ご褒美をあげる!
null「ご褒美に、普段買わないガチャガチャを買ってあげる」(33歳/主婦)
「小さい頃は、プリキュアの絵本やご褒美シールです。泣かないときは、帰りにお菓子を買っていました」(46歳/その他)
「終わったらアイス買ってあげるよ~、と言ったら、しぶしぶ我慢していました」(34歳/主婦)
「家と病院の間にミニストップがあるので“注射して泣かなかったら、帰りにミニストップでソフトクリームが食べられる”と言ったら、泣かないで嫌がらずに、注射できるようになった」(55歳/主婦)
「棒のアメを持たせていました。注射が終わってから食べられるので、我慢しながら受けていました」(43歳/主婦)
「“大好物な食事を準備してあげる”と約束すると、素直に注射をする」(67歳/その他)
多かった回答のひとつが、ご褒美。ご褒美があると頑張れるのは、大人も子どもも同じですよね。子どもが好きなお菓子、アイス、好物、シール、ガチャガチャなど。特に普段は貰えないような“ちょっと特別感”のあるものが良いようです。
褒める・やる気にさせる言葉を言う
null「注射の後に“頑張ったね!“かっこいい!”とたくさん褒める」(37歳/主婦)
「泣く前から、“カッコいい~”や”さすが男だね~”と褒め倒しておくと、泣けなくなって、こんなの痛くないよと、頑張っていた」(46歳/主婦)
「男の子が注射で泣いちゃっている、と言って、“私は負けられない”という気にさせる」(56歳/主婦)
褒める、勇気を奮い立たせる言葉を言う、というのも有効。“褒めて伸びるタイプ”という言葉もあるように、子どもは褒められると頑張る子が多いようです。“注射”という、子どもにとっては乗り越えなければいけない壁を乗り越えたら、ぜひたくさん褒めてあげたいところです。
気をそらす!
null「注射をするとは言わず、医者の方を向かせず、ぬいぐるみで気を引かせて、気づかないうちに終わらせました」(44歳/主婦)
「お気に入りのぬいぐるみをこっそり持って行き、病院前でぐずっている時に勝手に入り込んだかのように出して、ぬいぐるみが心配しているように話しかけると、泣き止んでぬいぐるみを抱っこしながら病院に入って行った」(38歳/営業・販売)
「犬のユーチューブを見せる」(42歳/コンサルタント)
「大好きな戦隊ヒーローの新しい人形を買っておき、それを当日に持っていって、気をそらせた」(51歳/主婦)
子どもの好きなアニメ・ぬいぐるみ・動画などで他に注意を向けさせるという声も。一瞬で終わる接種はもちろん、病院の待ち時間を含めても長時間ではありません。その間だけなら、好きなもので十分気をそらすことができそうです。
きちんと説明する・説得する
null「先にきちんと伝えておく。注射は痛いけど、すごく大事で必要なこと」(37歳/主婦)
「チックンしたら、バイキンやっつけられるよ!と言う」(51歳/主婦)
「病気になる方が怖いからと説明」(43歳/総務・人事・事務)
「これで怖い病気にかからないね、と声掛けをする」(54歳/主婦)
「幼稚園に通うになった時に、この注射をしなかったら重い病気になりお友達とも遊べなくなるのよ、そうなっても良いのね、と言うと子どももお友達と遊びたい気持ちの方が大きかった事もあり、素直に受け入れていました」(70歳/その他)
ある程度成長したら、注射の意図を説明するという手もあります。“バイ菌をやっつける”“病気にならないようにする”など子どもにわかりやすいように説明してあげるという声が寄せられました。
安心させる
null「手を繋いで安心させる」(39歳/その他)
「ひたすら抱っこで甘えさせる」(32歳/総務・人事・事務)
「子どもの手を握り励ます」(40歳/主婦)
「必ずついていって手を握る」(43歳/主婦)
子どもにとって、注射は恐怖心や不安感を抱くもののひとつ。だとすれば、安心させるというのも有効な手段のハズです。“抱っこする”“手を握る”“背中を優しくトントンする”など、あやす基本動作をしてみても良いのかもしれませんね。
さすが専門家!病院の対応におまかせ
nullママたちがしたこと以外にお医者さんがしてくれたことにも、注射を嫌がる子への対処法のヒントがふんだんにありました。
「看護士さんが、“今日はこの後どこいくの?”など質問しながら打ってくれ、考えている間に終わった」(38歳/主婦)
「かかりつけの病院がシールを準備してくれていたので、注射待ちの間に、今日はどんなシールがあるかな~??などと話して、楽しみにさせていた」(50歳/総務・人事・事務)
「最初に何種類かの絆創膏から、好きなものを選ばせてくださいます。注射が終わったら、それを貼ってもらいます」(44歳/その他)
「その病院にはテレビがあり、子ども向けの番組が流れていたので、テレビに夢中になっている時に注射をしてもらいました」(39歳/その他)
「注射器自体を見せず、後ろから注射をさしてもらう」(63歳/主婦)
打つ瞬間の工夫はもちろんですが、接種前後のケアは多岐にわたっており、ママたちがマネできそうなものも。また、先生や看護師さんの対応が良いと、それだけで子どもは安心できるのかも知れませんね。
その他、こんな工夫も!
null「一緒に痛い痛いと、泣いたふりをしました」(50歳/総務・人事・事務)
「仲のいいお友達と一緒に行くと、その子の前で泣くと格好悪いから、泣くのを我慢してくれる」(60歳/主婦)
一緒に泣いたフリ、格好つけたい心理を活かすなど、ママたちは子どもの注射のためにいろいろな工夫をしているようです。
いかがでしたか? 筆者の子どもは3歳ぐらいまでは注射をまったく嫌がらなかったのですが、ある日突然イヤイヤするようになりました……。
今回のアンケート調査でも“うちの子どもは嫌がらない”という回答が意外と多くありましたが、もしある時、急にお子さんが注射を嫌がりはじめたら、ぜひ今回のみなさんの意見を参考にしてみてくださいね。