ゆでないからおいしい!大豆の甘みと歯ごたえを楽しむ「大豆ごはん」
nullシリーズ第1回目は「大豆ごはん」。大豆は下ゆでをせず、浸水させるだけでOKというシンプルな炊き込みご飯です。
「ゆでずに水で戻すだけにとどめることで、大豆の歯ごたえが残ります。しっかり噛むと大豆のやさしい甘みを楽しめるのと同時に、だ液がたくさん出て口内の細菌が洗い流され、消化にもいいんです。
食べ過ぎも防ぐことができます。炊き上がりにしらすを加えて蒸らすと、風味とうま味がグンとアップ。カルシウムもプラスで、育ち盛りのお子さんにぴったりです」(松田さん)
「大豆ごはん」の作り方
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粒と形が整い、色艶のよい皮が破れていないものを選びましょう。写真は右から、乾燥大豆、20分浸水させた大豆、1時間浸水させた大豆。
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材料(3〜4人分)
米 2カップ
大豆 1/2カップ
水 2と1/4カップ
自然塩 少量
※炊飯器で炊く場合は、水の量を炊飯器の目盛り少しすくなめにしましょう。
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作り方
大豆は多めの水(分量外)で20分浸水し、ざるにあげて15分水切りする。米は研いで10分浸水(分量外)したのち、15分水切りしておく。
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土鍋(あるいは厚手の鍋)に米と大豆、水を加えてさっと混ぜ、蓋をして強火にかける。沸騰したら弱火にし、上下を大きくまぜ、蓋をして7~8分炊く。
炊飯器で炊く場合は、水の量を炊飯器の目盛りやや少なめにして炊飯する。
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蓋の縁に水分が上がってこなくなればOK。火を切って15〜20分蒸らす。器に盛り、自然塩を添えて食卓へ。おむすびにしてもいい。
動画・撮影/鍋島徳恭
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1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/