子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

きれいに洗えてる?洗い残しのない「正しい手洗い」を今だからこそチェック【動画で解説】

いつにもまして、ウイルス予防に気を抜けない今年の冬。家族や自分自身の身を守るための第一歩が「手洗い」ですよね。

でも、なんとなく泡を手につけてこするだけで、“正しい手洗い”の方法は分からないという人も多いのではないでしょうか。実は子ども達の方が、幼稚園や保育園できちんと教わっていたりしますよね。

そこで、日用品やハンドソープなども展開するライオンに「正しい手洗い」について教えてもらいました。ぜひ、動画と一緒に手洗いをしてみてください。

実は汚れが落ちていない!手洗い3大NG行動

null

やってしまいがちな手洗い3大NGはこちら。クセになっている人も多いので、ぜひこの機会に見直しましょう。

NG1:手のひらをこすり合わせるだけで終了

洗っていると思っていても、洗い残しがたくさんあることがNGです。手のひらをこすり合わせるだけでは、手のひらの汚れしか落とせません。汚れが入り込んで、意外と汚れが残っているのが、指先、指の間、手首など。しっかり指の間も洗うのを忘れずに!

NG2:水だけで洗って終わらせる

水だけで洗ったのでは、手のしわや爪の間など細かい部分の汚れは落とせません。石けんやハンドソープをしっかり泡立てて、細かい部分に入り込んだ菌や汚れをしっかり落としましょう。

NG3:頻繁に手を洗いすぎる

人の皮膚には常在菌がいて、そのバリア機能により、ウイルスや菌の侵入を防いでくれています。手をキレイに保とうとして、頻繁に手を洗い過ぎてしまうと、バリア機能を低下させてしまうことも。過剰に手を洗い過ぎると、今度は肌荒れを起こしてしまうので注意してくださいね。

洗い残しのない「正しい手洗い」をマスターしよう!

null

この時期に大切なのは、洗い残しのない手洗いをマスターすること。早速、動画を見ながらしっかり覚えましょう。

(1)流水で汚れを落とす

洗い残しがないよう指輪や時計を外し、流水で手についた汚れをざっと洗い流します。

(2)石けんやハンドソープをしっかり泡立てる

殺菌成分が入った石けんやハンドソープを使うと効果的です。泡立てるのがまだ上手にできない小さい子どもには、泡で出てくるハンドソープがおすすめです。

(3)手のひらをこすって洗う(約5回)

(4)手の甲をこすって洗う(約5回)

(5)指の間は両手を組むようにして、こすり合わせる(約5回)

(6)親指は、反対の手でねじるようにして洗う(約5回)

(7)指先、爪の間は、手のひらの上で指先をこするようにして洗う(約5回)

(8)手首は反対の手でねじるようにして洗う(約5回)

(9)流水で泡と汚れを充分に落とす

(10)乾いた清潔なタオルで拭く

いかがでしたか。ぜひ家族みんなでマスターして、風邪やウイルス対策に役立ててくださいね!

【取材協力】

ライオン株式会社

 

構成・文/岸綾香

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載