今回は、子育て中の女性172人に「クリスマスプレゼントにリクエストされて困ったもの」について聞いてみました。
「サンタさんを魔法使いだと思ってる?」…キュートなお願い
null現実とファンタジーが混ざり合った子どもの頭の中。サンタさんの神秘的な力を信じてお願いをしている子どもの声が多く集まりました。
「ぬいぐるみとかではなく、本物のピカチュウとか、本物のハム太郎だとか、あと、犬や猫など、生き物をリクエストされると困りました(今は猫を飼ってはいますが)」(49歳・営業・販売)
「プリキュアになりたい。なれないよね」(37歳・主婦)
「魔法の杖。ないじゃん!」(33歳・その他)
「魔女の宅急便のキキのようにほうきで飛びたい。と言われた」(56歳・その他)
「死んだじいちゃんに会いたい」(46歳・主婦)
皆さん、「叶うといいね。でも、サンタさん忙しいし、魔法使いじゃないから大変かもしれないね」なんて言いながらクリスマスを迎えたのかもしれませんね。
「ゲーム機」とリクエストされてママたちが悩んだ理由
nullクリスマスをゲーム機ゲットの好機ととらえる子どもと、その後の生活を憂う親とのせめぎあいも見受けられます。
「ゲーム機。依存が気がかりです」(32歳・主婦)
「ゲーム類。あげたら勉強しなくなるかなと不安にはなるが時間を決めることで解決」(37歳・主婦)
「ゲーム機。当時は4万くらいしたので高すぎた」(42歳・その他)
「ゲームアプリの課金。ゲームばかりして困るから」(41歳・主婦)
ゲームをねだるときに子どもがよく使うロジックは「みんなが持ってるから」というもの。一方で、依存症などを心配して「喜ばせたいけど、あげても大丈夫かな」という子育て中の女性の葛藤も感じられました。
予算を大幅にオーバーしたリクエスト
null子ども向けのプレゼントにしては、高価すぎる物をリクエストされる例もありました。
「高額なパソコン。10万円以上するものだったので」(44歳・主婦)
「グランドピアノ。場所も金額的にも無理だった」(28歳・営業・販売)
「高額な商品。サンタさんにも限度がある」(39歳・その他)
何かとお金がかかる年末年始、プレゼントの予算は決まっていることを、子どももいずれわかってくれるはず。
人気すぎて入手が困難なもの
null人気が殺到していたり、数量限定で手に入りにくいものをリクエストされると、入手するのが大変との声も。
「ラグビーワールドカップのラグビーボール。値段が高いし、しかも品薄で探すのが大変」(39歳・主婦)
「数量限定のゲーム機で店のオープンのだいぶ前から列に並んで購入した」(52歳・主婦)
子どものためになんとか入手した人、あきらめた人、様々でした。
年齢的にまだ早いかも…なリクエスト
null身近なきょうだいやいとこが持っている物をうらやましく思っている子どもからリクエストされたものの、年齢的な兼ね合いで親が戸惑うケースが見受けられました。
「お化粧セット。まだ年齢が早いから」(30歳・主婦)
「アパレルブランドの服、値段が高いので」(35歳・その他)
「スマホ。まだ持たせるのは早いから」(42歳・主婦)
クリスマスは親から「ダメ」と言われそうなことが許されてしまう“とっておきのチャンス”だと思っている子どもは多いのかもしれませんね。
そうきたか…!想像の斜め上ゆくリクエスト
null親が予想していなかったようなリクエストが飛んできたケースもありました。
「弟か妹。高齢出産だから、困った」(41歳・その他)
「雑誌の年間購読」(52歳・主婦)
「子ども部屋。当時は2DKのボロアパートで頭金を貯めている頃だったので、無理でしたが、3年後に実現できました」(59歳・主婦)
「サンタのサイン」(58歳・主婦)
「ゲームセンターのUFOキャッチャーの台。さすがに狭い家にUFOキャッチャーの機械は入らない」(49歳・主婦)
きっとUFOキャッチャーの台を独り占めして、心ゆくまでプレーしたかったのでしょうね……。
今回は、親が子どもにリクエストされて困ってしまったものにまつわるアンケート結果をご紹介しました。
子どもが「どこまでなら願いを叶えてもらえるか」ということがわかってくるころには、サンタさんの正体や家計の状況が把握できているかもしれませんね。そして、いつか「あんなリクエストしていたよね」と親子で笑える日がくるのではないでしょうか。