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うちの子って、忘れもの多くない…?子どもの忘れものへの対策法をママたちに聞きました

給食袋、お便り、教科書に連絡帳。子どもにも日々たくさんの持ち物があるため、登校後に「あ、あの子コレ忘れていった……」ということだって、起こりますよね。あまりに頻度が多いと「こんなに忘れ物するのってうちの子だけ?」と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は小学生以上の子をもつママ184 人に、「子どもの忘れ物に悩んだ経験と忘れ物をしないための対処法」について伺いました。早速、みなさんの回答をみていきましょう。

子どもの忘れ物に悩んだことがある人は…全体の何割?

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小学生以上の子をもつママ184 人に「子どもの忘れ物に悩んだことはありますか?」と質問したところ、結果は以下の通りになりました。

子どもの忘れ物に悩んだことがある・・・56人(30.4%)

子どもの忘れ物に悩んだことが時々ある/あった・・・55人(29.9%)

子どもの忘れ物に悩んだことがない・・・73人(39.7%)

子どもの忘れ物に悩んだ経験がある人は全体の約6割でした。それでは、悩んだ経験があるママたちは実際どんな対策をしているのでしょうか。

子どもが忘れ物をしないためにママたちがしていることとは?

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「子どもが忘れ物をしないために少しでも工夫したこと」として、多く寄せられた意見をまとめてみました。

前日までに準備する

「前の日に、準備しておくものよ、と声掛けをする。制服などは当日朝慌てないように、早目に洗っておく」(52歳/主婦)

「前の日に、一つ一つ持っていくものを確認しながら鞄に入れる」(38歳/主婦)

「前の日にもっていくものを机の上に置いて、準備をしておく癖をつけた」(67歳/主婦)

前日までに準備させる、という声が多く集められました。たしかに出かける直前に用意するとバタバタと慌ただしくなり、忘れ物をしやすくなってしまいますよね。早めに用意しておくに越したことはありません。

玄関に工夫する

「持って行くものを確認して、玄関にまとめておいておく」(47歳/主婦)

「出かける時に気がつくように、玄関に置いておくようにした」(49歳/主婦)

「玄関のドアに張り紙をする」(34歳/その他)

「荷物を準備してまとめておいたのに子どもが出かけた後、何故か上履き袋だけ部屋に落ちていた……」というような事態を防止するために、玄関に荷物をまとめておくという声もありました。玄関に貼り紙をするのも、気づきを与えるのに役立ちそうです。

書く!

「手のひらに書く。紙に書いてかばんの中、リビングのドア、玄関のドアに貼り付ける。私(母)が忘れやすいタイプ。手に書くのが一番です」(49歳/主婦)

「カレンダーに記載して、家族で確認している」(39歳/その他)

「ランドセルに自分で書いたメモを貼らせる」(47歳/主婦)

「時間割の教科の下に、持ち物を書いたものを大きく作ってリビングに貼った」(46歳/その他)

手に、メモに、カレンダーに“書く”という意見もありました。“書いて”“見る”ことで覚えやすくなったり、確認しやすくなったりします。筆者も旅行の前などには持ち物チェックリストを作り、忘れ物をしないようにしています。

念入りにチェック!

「連絡ノートと時間割と持ち物を、前日の夜と当日の朝の二回確認する」(36歳/その他)

「帰ってきてから、連絡帳を一緒に見て確認しています」(34歳/主婦)

「夜寝る前に入れられる物は入れて、ランドセルを閉めずにおいておき、朝チェックするようにしたら忘れ物が減った」(49歳/主婦)

「三度確認」(47歳/主婦)

確認を厳重にするという、“念には念を”派の声も。前日と当日で2回確認、親と一緒に、など、方法はさまざまですが、しっかり確認すれば忘れ物は確実に減らせそうです。

敢えて何もしない

「最初はきちんと一緒に確認していたが、任せることにしてみたところ忘れ物があったのだが、絶対に届けることはしなかった。自分の責任であることを感じてもらった」(51歳/その他)

「忘れて先生から注意されることで、忘れものをなくすことが出来るようになると考えていました。行く前に忘れ物がないか聞くのみです」(52歳/主婦)

「低学年の頃は、一緒に持ち物チェックをした。中学年からは、寝るまでに複数回声かけをする程度。もし忘れ物をしても、届けに行くことはせず、あえて恥をかかせたりした」(47歳/その他)

困ったり恥をかくことで、自分の意志で忘れ物を防ぐようになって欲しい、という思いから敢えて何もしないママたちもいらっしゃいました。失敗は成功のもとと言いますし、子どもの自立を促すためにもよいアイディアかもしれませんね。

その他、こんな意見もありました!

「連絡帳の内容を前日に娘に読ませて、ボイスレコーダに録音して、次の日に娘と聞いて確認する。面白いし、娘が読みやすい字を書くようになった」(37歳/デザイン関係)

「朝用意するものをマグネットに書き出し、用意したら右から左に移す事をしている」(40歳/主婦)

ボイスレコーダーやマグネットなど、工夫を凝らしたアイディアもありました。これなら楽しくて積極的に準備したくなるので、忘れ物が減りそうですね。

 

子どもの忘れ物に悩んだ経験があるママは全体の約6割となった、今回のアンケート調査。筆者自身や筆者の息子が忘れ物の多い子どもだったので、意外と悩んでいる人は少ないなという印象を受けましたが、みなさんはいかがだったでしょうか?

「うちの子、忘れ物が多くて困っている……」という方は、ぜひみなさんのアイディアを参考にしてみてくださいね。

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