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お風呂の排水口は週1の掃除と除菌でカビ・悪臭を断つ!【ナチュラル洗剤で簡単「小そうじ」テクニック#18】

毎日少しずつ溜まっていく、お風呂周りのカビや水アカ。小まめに掃除しておけば……!と、年末の大掃除のたびに後悔している人も多いかもしれません。そこで、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに、その場所に適した簡単「小そうじ」術を教えてもらいました。

今回は、家の中で「掃除がおっくうな場所」トップ3に入りそうな「お風呂の排水口」のお掃除をします。週に1回しっかり洗い、酸素系漂白剤で除菌すれば、ヌルつきや臭いもすっきり。慣れればすぐに完了する、簡単小そうじです。

酸素系漂白剤の週1除菌ですっきり!

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以前ご紹介した毎日のお風呂リセット、試してみましたか?

リセットの際に、排水口のゴミ受けにある髪の毛などを捨て、使用しない時間は排水口のフタ部分を開けておくという習慣を続けると、湿気がたまって雑菌が繁殖することはかなり抑えられます。

「さらに、酸素系漂白剤を使用して、排水口を週に1回丸ごと除菌すれば、ヌルつきやカビなどを撃退することができます。これくらいの頻度なら、悪臭がしたり、触るのをためらう汚れになったりすることもないので、気楽に取り掛かれると思いますよ」と本橋さん(以下、「」内 本橋さん)。

まずは、ゴミ受けなど外せる部品をすべて外します。洗面器などに40℃くらいのお湯2Lをためたら、酸素系漂白剤を大さじ1投入し、溶かします。

外した部品をそこに漬けおきしましょう。

同時に、排水口の中に溜まった水に大さじ1程度の酸素系漂白剤を入れ、こちらも除菌。

1時間以上放置したら、メッシュクロスやブラシなどを使って部品をこすり洗いします。シャワーで洗い流し、部品を元に戻したら完了!

「掃除のあとはまた排水口のフタは開けておきましょう。できるだけ乾燥した環境を保つことを心掛けて」

汚れたままで長く置いておくから「フタを開けるのもドキドキしちゃう……!」という事態に。小まめな掃除と、菌の繁殖を抑える工夫で、ジメジメした夏場でもお風呂を気持ちよく使うことができますね。

本橋 ひろえ
本橋 ひろえ

ナチュラルクリーニング講師。大学では化学を専攻、会社員時代には合成洗剤の製造を経験。結婚を機に退職し、専業主婦として家事を担当するが、子どもが産まれ、自身と同じアトピー体質であったことから、改めて主婦として洗剤に興味を持つ。

掃除、洗濯、洗剤を科学的に解説するナチュラルクリーニング講座を運営、環境&手肌に優しく、安心安全な方法を伝える活動に取り組む。

『ナチュラルおそうじ大全』、『やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法』(ともに主婦の友社)など著書多数。

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