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職務経歴書は志望企業ごとに「カスタマイズ」が大事!面接に進む書類の作り方

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転職にあたり、応募先に提出する職務経歴書。「1回書いておけば、すべての応募先にそれを送ればいい」と思っていませんか。

私が強くお勧めするのは、応募する企業ごとに「カスタマイズ」することです。自分が持っている経験・スキルのうち、相手企業が特に求めているものはどれかを考え、それを強調してアピールするのです。

職務経歴書は「自分の経験」より「相手が知りたいこと」を重視

大前提として、職務経歴書は「自分の経験・スキルをあますことなく伝えるもの」ではありません。「相手が知りたがっていることに応えるもの」と捉えてください。

自分がどんなに自信を持っている経歴でも、相手がそれを重視していなければ、自分が想定しているほど評価されないものです。

ときには、「5年かけて蓄積した専門ノウハウ」よりも「数ヵ月間、サポートの立場で携わったプロジェクト経験」のほうが高く評価され、それが決め手で採用に至ることだってあるのです。

カスタマイズのためには企業研究を

さて、職務経歴書のカスタマイズを適切に行うためには、志望企業が何を求めているかをつかむ必要があります。そこで大切なのが「企業研究」です。企業研究は、自分の志向に合う企業かどうかを見極めるためだけでなく、相手がどんな人材を求めているかを理解するためにも必要なものです。

求人広告や採用ホームページの情報だけでなく、ホームページの事業内容、商品・サービスラインナップ、経営理念、取引先実績、ニュースリリース、IR情報、あるいは他媒体に掲載された社長インタビュー記事など、多角的に情報を集めてください。

企業と自分の接点は?実例から見てみよう

なるべく多くの情報を集めたら、その中から自分との「接点」を探します。

一例を挙げてみましょう。

・「これまでメインターゲットは20代~30代の女性だけど、新しく40代以上向けの商品も開発を進めている。私は、商品分野は違うけれどミドル~シニア層女性のマーケティングリサーチを担当したことがあるから、その経験が今後の商品企画に活かせるかも」

・「Web制作会社だけど、これから動画制作サービスも始めるようだ。私は販売促進部にいたとき、プロモーションビデオの企画・ディレクションに携わったことがある」

・「売ったら終わりではなく、ユーザーに対して長期的なアフターフォローを大切にしているんだな。私は前の会社で、5年以上お付き合いが続いたリピート顧客が複数いた。長期的に信頼関係を築くノウハウが役立てられそう」

・「学生アルバイトやインターンを多く活用している。私もこれまで学生アルバイトやインターンを指導する役割を担い、彼らのモチベーションを高める工夫をしてきた。その経験が活かせるはず」

このように何らかの接点を発見したら、それに関する職務経歴やスキルを強調し、厚めに記します。

「自己PR」の欄を設けて、そのテーマに関してこれから取り組みたいこと、チャレンジしたいことを記すのもいいでしょう。「接点」は必ずしも職務経歴でなくてもOKです。

・「顧客は飲食業界が多いんだ。私は学生時代4年間、カフェでアルバイトをしていて店舗の事情や課題を理解しているし、食べ歩きが趣味で普段からいろいろなお店に行っている」

こんな場合も、ぜひ「自己PR」欄でアピールしてください。

 

「この人に会って、くわしく話を聞いてみたい」と、面接に進める確率が高まるはずですよ。

構成/青木典子

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