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自分のニオイと人の…どっちが気になる?「口臭」対策は原因を知って正しいケアを

口腔内の健康を保ち、歯の健康を維持するために、どんなことをされていますか? 虫歯や歯周病などには気を付けている方が多いかと思いますが、実は“口臭”のケアも大切なんです。
株式会社アルファネットは、11月8日の「いい歯の日」にちなみ、30~50代の男女206名を対象に「口臭に関するアンケート調査」を実施しました。その意外な結果と、口臭の原因をご紹介します。

自分より「他人の口臭が気になる」人が多数!?

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「あなた自身や他人の口臭は気になりますか?」と聞いてみたところ、自分自身の口臭よりも、他人の口臭が気になる人のほうが7.7%の差をつけて多いことが明らかになりました。

口臭を気にする人は相対的に多いものの、自分自身の口臭を感じることは難しいよう。反対に、他人の口臭については自分以上に気にしている人が多いことがわかります。

他人の口臭が気になるのは「人と近くで話したとき」

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「他人の口臭が気になる」と答えた人に“他人の口臭が気になるタイミングや距離”を聞いたところ、満員電車などの密着した状況よりも近くで話しをするほうが多く、タイミングと距離の双方で1位という結果に。

意識的に接する相手に対して、口臭を気にする人が多いのかもしませんね。

「他人から口臭を指摘されたことがある」は17.5%と少数派

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「他の人から口臭を指摘されたことがありますか?」との質問では、「ある」と回答した人は17.5%にとどまりました。口臭はデリケートな問題なので、「口臭を他の人に指摘する」という行為はなかなか難しく、指摘されたことがある人は少数派。

口臭は、他人に不快な思いをさせるだけでなく、注意したくてもできない・しにくいといった我慢を強いることになり、知らず知らずのうちに人に二重に迷惑をかけてしまっているのかもしれません。

他人の口臭で被害を受けているだけのはずが、実は自分も加害者になっている可能性も……!?

予防には、自分の口臭の原因を知って正しいケアを

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調査結果を見て、口臭ケアの必要性を感じる方も多いはず。だからと言って、口臭予防はむやみにケアをするのではなく、口臭の原因を知り、その原因に合った正しい対策を行うことが重要です。

口臭の三大原因とケア方法

では、そもそも口臭の原因とは一体何なのでしょうか?  大きく3つに分けられる原因とそれぞれの適切なケア方法を見ていきましょう。

病的口臭・・・歯槽膿漏などの歯科的疾患や問題、耳鼻科的な疾患、呼吸器的問題、内科的問題など、特定の疾患による口臭。
【適切なケア】口臭の原因となる特定の疾患を治療。

生理的口臭・・・起床時や空腹時、緊張時など、液分泌量の低下などにより舌の奥に生息しているバクテリアが活動することで起こる口臭。
【適切なケア】バクテリアがニオイ成分を発生しないようにコントロールするケア。

外的要因・・・食べ物や嗜好品(にんにくやネギ、お酒、タバコなど)による口臭。
【適切なケア】食べカスなどを取り除き、口腔内を清潔に保つケア。

ちなみに、誰にでも発生する生理的口臭の原因であるバクテリアは、舌の表面ではなく粘膜の奥深いところに生息しているため、バクテリアの活動を抑制させることが重要です。

人付き合いのマナーとしても気をつけたいお口のニオイ。口臭予防製品などをうまく利用して対策したいですね。

【参考】

※ 口臭に関するアンケート調査 – 株式会社アルファネット

【アンケート調査概要】
・調査手法:インターネット調査 2017年10月実施
・調査対象:30~50代の男女 206名
・対象地域:全国
※アルファネット調べ

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