使い込むほどに味が出る、フレンチカーフの上質素材
nullフリーランスのエディターとして独立した記念に『エルメス』の手帳を購入。一昨年まで約17年、カバーを3回買い換えて使い続けてきました。
上質なレザーと使いやすさに加え、持っているだけで気分が上がるので、毎年買うレフィルのお値段は張りますが、「今年も仕事を頑張るぞ!」という思いで購入するのがルーティンになっていました。
一昨年の秋、ふと「手帳を買い替えようかな」と思ったんです。まだまだカバーは使える状態だったのですが、なぜか気持ちが乗らなくて。使っているものをお休みさせて色違いを探すのか、はたまたサイズ違いもいいかも、なんて思いつつなかなかしっくりするものが見つからず……。
そこで、以前スタイリストさんが使っていて素敵だった『BROOKLYN MUSEUM』のことを思い出しました。同じく手帳を探していた主人を連れて、表参道にあるショップに行ってみることに。ちょうど私が永く使っている手帳と同じサイズ感(このブランドでは「ポケットサイズ」)のものがあり、レフィルを見るとWeeklyのデザインも近く、ひと目で使いやすそう! と感じました。
そして、見惚れたのはカバーの革の上質さとそれを活かす上品なカラー。フレンチカーフ素材はキズがつきにくく耐久性がありながら、使い込むほどに落ち着いた艶と手になじむやわらかさが出てくるそう。これを使ってみたい! その場でテンションが上がり、フリーランスとして独立して以来はじめて、手帳のブランドを替えることにしてみました。
使いやすいレフィルが魅力!
左から、Yearly、Monthly、Weekly。
Yearlyは前年・本年・翌年と3年分あるので、年をまたぐスケジュール管理や振り返りなどに最適。
Monthlyは前年12月から翌年3月までの16カ月分。私はいつも年ごとに切り替えていますが、12月の予定を新しいレフィルに書き写し、すでに新レフィルを使い始めました。新しい手帳をおろすときのワクワク感は歳を重ねても変わりませんね。3月、4月を切り替え時期にしている人にもおすすめです。また、月の満ち欠けや六曜などが入っているのが密かにうれしい。
以前とデザインが近いWeekly。このレイアウトが私には合っていて、Weeklyのデザインはこの手帳を選んだ決め手のひとつです。大きな違いはメモ欄が付いていることと、1日のスペース。平日は少し小さくなりますが、土日も同じ大きさなのがこの手帳の便利なところ。サービス業など土日休みじゃない人にも使いやすいと思います。MonthlyにもWeeklyにもメモ欄があり、これがかなり重宝! 私はTO DOなどをよく書き込んでいます。
ページ上にミシン目付きページカットが付いているので、現在位置をパッと開くことができるのも便利です。
カードポケット付き
カードポケット付きなので、名刺を数枚入れて不意の名刺交換に対応(ちょうど切らしていて入ってませんが……)。気になるお店のショップカードや、進行中の仕事相手の名刺を一時的に入れておいたりも。ペン差しがないので、細いボールペンをカードポケットに引っ掛けています。
私はまだFIXされていない予定やTO DOをふせんで貼ることが多いので、ふせんも大小2種類を常備。以前使っていた手帳に付いていた無地の紙も便利なので、残っている分をそのまま入れています。
一番後ろには別売りのノートを挟み込んでいます。これがあることで、メモ帳を別に持ち歩かなくてすむので、荷物が減ってうれしい限り。
おそろいでミニウォレットも買いました
実は同じ日に、同色のトープカラーのミニウォレットもおそろいで買いました!
ちょうどコインケースを新調したいと思っていたところ、こちらを見つけてひと目ぼれ。何が便利かって、これ、裏側にカードポケット、さらにお札を入れるポケットまで付いているんです! 一番よく使うクレジットカードやポイントカードなどを数枚を入れておけば、近所ならこれひとつで出かけられます。
そんなわけで、夫とあれやこれや物色して、お店に1時間以上滞在してしまいました。丁寧にご対応くださりありがとうございました!
最近では、スマートフォンのアプリでスケジュールを管理している人も多いと思いますが、私は断然手書き派。実はアプリもいくつもダウンロードして何度も挑戦してはみたのですが、予定が全く頭に入らなくて……。あとは、単純に手帳を書く、という行為が好きなんです。なので今ではすっかりアプリは諦めて、アナログな手帳でスケジュール管理をしています。
『BROOKLYN MUSEUM』の手帳はサイズ・色・素材展開も豊富。もう年末ギリギリではありますが、オンラインショップもあるので、手帳をお探しの方はぜひチェックしてみてください。きっとお気に入りが見つかると思います。