屋台は、夏の風物詩ですよね。昨年から引き続き今年も多くの夏祭りが中止になっていることを寂しく感じている方も多いのではないでしょうか。

スポーツや勉強に没頭した夏

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「サッカーの全国大会で優勝したこと」(56歳・男性/営業・販売)

「水泳教室を一緒に通っていた」(49歳・女性/営業・販売)

「うーん。。。毎日勉強してました」(51歳・女性/営業・販売)

「ずっと習っていた習い事の試合で良い結果が出た」(28歳・男性/その他)

勝負の夏。合否を分かつ夏。夏休みにスポーツや勉学に打ち込んで、良い結果を残した人もいました。

 

今回は、夏の楽しかった思い出を振り返ってもらいました。

いつまでも続くような気がした長い長い夏休み。夏が来れば必ず会えた遠方の親戚。毎日当たり前のように会えた友達。同じ景色や志を共有していた仲間。大人になると、もう戻ってこない過去の楽しい思い出から、いくばくかの元気を得ることもあるのではないでしょうか。

今年の夏は昨年から引き続き、100%満喫することは難しそうです。それでも、なんとか楽しいことを探してみませんか? 近い将来、今より年をとった自分に「あの時間、楽しかったな」とほっこりする時間を提供してくれるかもしれません。

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