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クエン酸で冷蔵庫の自動製氷機をお手入れ!【ナチュラル洗剤で簡単「小そうじ」テクニック】#4

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毎日少しずつ溜まっていく、ホコリや油汚れ。小まめに掃除しておけば……!と、年末の大掃除のたびに後悔している人も多いかもしれません。そこで、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに、毎日、週に1回など、その場所に適したサイクルでの「小そうじ」術を教えてもらいました。
あれこれ市販の洗剤をそろえなくても、重曹やクエン酸など基本のナチュラル洗剤があれば家の中の汚れはきちんとキレイになるんです! これを機に、毎日気持ちの良いおうちで過ごす生活を手に入れてみませんか? 今回は、冷蔵庫についている自動製氷機をキレイにします!

製氷ルートは「クエン酸」ですっきり

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毎日大活躍の、冷蔵庫についている製氷機。毎日水を溜めてある場所だけに、カビや水アカが気になります。が、意外とまめに掃除している人は少ないかもしれません。

「まず、水を入れるタンク部分は、水を補充するたびにタンクや付属の部品をしっかり洗い、乾かしてから使用するのが基本です」と本橋さん(以下、「」内 本橋さん)。

取り外せる部分はいいけれど、そのほかの部分はどうやって掃除したらいいのか分かりません!

「ここではクエン酸を活用しましょう! クエン酸は、水アカなどのアルカリ性の汚れに強いという特徴があります。このクエン酸を溶かした水で氷を作ることで、水が通る管の部分などをキレイにすることができるんです」

クエン酸水で氷を作る手順

まず1Lの水に小さじ5のクエン酸を溶かし、クエン酸水を作ります。

水を入れるタンクをカラにしてからクエン酸水を注ぎ、通常通りに製氷スタート。

「クエン酸が入った水で作ると、氷が白っぽくなります。見た目でも違いがありますが、家族がうっかり食べてしまわないよう、冷蔵庫にメモを貼っておくのがおすすめです」

タンクの水がカラになったら、できた氷を全部捨てます。タンクを取り出し、今度は水を入れて、もう一度“すすぎ製氷”をします。この氷も食べずに捨ててくださいね。この“すすぎ製氷”を2回行えば、製氷ルートの洗浄は完了です。

部品を酸素系漂白剤で除菌・洗浄

すすぎ製氷が終わったら、タンク、製氷皿、トレーなどの外せる部品を取り外します(機種によって外せる部品に違いがあるので、取扱説明書を参照してください)。

お湯1Lあたり小さじ1の酸素系漂白剤を入れて溶かし、外した部品を30分ほど漬けおきします。

「酸素系漂白剤は60℃くらいのお湯と一緒に使うとより効果を発揮してくれますが、プラスチックの部品なので熱いお湯は使えません。40℃くらいを目安にしてください。また、水タンクにフィルターが付属している場合は、漬けおきできないないので外します」

お湯が冷めたら部品を洗い、乾かしてから元に戻します。

「カビなどが発生しないよう特に衛生に気を付けたい場所です。定期的にお手入れをするようにしましょう。また、製氷機を使う際は
・浄水器を通した水、ミネラルウォーターなどは使用しない(水道水そのままより水が傷みやすくなる)
・氷をあまり使わない時季は水の入れっぱなしに注意
などの点に注意して、常に新鮮な水で氷を作るように心がけてくださいね」

実はいつも「この氷ってきれいなのかな……?」となんとなく不安に思いながら使っていたのですが、定期的にクエン酸洗浄&部品の除菌を行えば、安心!

 

次回は、ニオイやぬめりが気になりがちなキッチンの排水口をお掃除します。

プロフィール

本橋 ひろえ
本橋 ひろえ

ナチュラルクリーニング講師。大学では化学を専攻、会社員時代には合成洗剤の製造を経験。結婚を機に退職し、専業主婦として家事を担当するが、子どもが産まれ、自身と同じアトピー体質であったことから、改めて主婦として洗剤に興味を持つ。

掃除、洗濯、洗剤を科学的に解説するナチュラルクリーニング講座を運営、環境&手肌に優しく、安心安全な方法を伝える活動に取り組む。

『ナチュラルおそうじ大全』、『やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法』(ともに主婦の友社)など著書多数。

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