ファンデを塗れば肌はキレイに見える、が、そのあと必ず乾くというジレンマ
nullファンデを塗って色むらやシミを補正すれば、肌色は整い、キレイに見えます。でも時間が経つと肌が乾いてきて、ヨレたりシワっぽくなり、質感としてはすっぴんより老けて見える場合も。
この両立しない感じ、どうにかならないのかとずーっと思っていました。パウダリーよりはリキッドファンデのほうがまだ乾かないけれど、それでも時間が経てば乾いて徐々に肌から浮いてきます。
メイクしたてのあのツヤ。あれをキープする方法は何なのか、と長いこと考えていました。その解決方法が、ある日SNSに流れてきました。
twitterの広告で見かけた「ジェルおしろい」というパワーワード
twitterのタイムラインって、勝手にプロモーション広告が出てきますよね。それで出てきたのが、「ジェルおしろい」という言葉でした。おしろい=白粉? ということは、パウダー(粉)なはずなのにジェル? 気になる……! と思い、広告と知りながら、珍しくリンク先に飛びました。
するとメイクの仕上げに、肌の上に水分を載せることでツヤ肌をキープすることができるアイテムであるとのこと。そんなメイクアイテム、今まで聞いたことがない! まったくもって新分野。
水分を載せるという言葉に惹かれたのと、試せますとあったので、早速広告元のカバーマークの店舗を検索してみました。一番行きやすく、新しいからまだ常連さんもいないかな?と思い、渋谷スクランブル店を選択。
実は最初は、サンプルをもらうだけかなと思って行ったのですが、これはタッチアップしてみないとわからないので体験していただきたいんです、と言われ、数年ぶりに化粧品カウンターに座る。
ブースターでも美容液でもなく、ルーセントパウダーでもない。今までにないジャンルのアイテムなので、どうなるのか予想がつかない……。
まずは自分メイクを落として、カバーマークのファンデで肌を仕上げてもらいます。眉もチークも終わり、顔が全部仕上がった状態で使うのが、このモイスチュアコート ジェルの一番の特徴。そういえばおしろいって仕上げに使いますよね。
容器の両端を押すと真ん中に適量が出てくるプッシュ型。それを専用パフに馴染ませます。容器のカーブがゆるーい凹型になっていて、厚手のパフも馴染ませやすい構造になっています。
ジェルは、パフになじませた段階では明るめのピンクですが、肌につけるとまったく色を感じなくなります。さらに手の甲でもパフをトントン叩いてジェルをパフにしっかりなじませます。固まりが残らない状態にまでなじませるのがキレイに仕上げるコツ。
ファンデの上から、ただ顔にトントンと載せていくだけ、簡単すぎる!
なじんだら、顎の下からスタートします。顔の半分ずつ仕上げていくのがよいらしく、顎下から口角→小鼻→頬→こめかみ→おでこと、顔をジグザグにトントンしていきます。これを左右の顔にやるだけ。少しひんやりするけれど、冷たくはありません。
大切なのは「肌をこすらないように」ということ。塗るのではなく、肌表面に載せていく感じです。こするとせっかく仕上げたメイクが取れるだけでなく、ジェルが肌をしっかりコートできなくなるからのようです。
トントンと載せた直後もキレイ。だけどその真価は数時間後にわかる!
null仕上がりはもちろん艶やか。手で触ってもしっとり潤っていて、嬉しい肌の質感。しかも油分のテカテカではなく、みずみずしいツヤ感なので、とてもいい感じの仕上がりになります。きけば、水系成分が80%でできているジェルだそう。しかも肌にピタッと密着してズルズルすることもありません。
仕上がりにかなり満足したので、モイスチュアコート ジェルを購入。そして一緒に塗ってもらって、顔映りがよかったリップまで買ってしまった……そこはさすがのBAマジック!
このツヤと質感が長く持つ、というのは、家に帰ったときにはっきりわかりました。数時間後に鏡を見ても、いつもならパサリと乾いてる頬や口角の横、どこも乾いてない!! 長時間乾かないことのありがたみを実感しました。
でもこれはプロがしっかり仕上げてくれたからかも?と、翌日は自分メイクをしてチェックしましたが、出先のお手洗いで顔を見ても
……わー、乾いてない!!
何かを付けている感覚はゼロなのですが、潤いの保持具合から言うと、肌に上に、うっすーい水分の膜ができている感じです。
「朝のメーク時に使えば、塗り直しは不要です」とカウンターで言われたのですが、本当に一日、顔が乾きません。これが潤い成分「セラミド」配合のなせるワザなのか!?
何回か試すうちに、今ではメイクのルーティンの仕上げに必ず使うようになっています。頬はもちろん、目の下や口の周りがしっとり&ツヤッとし続けてくれるので、夕方鏡を見た時にガッカリしないのがいいんです。ちなみに化粧もちもよくなるのか、メイク直しはリップくらい。
ちなみに、使うファンデですが、カウンターのお姉さんにはリキッドをすすめられましたが、パウダーファンデでも潤いキープ効果はありました。粉の上に載せている分、少しサラッとした仕上がりになります。
メイクを仕上げてから使うものなので、パフは結構汚れます。マメに洗うプラス、替えパフを同時に買っておくのがオススメ。ちなみにジェルの価格は、35g 税込5,500円。別売のパフは税込500円です。毎日2プッシュとしても、2カ月くらいはもちそうです。
大人のお疲れ顔にこそ、1番効くかもしれない
nullラインを引くわけでもなく、キラキラを載せるわけでもなく、濃い色の何かを塗るわけでもない。でも顔が元気に見える。さらにはテクニックもいらない。そして今使ってるメイクアイテムは替えなくていい。
これはなかなかない、新発明なのではないでしょうか。
色んなアラも隠さなくちゃだから、がんばってメイクをしてるのに、粉浮きでむしろ老けて見える!どうすりゃいいのよ……と思っている人は、新色のアイシャドウや美容液を買う前に、ちょっと視点を変えて、この「モイスチュアコート ジェル」を試してみてください。
そこそこ思い切った価格ではありますが「健康的なツヤ肌」が、コレひとつで1日中続くなら、お値段以上、と思えるくらいの効果はあるのでは、と思います。
一日中しっとりつややかな肌は、何よりオトナ女性をキレイに見せてくれます。
潤い、大事です。