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女性とデジタル…メリットから考えたらよりフレンドリーに|メイウッド飛春さん(ShopStyle Japanマーケティングマネージャー)

各界で輝かしく活躍している女性のみなさんに、ゲストライターとして寄稿をお願いしました。今回のゲストライターは、世界的ファッションECサイトのSHOPSTYLEの日本版にて、マーケティング・ビジネスディベロップメント担当として要職にあるメイウッド飛春さん。第1回、第2回、第3回とキャリアづくりや働き方のヒントをうかがってきましたが、今回が最終回、女性とデジタルについてのアドバイスです。(編集部)

今の仕事はデジタルが主体です。でもじつは私は、雑誌が大好きで、今でも手に取って読むという時間を大切にしています。本当はパソコンに向かうより、やっぱり、紙で読みたいというジャンルも確かにあります。

デジタルがいい?アナログがいい?という対立で考えるより、限られた時間でどうやって効率化するか、仕事でもオフタイムでもより有効に時間を生み出すか、をまずは考えてみませんか? デジタルはきっと、よりあなたの生活を便利に豊かにしてくれるもの…と思えると思います。

苦手意識を持たないで! デジタルはより生活を豊かにするツール

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ECサイトを運営していながら、私も実際にテクノロジーに関わる部分はもちろん概要は把握していますが、細かいコーディングなど技術的な部分はすべてを知り尽くしているわけではありません。

ただ、これを理解しようとするときに、思考の方向をちょっと変えてみるといいのかもしれません。「どうやったらより便利にできるのか?」「どうやったらより早くできるのか?」 自分の生活に根差して、こう考えてみると、デジタルの世界に抵抗感がなくなるかもしれません。

メリットから考えてしまいましょう。これで30分早く帰れるかも?と思うと、覚えてみよう、学んでみようという気持ちになりませんか?

サンフランシスコのオフィスでは、テクノロジーを扱う会社なので、女性も男性も関係なく、便利なツールは皆、使いこなしています。アプリでもウェブサービス自分の生活に密着しているサービスから、まずは挑戦してどうでしょう?

きっと、SHOPSTYLEのサービスも、ただお洋服を検索するだけのサービスではありません。何が欲しいかわからないなどといったあなたに、「これが欲しかったの!」と思えるようなワクワクするようなオススメができればと思っています。

忙しいあなたの生活にも、これからもきっと楽しいお買い物のヒントとして、デジタルを通じてお役にたっていければと思います。

 

【筆者】​​メイウッド飛春(めいうっど・ひばる)

2006年明治学院大学を卒業後、Linkshare Japan株式会社(旧・株式会社トラフィックゲート)に入社。ファッションや美容関係のオンラインマーケティングに関わる。2011年単身渡米。2014年、アメリカのファッションサイトを代表するPOPSUGAR Inc.に入社。世界的規模のECサイトSHOPSTYLE日本版を担当。マーケティング・ビジネスディベロップメントを主に担当するかたわら、自らコンテンツ制作やエディターも兼任。外資系ビジネスの中にあって、日本市場に向けたローカライズを行っている。

 

【撮影】

小倉雄一郎(本誌)

2015/11/12 BizLady掲載

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