第5位:ビジネス系の雑誌を読む
最初は「ビジネス系雑誌を読んだ」(21票)。日本では、さまざまな出版社からビジネス誌が出されています。そうした雑誌を通勤中の電車で読んだ人は、出世する人に少なくないようですね。
一方でマンガなど娯楽系雑誌を読んだという人は、今回の調査でわずかに7票(全体の4.3%)にすぎませんでした。
ご主人が通勤電車でマンガを読んでいる場合は、その費用をビジネス系の雑誌に向けさせた方がいいかも……。
第4位:1日のスケジュール作り
次は「1日のスケジュール作り」(28票)に時間を使った人も、出世した人の中に少なくないと分かりました。
他にも、昨日の仕事の反省点と改善点など仕事の振り返りをまとめた人も17票(全体の10.4%)と、そこそこ多い結果となっています。
通勤時間が長い場合は、当日のスケジュール作りとともに、昨日の振り返りも一緒にするといいかもしれませんね。
第3位:本(小説など)を読んだ(30票)
同じ本でも、小説など仕事と直接関係のない本を好んで読んだ人が、第3位にランクインしました。
確かに司馬遼太郎『坂の上の雲』や『竜馬がゆく』などを愛読書にしているという経営者の話を聞いたことがあります。
流行の小説はもちろん、間接的に仕事に役立つ歴史小説などを読んでいる人も多く含まれているかもしれませんね。
第2位:本(ビジネス書)を読んだ
出世した人の中には、やはり仕事に直結するビジネス書を読んでいた人が多いと分かりました。
少し前はピーター・ドラッガーなどが流行しましたが、その手の本をじっくり読んで仕事に役立てているのかもしれませんね。
例えば行きの電車はビジネス書、帰りは歴史小説など両方を読むのもありかも!?
第1位:新聞を読んだ
そして圧倒的に多かった努力の第1位は、「欠かさず新聞を読んだ」(69票)。新聞を読んでいれば、ビジネス書やビジネス関連の雑誌ではカバーできない、最新のニュースを知ることができます。
ただ、今回の調査は50代以上の男性が回答者。彼らの若いころはインターネットもスマホもなかったはず。
その意味では、現代であれば、新聞といっても紙媒体に限らず、スマホとインターネットを駆使して情報をキャッチするといいのかもしれません。
以上、部長以上に出世した男性が通勤中に行っていた努力のランキングでしたが、いかがでしたか? ご主人がどのような努力をしているのか聞き出して上手に導いてあげたいですね。
2017/3/21 WooRis掲載
執筆/坂本正敬