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自宅でできる攻めの引き締め! プロボクサー女医・高橋怜奈が教える「ボクシング・エクササイズ」#1

婦人科医でプロボクサー。kufuraでも女性の体と健康のスペシャリストとして、的確なアドバイスで人気の高橋怜奈さんが、ボクシングの動きをベースとしたkufura専用エクササイズメニューを考案してくれました。

まずは、基本姿勢の作りかた、続いて姿勢をキープしながらしっかりパンチを繰り出す練習、そして最後に体幹を意識しながらのシャドー・ボクシングで脂肪を汗に変えて全身を引き締め、太りにくい体へと仕上げていきます。1回目の今回は、基本の姿勢とポーズ。勝利のゴング目指して、さあ、レッツ・ファイト!

ボクシング・エクササイズ10分で約100kcalのカロリー消費も!

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プロボクサーの引き締まった体を見れば分かるとおり、ボクシングの動きはダイエットにも効果のある有酸素運動。脂肪燃焼、基礎代謝アップはじめ、腹筋を中心に体幹強化に優れ、また、パンチを繰り出すことで、二の腕も美しく鍛えられます。たたみ一畳分のスペースがあれば十分。自宅でできるボクシング・エクササイズで、燃えやすい体作りを始めましょう。

ボクシング・エクササイズの基本ポーズ

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下半身の構えは、足を肩幅に開いて右利きの人は左足を前に出し、息を吐きながらグッとお腹を凹ませます。上半身は、手で拳を作りながらひじを曲げて脇をグッと締め、顔をガード。左拳を前に出します。つねにお腹の力を抜かないこと、肩の力を抜くこと、そしてパンチを出す時に「フッ」と息を吐くことを忘れないように。

 

(1)足を肩幅に開く。

(2)小指から指を閉じていき、最後に親指を拳にかぶせるようにたたむ。

(3)左拳が顔の前、右拳はあごの横に来るように、しっかりと腕を上げてガード。拳は小指が前を向くようにし、内側や外側に曲がらないよう注意。

(4)つま先を前に向けて左足を1歩出し、顔は正面に向ける。

 POINT

脇をしっかり締めること。

「ボクシング・エクササイズは、食後すぐに行わないこと、大量の汗をかきますので、必ず水分補給を行いながら動くようにしてください。また、汗で滑りやすくなるため、自宅で行う場合は、素足でエクササイズ・マットを使うかフローリングの床の上がベストです」(高橋さん)

 

次回は、この基本の姿勢をもとに繰り出すパンチの練習をしてきましょう。

 

構成/神史子

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