パッキングは重いモノ・かさばるモノから
nullスーツケースは、縦にして運んだり、横向きに寝かせたりして使うもの。そのたびに中がぐちゃぐちゃにならないよう、重いモノ・かさばるモノから下になるよう、順に詰めていきましょう。立てて持ったときはキャスターの側が下に、寝かせたときは持ち手のある側が下になります。
空いている隙間に小物を詰める
null大きなものを詰め終わったら、隙間に小物を詰めていきましょう。間を埋めることによってパッキングした荷物が崩れにくくなります。このとき、充電器などのコード類は隙間に詰めず、ポケットなど取り出しやすいところに入れておきましょう。
旅行に持っていきたい便利グッズ
null今回パッキングを教えてくださったのはJALのCAさん。常に世界中を飛び回っているCAの皆さんが必ず持っていくという「旅行の便利グッズ」を教えていただきました。
(1)旅先や機内での温度変化に……定番「ストール」
行き慣れない旅先の気温の変化に対応するため、ストールは必需品。機内、車内の空調対策にもなりますので、パッキングせず手荷物として持ち込みましょう。
(2)盗難リスクの分散にも!旅行用の「財布」
海外に行く場合には、普段使っている日本円のお財布とは別に、現地通貨用のお財布を用意しましょう。現金を分けて持ち歩くことで、盗難被害を防ぐことにも繋がります。
CAのみなさんは、通貨別にお財布をいくつも持っているのですって! この日持参いただいたお財布は、タイの『NaRaYa』というブランドのもの。お値段もとってもお手頃なので、複数持っている人が多いのだそうです。
(3)お買い物にちょうどいい「エコバッグ」
スーパーで買い物をするとき、ちょっと大きなお土産を買ったとき、入れておくのに最適なのがエコバッグ。いつでも使えるよう、小さくまるめて鞄に入れておきましょう。
「CAみんな持ってますよ!」というほど大人気なのは、フランスのスーパーマーケット『Monoprix』のエコバッグ。小さくたたんで持ち運べて、買いすぎたお土産もたっぷり入る大判サイズです。
(2)でご紹介した現地通貨のお財布とこのエコバッグをサブバッグに詰めて、そのままパッキングしてしまうのだそう。「ホテルに着いたら、着替えてサブバッグだけをパッと持って街へ出掛けられます」という、忙しいCAさんならではの知恵でした。
(4)冷たい雨にも「コート兼用レインコート」
旅先での雨はちょっと憂鬱ですが、雨を弾く素材のコートを1枚持っていれば安心。肌寒いときにさっと羽織ることもできます。
こちらはJALが機内販売で取り扱っている、『リリコ リエート JALオリジナル レインコート』。薄手で軽い素材ながら綺麗なシルエットで、品薄になるほどの人気商品なのだそうです。
いかがでしたか? 旅行は出掛ける前の準備だって楽しいもの。あれこれ思い巡らせながらの旅支度は至福のときです。コツを掴んだパッキングで心配事をなくして、よい旅にしましょう!