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【丸鶏のローストチキン】肉汁ジュワ~ッとガーリックバターライス入り!…プロが教えるおうちイタリアン#21

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東京都千駄ヶ谷にある『Bistro Coco 路地裏』のオーナーシェフ・小野宗隆さんに、おうちで楽しむイタリア料理を教えてもらう連載企画。

今回は、クリスマスに欠かせない「丸鶏のローストチキン」の作り方を実況中継。なんとお腹の中には、チキンの旨味をたっぷり吸ったガーリックバターライス入り。プロ直伝、ワンランク上のおいしさです!

作り方は至ってシンプル!実は家庭でも作りやすかった!

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年末年始のごちそうに一度は作ってみたい「丸鶏のローストチキン」。なかなか自分で作るのはハードルが高い……と感じる人も多いはず。そこで、小野さんが家庭でも作りやすく、失敗知らずなレシピを特別に教えてくれました。

「今回は家庭のオーブンに入る大きさで作ります。丸鶏は大体1kgサイズで、スーパーで600〜800円くらいで手に入ります。

丸鶏のローストチキンは、ヨーロッパではお祝いごとのときなどに家庭で作る料理。今回はアジア風に中にごはんを詰めてみました。ごはんはシンプルなガーリックバターライスに。鶏肉の肉汁をたっぷり吸ったごはんもごちそうです。

あとは塩、粗挽き黒こしょう、おろしにんにく、オリーブオイルをまぶして、こんがり焼くだけ。工程がシンプルなので、実はそこまで難しくないんですよ」(以下「」内、小野さん)

なるほど、これなら家庭でも作れそうですね! 早速、作り方をチェックしてみましょう。

【材料】(4人分)

丸鶏・・・1個(1kg)

塩・・・適量

粗挽き黒こしょう・・・適量

おろしにんにく・・・適量

オリーブオイル・・・適量

ローズマリー・・・1本

タイム・・・1本

 

[ガーリックバターライス]

玉ねぎ・・・1/4個

バター・・・15g

おろしにんにく・・・小さじ1

ごはん・・・1合分(約300g)

しょうゆ・・・大さじ1

塩・・・少量

粗挽き黒こしょう・・・少量

 

[付け合わせ]

にんじん・・・1/2本

じゃがいも・・・小2個

玉ねぎ・・・1個

【作り方】

(1)丸鶏の下準備をする

丸鶏は家庭のオーブンに入る1kgサイズを使用。産毛や余分な脂身を手で取り除き、全体に塩を振って、よくすりこみます。

「このとき、塩の量は少し多めでOK。厚みのあるもも肉や胸肉は塩を多めに振り、肉が薄い手羽先は少なめに調整してください。お腹の中にも軽く塩を振るのを忘れずに」

同様に粗挽き黒こしょう、おろしにんにくを表面とお腹になじませます。最後にオリーブオイルを表面にムラなくなじませたら、丸鶏の下準備の完成です。このまま10分ほど置きましょう。

(2)ガーリックバターライスを作る

フライパンにバターを中火で溶かしながら、玉ねぎのみじん切りを炒めます。しんなりしてきたらおろしにんにくを入れ、全体がなじんだらごはんを投入。全体を炒め合わせたら、塩、粗挽き黒こしょう、しょうゆで味付け。これでガーリックバターライスの完成です。

(3)丸鶏にガーリックバターライスを詰める

ローズマリーとタイムを丸鶏のお腹に詰め、さらに粗熱が取れたガーリックバターライスをしっかり押しながらギュッと詰めます。ライスがこぼれないよう、入り口は楊枝で留めておきましょう。

(4)付け合わせの野菜を切る

一緒にローストする付け合わせの野菜を切ります。にんじんは1.5cm幅に、じゃがいもは皮付きのまま半分に、玉ねぎはくし形切りにします。

(5)丸鶏をオーブンで焼く

バットにオーブンシートを敷いてオリーブオイルを少量かけ、付け合わせの野菜を並べます。その上に仕込んだ丸鶏をのせます。このとき、手羽先を後ろで組んでコンパクトに整え、肉厚な胸肉が上になるように置いてください。

全体にオリーブオイルを回しかけ、予熱した200℃のオーブンに入れ、20分ごとに焼き加減をチェックしながら、計60分ほどこんがり焼きましょう。

20分経ったらオーブンから一度取り出し、乾燥している部分にオイルをかけ、180°回転させて再びオーブンへ(オイルをかけるときは、やけどに気をつけてくださいね)。さらに20分焼いたらもう一度取り出し、乾燥した部分にオイルをかけ、角度を変えてオーブンに入れます。60分焼くと、こんがり美しい黄金色になりました!

(6)できあがり!

皿に野菜を盛り付けたら、丸鶏を真ん中にのせます。余った肉汁をかけたら、完成です!

黄金色に焼き上がった丸鶏が美しく、見ているだけでテンションアップ! 小野さんが切り分けると、お腹の中からハーブとにんにくの香りがふわ〜っと漂い、肉汁を吸ったガーリックライスが顔を出しました。

早速、ひと口食べてみると、塩がしっかり利いた鶏肉が絶品! いろんな部位を楽しめて、私は特に胸肉がさっぱり肉厚でおいしかったです。ガーリックの利いたバターライスが、また一段と旨味を増しているのもうれしい限り。ごはんたっぷりなので、これは子どもも喜びそうですね。じっくりローストした付け合わせのにんじんも甘くて、いい箸休めになりました。

これは家族が喜ぶこと間違いなし! 実はそんなに難しい工程はないので、これならおうちでも作れそうですね。ぜひ、年末年始のごちそうに作ってみてはいかがでしょうか?

 

取材・文/岸綾香

【取材協力】

小野宗隆

軽井沢高原野菜、提携農家の産直有機野菜、無農薬野菜などを中心に使用する洋食店『Bistro Coco 路地裏』のオーナーシェフ。イタリア料理、フランス料理を中心に料理長としてのキャリアを積み上げ、店舗立ち上げやメニュー開発などを多数経験。ソムリエの資格も持つ。kufuraの動画『プロが教える本格パスタレシピ』も人気。

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