『ポケモンスリープ』の世界観を再現した、体験会に参加してきました!
nullなぜゲームアプリの体験会の会場が、キャンプ場なのか。その秘密は『ポケモンスリープ』の世界観にあります。
舞台はカビゴンが暮らす小さな島。ポケモンの眠りを研究するネロリ博士の「睡眠リサーチ」に協力することが、プレイヤーに与えられたミッションです。
カビゴンが持つ不思議な力「ねむけパワー」に集まってくる、ポケモン達の寝顔をコレクションし、「ポケモン寝顔図鑑」を完成させるのが目標。島には気持ちよさそうな芝生やテントがあり、まさにキャンプ場のよう……というわけで、ポケモンとスノーピークという異色のコラボレーションが実現したのでした。
カビゴンの「ねむけパワー」の強さは、ポケモンたちが集めてくる食べ物から得られるエナジーや、プレイヤーの「睡眠スコア」によって毎日変動します。
睡眠スコアは、アプリをインストールしたスマートフォン、または『ポケモンGO』でも使える専用の『ポケモン GO Plus +』(6,578円)を枕元に置いて眠ることで、計測できるしくみ。1日の睡眠時間の長さ(8時間半以上で100点)に加えて、規則正しく眠れているかどうかによっても変わってきます。
集まるポケモンの種類で、睡眠の質がわかる
睡眠中はセンサーやマイクが寝返りや環境音を検知して、「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3つのステージを記録。どのステージが多かったかによって、集まってくるポケモンの種類が変わります。
つまり、朝起きて「昨夜はよく眠れたかな?」という睡眠の振り返りができるとともに、その睡眠に応じて毎日状況が変わるゲームが楽しめるというわけです。
フレンド登録すれば家族や友達の今日の「ねむけパワー」もチェックできます。といってもほかの人と眠りを競うようにはなっていなくて、「睡眠スコア」はあくまでも過去の自分の眠りに比べてどうかで変わるしくみです。
ゲームは1週間が1クールになっていて、月曜日にはまた新しいカビゴンと出会います。睡眠の記録も1週間単位で振り返りができるようになっていて、睡眠のリズムや平均睡眠時間といったデータをチェックすることができます。
また、最初に「ねむりの約束」として、就寝時間を決めておき、時間を守れたらスタンプがもらえる楽しみも。
基本的には1台のスマートフォンで1人しかプレイできないのですが、もし子どもにプレイさせるなら「ポケモンと約束した時間だから寝よう」というのは、寝かしつけや朝起こすときの良いモチベーションになりそうだと思いました。
何より毎朝、とりわけ新しいカビゴンに出会える月曜日の朝は、起きるのが楽しくなること間違いなし。休み明けの憂鬱な気分も、吹き飛んでしまうことでしょう。
体験会場は話題のキャンプスポット
null今回訪問した「スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド」はその名の通り、アウトドアブランド『スノーピーク』の本社のすぐそばにあるキャンプ場で、スノーピークのショップのほか、ユーザーから寄贈された道具を展示するミュージアムも併設されています。
さらに隣接の施設には、サウナ、レストラン、宿泊施設を備えた「FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS」があり、ここで天然温泉やサウナを楽しむこともできます。広々としたキャンプ場はもちろん、サウナから外の景色が楽しめるスパも最高で、また訪れたいと思えるキャンプ場でした。
『ポケモンスリープ』は7月20日にリリースされたばかり。『iPhone』の場合はApp Store、Androidスマートフォンの場合はGoogle Playから無料でダウンロードできます。ぜひチェックしてみてください。
取材・文/太田百合子