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「子どもの習いごと」コロナの影響でどう変わった?オンライン化を経験した割合は…

子どもの教育現場に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。学校の休校にあわせて習いごとが休みになったり、オンライン化に切り替わるなど、習いごとの変化を経験された家庭も多いのではないでしょうか。

今回は、子どもに習いごとをさせている20~40代の女性74人にアンケートをとり、新型コロナウイルスによって、習いごとの現場にどのような変化があったのか聞いてみました。

「通常通りに再開したレッスンに参加中」は少数派

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今回のアンケートでは、休校を経て通常通りの習いごとのレッスンが再開している例は74人中15人、割合にして20%と少数派でした。

「ピアノ教室が4~6月は休みになった。7月から開始しているが換気もされ個別指導なので不安は特にない」(27歳・その他)

「休み期間はおわり、今再開され子どもは楽しそうです」(40歳・その他)

「水泳教室が一旦休みになりましたが、自粛が明けてから通常通り通っています」(43歳・主婦)

「書道教室は少ない人数でやっているし、毎週行くわけではないので以前と変わらないペースでやっているが休みなどとらないで大丈夫か少し不安はあります」(38歳・主婦)

感染予防にを配慮しながら再開したレッスン。不安な気持ちを抱えながらも、子どもの喜ぶ顔を見て、うれしくなったとの声もありました。それでも、これからの状況次第でまた休止となってしまうかもしれない、という不安は絶えないようです。

マスク義務化、検温、時間短縮…「条件つきで再開中」

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感染症対策のためにマスク着用を義務づけたり、頻度を減らすなどして、再開している例も。

「新体操教室は3カ月お休みになった。そろばん教室が週3回行き放題だったのが、週1で時間も半分になった」(39歳・主婦)

「バレエのレッスンがお休みになり、再開後も規模が縮小されている」(28歳・弁護士)

「ピアノの先生も悩んでいて、一時期お休みになったが、マスク着用で開始になった」(34歳・主婦)

「剣道が再開したものの、マスク、フェイスシールド着用が義務付けられた」(37歳・総務・人事・事務)

「マスクをしたまま来るようにと指示があった」(45歳・主婦)

出入り口での検温と手指の殺菌、マスク着用の義務化、健康観察カードの提出、冷房中でも窓を開けて換気など、様々な工夫をこらしながら授業を続けているケースもありました。

4人に1人が「レッスンのオンライン化」も体験済!

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今回のアンケートでは、74人中20人が「習いごとがオンラインに切り替わった」と回答していました。

「バレエのオンラインレッスン。続けられて良かった」(37歳・その他)

「ピアノがオンライン対応になった。完全に中止になるよりは良い」(30歳・総務・人事・事務)

「英語教室がオンラインレッスンになったが、娘はオンラインレッスンでは集中しない」(37歳・その他)

他にもサッカーや野球といったスポーツ系の習いごとでもオンライン授業が行われていたという声もありました。その感想は概ね好意的で、「続けられてよかった」「完全に中止になるよりよかった」というものが多く見られます。

まだ再開の目途がたちません…

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74人中5人と少数ですが、いったん休みになったまま再開の目途がたっていないところもありました。

「ヨガレッスンが休みのままです。見通しが立っていないので不安です」(43歳・その他)

「上の子はスポーツ関係の習い事ごとは再開。下の子は室内の習いごと。再会の準備をしていた矢先、東京での感染が増え始めて休止が継続。残念ではあるが、命には変えられないので、受け入れている」(40歳・主婦)

感染者が増加している、習いごとの空間が閉鎖的、プレイヤー同士の身体的接触を避けるなどの理由でまだ再開の目途がたっていない習い事もあるようです。

コロナがきっかけで「やめてしまった」例も

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休校期間が延びていくうちに、子どものやる気が冷えきってしまった例もありました。

「体操教室がコロナで休みが多かったため、再開したときに行きたがらなくなったのでいったんやめた」(37歳・その他)

「空手教室が密になるのでやめてしまった」
(43歳・その他)

「元々あまり行きたくないようだったし、やめるいい機会だった」
(46歳・その他)

 

今回は、コロナウイルスで習いごと現場に生じた変化についてお届けしました。

コロナウイルスは学びやスポーツの形を大きく変えています。これまでとは違ったやり方で、子どものモチベーションを維持して、スキルや学力を磨いていくにはどうしたらいいか。これは、長期戦となるであろう“withコロナ時代の子育て”の大きな課題となりそうですね。

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