後ろめたさや罪悪感「ある」56.6%、「ない」41.7%
null主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研が、働く主婦999人を対象に実施したアンケート調査によると、専業主婦・主夫だったことが「ある」と回答したのは81.6%。その中で、専業主婦・主夫であることに、後ろめたさや罪悪感のようなものを覚えたことが「ある」が25.4%、「少しはある」が31.2%、合計で56.6%に。一方「ない」と回答したのは、41.7%にとどまりました。
「ある」と答えた人、「ない」と答えた人は、それぞれどのように感じているのでしょうか。
「育児が仕事!」一方で…「依存している気がして」
null後ろめたさや罪悪感のようなものを覚えたことが「ない」と答えた人の理由は以下のようなものでした。
「子供が小さかったので、育児が仕事と思った」(50代/パート・アルバイト)
「主婦も立派な仕事なので」(40代/派遣社員)
「子育ても家事も間接的に収入に繋がっているから」(40代/今は働いていない)
後ろめたさを感じないと答えた人は、「家事・育児も立派な仕事」と捉えているようです。直接的な収入はなくとも、間接的に収入を後押し、貢献していると考えれば、それもまたひとつの仕事ですよね。
また、「一日中子供の面倒をみるより、外で働いている方が楽だとずっと思っていた」(40代/契約社員)なんて意見も。
一方で後ろめたさや罪悪感のようなものを覚えたことが「ある」「少しある」と答えた人の理由はどうでしょうか。
「経済的に依存している気がして、罪悪感がありました」(60代/パート・アルバイト)
「自分は何もしていないと思えて、嫌な気持ちになる」(40代/今は働いていない)
「夫に、人の稼いだ金で楽をしていると言われた」(40代/契約社員)
など、やはり経済的な自立感がないことに悩む意見が多くみられました。収入は生きていく上で欠かせないものですから、直接の収入がないことで不安になる人は多いようです。他に「ネットで専業主婦がたたかれすぎる」(40代/パート・アルバイト)という、SNS時代ならではの意見も。人目が気になるというのは、いつの時代も共通の悩みなのかもしれません。
働き方、家族の在り方が大きく変わっている昨今、その分、悩みも生まれやすいかもしれませんが、自分と家族の納得のいく選択をしたいですね。
【参考】