まずは手作りの社員証をプレゼント
密着させていただいたのは、人事部・南仁さん一家。午後半休にして仕事を終えた仁さんの元に、妻・雅子さんと娘・咲ちゃんがやってきました。
- 左から、人事部長の植田英嗣執行役員、仁さん、咲ちゃん、雅子さん
咲ちゃんは2歳。大人に囲まれて、ちょっと緊張ぎみです。まずは手作りの社員証をプレゼント。
警備員に案内されつつ、入館ゲートも無事クリア。お父さんが働くオフィスへと向かいます!
ミーティングスペースで会議……サマになっている!?
出社したら、社員の状況を確認できるボードに、磁石をポンと置きます。仁さんによると、磁石の色は仕事の状態とリンクしているのだそう。青は「順調」、黄色は「ちょっとヤバい」、赤は「非常にヤバい、助けて!」というような意味になるそうです。
オフィスにいると「あの人、なんだか今日は忙しそう」と思いつつ、助けの手を出せないこともありますよね。便利な仕組みです。
仕事の必須アイテム名刺も、もちろん咲ちゃん用に準備してあります。
記念すべき初の名刺交換は、植田執行役員と。
名刺をもらって、咲ちゃんもご満悦。
お父さんのデスクで一緒にPC操作をしたあとは、
フリースペースでミーティング。画面を指差す姿、様になっています!
お父さんから指導を受け、コピー操作もバッチリでした。
役員室では禁断の行動に……!?
続いて役員室へ向かった南さん一家。植木義晴代表取締役社長と対面して名刺交換!
名刺をもらってニッコリの咲ちゃん。植木代表取締役が子どもたちに対して、「新しい部下が増えた」と気さくに対応しているのが印象的でした。
「そこ座ってみなよ!」と言われた咲ちゃんは、社長椅子に座るという禁断(?)の行動に!「その席はなかなか座れないよ〜!」と大人たちから声をかけられ、なんだか得意げ。
植木代表取締役を囲んだ、職場見学に参加した方々の記念撮影タイムもありました。
お父さんの職場を、肌で知る貴重な機会に
最後はオペレーションコントロールセンターへ。JAL国内線・国際線の運航方針を決定する中枢機能で、飛行計画の策定やパイロットとの交信を実施しているところです。
みんなで説明を受けたあとは、お父さんと一緒に窓の外を眺めます。「あそこから飛行機が飛ぶんだよ」と仁さん。
まだ2歳の咲ちゃんですが、のちに思い出話として職場見学のことを聞き、「へ〜、貴重な経験をしたんだなあ」なんて振り返るかもしれません。
仁さんは「最初は恥ずかしかった」としつつも、家族に職場を見せられてよかったと語ります。仁さんは以前は月10時間程度残業をしていたそうですが、最近は同社の「働き方改革」を受け、定時で帰るように仕事のやり方を工夫しているとか。
見学のあとは、水族館に行くという南さん一家。プレミアムフライデーについては「土日はどこも混んでいるから、お出かけしやすくなっていいと思う」と話しました。
以上、JALが行ったプレミアムフライデー企画の密着取材でしたが、いかがでしょうか?
プレミアムフライデーが自分の会社でも実施されたら……ショッピングや旅行、映画鑑賞など、やりたいことをいくつも思い浮かびますよね。
もしかすると「退勤はしたけど、会社が催す企画に参加する」というのも、ひとつの過ごし方になるかもしれません。
2017/2/28 BizLady掲載