「みんながやっている花粉症対策」テッパンの1位は…
nullまずアンケートで「あなたは花粉症ですか?」と質問したところ、173人(34.6%)が「はい」と回答。およそ3人に1人が花粉症の自覚症状があることが分かりました。
続いて「はい」と回答した173人に対して、「実践している花粉症対策」を選んでもらいました(複数回答可)。その結果、トップ10は以下のように!
第10位:帽子をかぶり首に巻き物(マフラーなど)をする・・・18票(10.4%)
同率8位:メガネをかける・・・19票(11.0%)
同率8位:布団を外に干さない・・・19票(11.0%)
第7位:病院で処方された薬を服用する・・・20票(11.6%)
第6位:毎日入浴する・・・21票(12.1%)
同率4位:市販の薬を服用する・・・22票(12.7%)
同率4位:外から室内に入ったら手洗い・うがいを欠かさない・・・22票(12.7%)
第3位:睡眠を十分にとる・・・23票(13.3%)
第2位:目薬をさす・・・35票(20.2%)
第1位:マスクをつける・・・100票(57.8%)
過半数を占めてダントツだったのは、やはり「マスクをつける」。かつてはマスクをつけていると「風邪?」などと心配されたものですが、今では花粉症対策の基本中の基本として定着しているようです。
そして、マスク以外にも、「手洗い・うがいを欠かさない」「毎日入浴する」「布団を外に干さない」「メガネをかける」「帽子や巻き物をつける」など、花粉に触れない、花粉を体内に入れないようにする工夫が並びます。
さらに、免疫力を低下させないためにも「睡眠を十分とる」ことも欠かせませんよね。
ただ、これらの対策をしっかり心がけても、花粉症を防ぎきるのは難しいものかもしれません。
実際に症状が出たときの対策として、「目薬をさす」「市販の薬を服用する」「病院の処方薬を服用する」も上位にランクインしました。
実は多くの人が誤解!? 「マスクのまちがった使い方」3つ
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「みんながやっている花粉症対策」の第1位に選ばれたマスク。誰でも手軽にできる対策ではありますが、正しい使い方をしなければ、予防効果が減ってしまうことをご存じでしょうか?
宮前平トレイン耳鼻咽喉科の院長・伊東祐永先生から、じつは“まちがっている人が多いマスクの使い方”を3つ教えていただきました。
(1)ワイヤーを鼻に合わせていない
マスク上部のワイヤーを真っ直ぐにしたまま、あるいは、きちんと鼻の形に合わせていない状態でつけているために、マスクの効果が十分に得られていない人はかなり多いとのこと。
「ワイヤーを鼻に合わせて曲げていないと、マスクと顔の間に隙間ができてしまいます。
花粉は比較的重みがあり、下から舞い上がるよりも上から落ちてくることのほうが多いので、マスク上部に隙間を作らないようにワイヤーを鼻にしっかりフィットさせてマスクをつけるようにしましょう」(伊東先生/以下「」内同)
(2)マスクの上下や裏表をまちがえる
「マスクの上下や裏表をまちがえると、顔にきちんとフィットさせることができません。
上下はワイヤーの有無で判断できます。裏表は、マスクを上下に引っ張ってみて、へこんだほうが内側、とがったほうが外側になるようにつければよいでしょう」
(3)鼻を出した状態にする
「とくに小さいお子さんの場合、お母さんが正しくマスクをつけてあげても、そのうち鼻を出してしまうケースが少なくないようです。当然のことながら、これでは花粉の予防効果はほとんど得られません。
マスクは何のために使うものなのか、お子さんにしっかり教えましょう」
「花粉症のマスク対策」アドバイス
null最後に、伊東先生からマスクについてのワンポイントアドバイスです。
「花粉は粒子が比較的大きいので、安価のマスクでも正しくつければ高い効果が得られます。マスクは使い捨てのものなので、あまり高いもので1回の使用で捨てるのを躊躇するくらいなら、安いもののほうがいいでしょう。
また、メーカーごとに大きさやつけ心地などが異なりますので、自分にはどれが一番合うのか、いろいろお試しになるといいと思います」
花粉が猛威をふるう季節がしばらく続きますが、マスクを正しく使って乗り切りましょう!
【取材協力】
伊東祐永(いとうすけなが)・・・宮前平トレイン耳鼻科咽喉科院長。金沢大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院などの勤務を経て、2014年に川崎市宮前区に宮前平トレイン耳鼻咽喉科(東急田園都市線 宮前平駅前)を開院。アレルギー性鼻炎、花粉症に対して舌下免疫療法やレーザー治療も行っている。他に風邪、中耳炎、補聴器、睡眠時無呼吸・いびき、小児耳鼻咽喉科などが得意。日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医。