ワークマン× Shiftallがコラボして生まれた「冷暖房服 」
nullその商品は「WindCore(ウインドコア)冷暖房服 ICE×HEATER ペルチェベスト」。
従来の冷房服は、ファンで風を送って涼しくするという構造でした。
- 猛暑の中、風が生ぬるく涼しく感じられないことがある
- 音がうるさい
- 膨らむ見た目
などといった難点がありました。
これらの困った声を改善するためにタッグを組んだのが、パナソニックの子会社でメタバースを「温度」で感じる新デバイスを手掛けている (株)Shiftall (シフト―ル)です。そして、エビデンスは東北大学病院が担保しています。
そんなワークマン×Shiftallがコラボして誕生したのが、今回ご紹介する新しい冷暖房服です。
ワークマンの新「冷暖房服」の特長
nullワークマンの新「冷暖房服」の主な特長は下記の4つ。
- 冷房・暖房どちらもこれ1つでOK
- 1秒で冷え、1秒で温まるスピード力。最大冷却:−10℃、温熱:+43℃
- 薄型・軽量
- 静音
今までの冷房服の難点をクリアし、なおかつ冷房用、暖房用と別々に用意しなければならなかったものも、これ1つでOKに。ワークマンの新しい「冷暖房服」があれば、夏も冬も使えます。そして薄型・軽量・静音なので、スーツの下に着用することもできるんです!
ワークマンの「冷暖房服」の核となる「ペルチェデバイス」
nullこのワークマンの新しい「冷暖房服」の実現を可能にしたのが「ペルチェデバイス」という技術。金属部分に手を置いてからスイッチを冷房モードに入れると、最初に感じる金属の冷たさとは異なり、一段と冷えていくのがわかります。そのまま手を置き続けても、金属部分が体温で温まることはなく冷たさを維持してくれるんです。
そしてスイッチをヒーターモードにすると、たちまち金属はあたたかくなり、冷房、暖房の両方に使えることがわかります。
ワークマンの「冷暖房服」は軽い
nullそして、この「冷暖房服」はベスト型。生地はメッシュ素材でとても軽い! そのベストの背中部分に冷暖房の元となる「ペルチェデバイス」が、胸ポケットにはバッテリーが入っています。このウエアを着用して感じるのはデバイスとバッテリーの重さだけで、それすらもこれまでの冷房服、暖房服に比べると軽量なので重さのストレスもありません。
そしてベストはバックルで留めます。「ペルチェデバイス」は体に密着していないと温度を感じにくいとのこと。なので背中にデバイスを密着させるために、バックルで身幅を調整します。
着用してみると、背中にある「ペルチェデバイス」はあまり気にならない印象でした。
そしてスイッチを入れると、すぐに冷んやりします。背中の一部にしか接触していないのですが、背中部分全体が冷たくなるように感じました。そしてその冷たさは着用中ずっと持続します。
ワークマンの「冷暖房服」の将来性
nullこのワークマンの「冷暖房服」の要となっている「ペルチェデバイス」はバイタルセンシング(心拍数や血圧など生きている証・バイタルサインを計測する技術)機器と連携できるため、体調に合わせて自動制御することも将来可能かもしれません。
心拍・深部温度をセンシングし、熱中症や低体温症などの不測の事態を未然に予防する服。またAI技術を活用し天候や気温・室温を感知して好みの温度に自動的にセットしたり、個人個人の好みの環境を自動的に作り出してくれるという服。そんな最先端技術を活用した、着るだけでちょうどよい温度にしてくれる服が近い将来登場する……なんてことも!
ワークマン「WindCore 冷暖房服 ICE×HEATER ペルチェベスト」は5月発売予定。パッケージ内容はベスト、ペルチェデバイス、モバイルバッテリー、取扱説明書で、価格は1万9,800円(税込)。
野外で働く人はもちろん、ガーデニング時やアウトドアレジャーなどでも使えそうな「冷暖房服」に、要注目です!