かき氷の色が変わる要因は「アントシアニン」
null今回、ご紹介するのは“色が変わるかき氷”。色が変わるだなんて一体、何のことやら!?ですよね(笑)。
この色が変わるかき氷、材料で使うブルーベリーに含まれる“アントシアニン”が持つ特性を利用します。
アントシアニンとは植物色素のこと。アントシアニン自体は中性では青みがかった紫色に見えますが、酸性にすると赤紫色やピンク色になり、アルカリ性にすると水色や緑色に変化するという特性があります。
普段は紫色のナスの皮が、お味噌汁の具材などになると緑色っぽくなっていることに気づいたことはありませ
さっそく作ってみましょう!
色が変わる!かき氷の作り方
null材料(1人分)
ブルーベリー 50g *冷凍ブルーベリーも代用可能
牛乳 100ml
グラニュー糖 10g
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(仕上げ用)
レモン果汁 20ml
【作り方】
(1)ミキサーにブルーベリー、牛乳、グラニュー糖を入れ、なめらかになるまで攪拌する。
(2)を製氷皿などに流し入れ、冷凍庫で冷やし固める。
(3)かき氷機に2を入れ、細粉し、器に盛る。レモン果汁をかけると色が変わる。
酸性のレモン汁をかけることで、紫色だった部分が赤に変化。おもしろいですよね~! こうした色が変化する食べ物というのはエンタメ性が高く、子どもたちは大好きです。
ここ数年、ブームになり、カルディなどでも買えるようになった“バタフライピーティー”もアントシアニンが含まれているため、レモンを入れることで色が変わります。
また紫キャベツを使った家庭でできる色変化の実験もネットで探すといろいろとで出てきますので、ぜひおうちでやってみてください。