実は汚れが落ちていない!手洗い3大NG行動
nullやってしまいがちな手洗い3大NGはこちら。クセになっている人も多いので、ぜひこの機会に見直しましょう。
NG1:手のひらをこすり合わせるだけで終了
洗っていると思っていても、洗い残しがたくさんあることがNGです。手のひらをこすり合わせるだけでは、手のひらの汚れしか落とせません。汚れが入り込んで、意外と汚れが残っているのが、指先、指の間、手首など。しっかり指の間も洗うのを忘れずに!
NG2:水だけで洗って終わらせる
水だけで洗ったのでは、手のしわや爪の間など細かい部分の汚れは落とせません。石けんやハンドソープをしっかり泡立てて、細かい部分に入り込んだ菌や汚れをしっかり落としましょう。
NG3:頻繁に手を洗いすぎる
人の皮膚には常在菌がいて、そのバリア機能により、ウイルスや菌の侵入を防いでくれています。手をキレイに保とうとして、頻繁に手を洗い過ぎてしまうと、バリア機能を低下させてしまうことも。過剰に手を洗い過ぎると、今度は肌荒れを起こしてしまうので注意してくださいね。
洗い残しのない「正しい手洗い」をマスターしよう!
nullこの時期に大切なのは、洗い残しのない手洗いをマスターすること。早速、動画を見ながらしっかり覚えましょう。
(1)流水で汚れを落とす
洗い残しがないよう指輪や時計を外し、流水で手についた汚れをざっと洗い流します。
(2)石けんやハンドソープをしっかり泡立てる
殺菌成分が入った石けんやハンドソープを使うと効果的です。泡立てるのがまだ上手にできない小さい子どもには、泡で出てくるハンドソープがおすすめです。
(3)手のひらをこすって洗う(約5回)
(4)手の甲をこすって洗う(約5回)
(5)指の間は両手を組むようにして、こすり合わせる(約5回)
(6)親指は、反対の手でねじるようにして洗う(約5回)
(7)指先、爪の間は、手のひらの上で指先をこするようにして洗う(約5回)
(8)手首は反対の手でねじるようにして洗う(約5回)
(9)流水で泡と汚れを充分に落とす
(10)乾いた清潔なタオルで拭く
いかがでしたか。ぜひ家族みんなでマスターして、風邪やウイルス対策に役立ててくださいね!
【取材協力】
ライオン株式会社
構成・文/岸綾香