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頭がかゆいと白髪が生える?頭皮環境を悪くするNG習慣【医師が教える女の白髪メモ#4】

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髪の毛は年齢が表れやすいパーツ。加齢とともに、白髪や薄毛といった悩みを抱える女性が増えていきます。健康的な髪の毛をキープするためには、やはり頭皮環境を整えておくことが大切です。

今回は、ウォブクリニック中目黒の総院長で美容医療を専門とされている皮膚科医の高瀬聡子先生に頭皮環境を悪化させる外的要因について解説して頂きました。

なんだか頭がかゆい…頭皮環境が悪くなると白髪が生えやすくなる?

頭皮環境は、皮脂や菌のバランス、血行の状態によって左右されます。

これらのバランスがくずれたときに頭皮の炎症が起こり、かゆみが起こりやすくなります。

高瀬先生によれば、かゆみと白髪の直接の関係はないそうですが、長く続くかゆみに関しては注意が必要とのこと。

「基本的には、かゆみと白髪の直接の関係はないと言えるでしょう。しかし、“頭がかゆい”という状態は、頭皮が炎症を起こしている可能性があるということ。炎症を起こしていると、頭皮の栄養状態が正常時よりも悪くなります。炎症状態が長引けば、白髪に限らず、髪の毛の発育に与える影響はゼロではありません。

乾燥や頭皮脂、真菌など、様々な原因で炎症は引き起こされます。皮膚科で早めに受診をしましょう」(以下「」内、高瀬先生)

かゆみが続く場合、その状態を放置してしまうことで、髪の毛の生育に影響をきたす可能性があります。早めの治療を心がけましょう。

こんなシャンプー習慣はNG!頭皮環境を悪くする洗い方

高瀬先生によれば、近年、頭皮が乾燥している女性が増加しているといいます。

多くの扇動的な広告によって「髪にとってスカルプの皮脂は絶対悪」と感じている女性は少なくないかもしれません。しかし、30代を超えた女性は、同年代の男性と比較して頭皮の皮脂分泌がさほど盛んではないため、皮脂の取りすぎにも注意が必要だそう。

頭皮を清潔に保つことは大切ですが、以下のようなシャンプー習慣によって、頭皮が乾燥しやすくなります。

・洗浄料が強いシャンプーを使う

・頭皮をゴシゴシと強く洗う

・朝も夜もシャンプーを使う

じつは、日本人が毎日髪を洗うようになったのは、近年になってから。一時期はシャンプーをする“朝シャン”がブームとなり、一昔前よりもシャンプーの頻度が上がっていると言われています。

頭皮が乾燥することによって、頭皮のバリア機能が損なわれて炎症が引き起こされるリスクが上がるので、注意が必要です。

シャンプーは、洗浄力の合ったものを選び、よく泡立てて頭皮をやさしく洗います。

「寝ている間に昼間に受けた毛根や毛髪のダメージが修復されるため、洗髪はできれば朝より夜に行い、ダメージ修復の妨げとなり得る整髪料などを落としてから就寝しましょう」

頭皮脂の分泌が少ない方や、整髪料を用いない場合は、必ずしも毎日のシャンプーにこだわらなくても良いとのことでした。

紫外線によって頭皮環境が悪化する理由とは

また、紫外線も頭皮環境を悪化させる原因の1つ。

「紫外線が白髪発生の直接の原因となるとは考えにくいのですが、紫外線を浴びることで頭皮のエイジングが早まったり、炎症が引き起こされることがあります」(高瀬先生)

頭皮環境が悪化することで、髪の毛を生み出す毛母細胞に栄養が行きわたりにくくなる可能性があります。

子育て世代の方は、子どもと屋外で過ごす時間が長くなると思います。帽子や日傘、UVスプレーなどで、頭皮を守る習慣を身に着けましょう。

今回は、頭皮環境を悪くする外的要因についてお届けしました。

意外とおろそかになりがちな頭皮ケア。30代を超えた女性は、乾燥や炎症対策を念頭に毎日のヘアケアを行いたいものです。

次回は、白髪を予防するための生活習慣についてお届けします。

【取材協力・監修】

髙瀬 聡子

ウォブクリニック中目黒 総院長/美容皮膚科医・皮膚科医/日本美容皮膚科学会・日本皮膚科学会正会員

東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学付属病院で皮膚科勤務を経て、美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック中目黒」を開院。シミ・肝斑治療をはじめ、育毛治療、ヒアルロン酸、ボトックス注射・メソセラピー・レーザー治療・ケミカルピーリングなど、メスを使わずに女性の美しさを引き出す、安全かつ効果的なアンチエイジング治療を提供。その丁寧で的確なカウンセリングには定評があり、美容のプロやモデル、女優の顧客も多い。近著に『ゆる美容事典 「ほどほど」「ズボラ」で美肌を手に入れる』(講談社)。

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