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若いころとは変わってきた!40代50代になってからの「歯に関する悩み」を男女319人に調査

若いころに比べて歯が黄ばんだり、歯茎が下がる、歯が欠けるなど、40〜50代になると歯に関する悩み・トラブルもいろいろと増えてきます。そこで『kufura』では、40〜50代の男女319人にアンケートを行い、「40代50代になってからの歯に関する悩み」を聞いてみました。40代、50代の皆さんの、若いころとは違う今現在の歯の悩みを見ていくことにしましょう。

歯の黄ばみや色素沈着などが気になる

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「若いころに比べて、歯が黄ばんできた気がします」(44歳・男性/自営業)

「毎日歯を磨いているのに、黄ばみが目立つようになってきました」(51歳・男性/無職)

「歯の黄ばみがなかなか取れずに悩んでいます。高い歯磨き粉を使っても改善されません」(58歳・男性/営業・販売)

「コーヒーや紅茶、ワインなどを飲むと、歯に色がついてしまって困ります」(53歳・女性/その他)

「以前よりも、歯の色素沈着が気になるようになりました」(52歳・女性/その他)

若いころに比べて、歯が黄ばんだ気がするというお悩みがたくさんありました。歯磨きを頑張ってもなかなか改善されにくく悩んでいる人も目立ちました。

歯が割れる、欠ける、抜けるなどする

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「以前治療した詰め物をしている歯が割れることが多くなった」(46歳・男性/研究・開発・技術者)

「それほど硬いものを食べたわけではないのに、突然歯が割れて歯医者さんへ。ショックでした」(48歳・女性/主婦)

「50歳を過ぎてから、何度か歯がポロっと欠けたことがあってビックリ。虫歯がまったくないので、歯については完全に油断していました」(54歳・女性/主婦)

「歯がもろくなり、ちょっとしたことで欠けるように。あずきバーを食べて犬歯が折れたときは驚きました」(57歳・男性/パート・アルバイト)

「歯が抜けて、どんどん入れ歯の箇所が増えているのが悩みです」(59歳・男性/その他)

普通に食事をしていただけで歯が割れたり、欠けてしまったりすることも。また、歯がグラグラしたり、自然と抜けてしまい、「自分の歯がこのままどんどんなくなってしまうのでは?」と不安に思っている人も少なくないようです。

歯茎の腫れや痛み、歯周病が気になる

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「歯茎が腫れたり、出血したりすることが多くなってきました」(52歳・男性/その他)

「歯茎が腫れることが多くなったし、前と違って一度腫れると治るのに数日かかるようになりました」(42歳・男性/その他)

「若いころは虫歯による歯の痛みで歯医者に通っていましたが、最近は歯茎の痛みで通うようになりました」(51歳・女性/主婦)

「歯周病が気になり始めてきました」(55歳・男性/研究・開発・技術者)

「歯周病で歯がグラグラしてきたのが悩みです」(53歳・男性/その他)

40〜50代になると、気づかない間に歯周病になっていたり、歯茎に関するトラブルが増えてきています。歯周病は、放っておくと歯が抜けてしまったりするので、日頃から予防のためのケアをしたり、早めに歯医者さんで診てもらうようにしたりするのが得策です。

歯茎が下がってきた、歯と歯の間にすき間ができた

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「歯茎が下がってきて、歯の見た目が老けてきたような感じがします」(42歳・女性/その他)

「歯茎が下がってきたために、差し歯の付け根が露出し、黒ずんでいるように見えるのが悩みです」(47歳・女性/自営業)

「歯にすき間ができてきて、歯と歯の間に食べもののカスがよく挟まるようになりました」(53歳・男性/その他)

「歯と歯のすき間が広がって、食事などをしたあとに、食べものが詰まるのが気持ちが悪いです」(59歳・男性/広報・広告・デザイン)

年齢とともに歯茎が下がったり、歯と歯の間にすき間ができたりしたことで、悩みを抱えている人も多いようです。また、歯にすき間ができたことで、食べもののカスが挟まりやすくなって困るという人もかなり目立ちました。

知覚過敏により冷たいものなどで歯がしみる

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「冷たいものを食べたりすると、歯がズキっと痛くなって困ります」(41歳・女性/主婦)

「知覚過敏で最近は冷たいものが歯にしみるので、好きだった氷系のアイスが食べられなくなりました」(53歳・女性/主婦)

「知覚過敏に悩まされるようになりました。歯磨きするときも水だとしみて痛いので、ぬるま湯を使うようにしています」(54歳・女性/主婦)

40代、50代になって、冷たいものなどを食べたり飲んだりしたときに歯がしみる“知覚過敏”に悩まされるようになったという人もいました。食べものに気をつけたり、専用の歯磨き粉を使うなどして、日頃から気をつけてケアしている人も多いようです。

40代50代の歯に関する悩みはほかにもいろいろ!

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「以前に治療した歯のクラウンなどが取れてしまうことが増え、最近はちょくちょく歯医者のお世話になっています」(59歳・女性/主婦)

「長年の歯ぎしりで歯がすり減ってしまい、歯の表面が平らになってきてしまいました」(40歳・女性/主婦)

「最近は歯も歯茎も弱ってきているようで、硬い食べものが噛みづらくなりました」(55歳・女性/主婦)

40代、50代の歯に関する悩みは、ほかにもいろいろ。歯ぎしりや食いしばりなどの長年のクセで歯がすり減ってしまった人もいるようです。また、硬いものが噛みづらくなったという人も。

なお、歯ではないものの、「唾液が減って口の中がパサパサに乾燥し、口臭が気になるようになりました」(52歳・女性/主婦)というように、口内環境が変わって口臭に悩んでいるという人も目立ちました。

いかがでしたか? やはり、40代、50代になると、若いころとはまた違った歯に関する悩みがいろいろと出てくる様子。自分の歯でしっかりと食べものを咀嚼し、いつまでも健康でいられるようにするためにも、歯に関する悩みは放置することなく、早め早めにきちんとケアしていきたいものですね。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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