定番になりつつある「ハーフバースデー」も…やっぱり節目は大事!?
編集K:犬山さんのお子さんは、まもなく1歳のお誕生日ですよね。(編集部注:取材後に1歳のお誕生日を迎え、お祝いされたそうです!)
犬山紙子(以下、犬山):そうなんですよ! バースデープラン考えなくちゃ。
編集S:今から楽しみですね。最近、生後6カ月になったことを祝う“ハーフバースデー”もよく聞くようになりましたが、犬山さんはハーフバースデーのお祝いをされましたか?
犬山:特別に祝っていないんですけど、毎月、“月誕生日”に同じテディベアと写真を撮ったりしています。インスタグラムでは、ハーフバースデーのかわいい写真をよく見かけるようになりましたよね。
北川和子(以下、北川):生後1カ月経ってからのお宮参り、100日目のお食い初めが終わると、1歳の誕生日までなかなか大きな行事がないですから、ハーフバースデーはその空白にスポっとはまったのかも。
犬山:1歳までって子どもの成長が著しいから、何かしら “節目”が欲しいという気持ちはメッチャわかります。
北川:つい数カ月前の写真なのに、ものすごく懐かしくなったりしますよね。節目、節目で記録しておくと、いいものだなぁと思います。
オプションにつられ…!フォトスタジオの写真で盛り上がる
編集K:犬山さんは、フォトスタジオには行きましたか?
犬山:一度、お食い初めのときに行きました。金太郎の服を着せて撮ってもらったんですけど、プロの写真ってやっぱりすごいんですよ!
北川:そして、写真スタジオの“あるある”なんですけど、オプションを追加すると、どんどん高くなるんだけど、買っちゃうという(笑)。
犬山:そうそう、あのときって金銭感覚がマヒするんですよね。
編集K:おじいちゃん、おばあちゃんにもあげなくちゃとか、ついつい「あれも、これも」となったり。
犬山:そのときの写真、見ます?
(一同、お食い初めの写真を見る)
編集K&北川:いやーん、かわいいーーー!
しばらく写真を見てワイワイした後……
編集S:「家族写真」も移り変わっていくんですね。写真館で家族写真を撮るのがステイタスの時代から、ホームカメラ普及の時代を経て、今はよりフォトジェニックな写真が求められているのかな、と。
編集K:そうそう。クラシカルな写真館から、ナチュラルだったりポップな雰囲気だったり、選べる分、悩ましくもあるよね。
犬山:しかしほんとよくできた仕組みですよ。
成長を喜びながらも、赤ちゃん期が終わるのが少しだけ切ない…
犬山:少し前に、子どもを寝かせて写真を撮ると、どれだけ大きくなったかわかるというブランケットを買ったんですよ。もっと早く買っておけばよかったと思ったくらい。子どもの成長はすっごく嬉しいし、誕生日も楽しみなんだけど、赤ちゃん期が終わりつつあるのが、少しだけ寂しいような。
編集K:出産してお腹の中に赤ちゃんがいなくなったとき、卒乳したとき、歩き始めたとき、おむつがはずれたとき、その時々で嬉しいんだけど、切なさもあるんですよね。子どもの変化が速くてちょっとセンチメンタルになったり。大人の気持ちがついていかない。
北川:1歳までの育児ってあっという間なんだけど、そのときは大変で長くて、それでも“節目”で振り返ってみれば、もう「かわいい!」しかないんですよね。
犬山:そう考えると、1歳のお誕生日って、「おめでとう!」っていう気持ちと、赤ちゃん期が終わるという切なさが入り混じった節目のひとつなんだろうなぁ。ママの体も、卒乳しておっぱいが出なくなったり、生理が普通に来るようになったり、いろんな変化があるだろうし。そんな時に、友達の赤ちゃん見ると、「かわいい! もう1人欲しいなぁ」とか思ったりするのかもしれませんね。
構成/北川和子