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【裏地付き】「たためるエコバッグ」の作り方。A4すっぽりの便利サイズです!…大人のお裁縫レッスン #2

DIY

子どもの入園・入学などで活躍したミシン、使っていますか? せっかくなら、身近なアイテムをハンドメイドしたり、ちょっとしたお直しができるようになったら素敵ですよね。そこで、連載動画「大人のお裁縫レッスン」開講です!

第2回は、日々のお買い物などで活躍する「エコバッグ」を手作りしていきます。チラ見えがかわいい裏地付きで、たたんでおけるゴム留め仕様。マチもついている機能性の高さ! お裁縫教室の講師を務める“たま先生”こと、常田玲美さんに、分かりやすく手順をレクチャーしてもらいました。

裏地付きだから丈夫&オシャレ!

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裏地&マチ付き エコバッグ

(仕上がりサイズ)約 縦40cm×横38cm×マチ4cm

【材料】1個分

・表布(グリーン)・裏布(ミモザ柄):各 87cm×41cm
・持ち手用の布(グリーン)2枚:各 50cm×7cm
・ゴム:17cm(今回は幅6mmのものを使用)
・アップリケ(お好みで)

【道具】

・印つけ用ペン
・ミシン
・アイロン
・定規
・クリップ(布を留める用)

(1)アップリケをつける

バッグ本体にアップリケなどをつけたい場合は、最初にやっておきましょう。

今回は、レースのアップリケをバッグのオモテ面に縫い付けました。

(2)持ち手を作る

持ち手用の布を縦半分に中表に折り、「わ」とは反対側をミシンで縫い代1cmで縫います。

縫い目が布幅の中心にくるよう整えたら、縫い代をアイロンで両サイドに割ります。

次に、一方の短辺をミシンで縫い代5mmで仮縫いします。

「仮縫いする時の針目は4~4.2mm(標準2.4~2.5mm)くらいが目安。大きめにしておくと、ほどくのがラクですよ」(以下「」内、たま先生)

いよいよ布を表に返していきます。この時に使うと便利なのが菜箸! 仮縫いした部分に菜箸の先端をあて、ぐーと押し込んで反対の口から菜箸を引き抜きます。

「力がいるので、菜箸を机などに垂直に立てながら押し込んでいくとやりやすいですよ!」

縫い目が布幅の中心にくるよう整えたら、仮縫い糸をほどき、全体にアイロンをかけてしわを伸ばします。最後に、両サイドの布端から2mmの位置にミシンステッチをかけたらOK!

もう1本も同じように作ります。

(3)バッグに持ち手・ゴムをつける

表布のオモテ面の中央にゴムを、その両サイド7cm(持ち手間14cm)の位置に持ち手を縫い付けます。

もう一辺にも同様に持ち手を縫い付けます。

(4)バッグ本体を縫う

次に、表布と裏布のオモテ面同士をあわせてクリップで留め、短辺を縫い代1cmで縫い、縫い代をアイロンで割ります。

「縫う時は、表布と裏布をぴったり合わせながら縫うと仕上がりがきれいですよ!」

縫い代同士がセンターにくるよう布を重ね直し、裏布には10cmほどの返し口用の印をつけておきます。

「返し口とは、あとで布の表裏をひっくり返すために、わざと縫い合わせずにあけておく部分のことです」

長辺を縫い代1cmで縫っていきます。勢いのまま返し口も縫ってしまわないよう注意しましょう。

縫い終わったら、両端の縫い代をアイロンで内側に倒します。

(5)マチを作る

角を三角に開き、幅4cmの位置をミシンで縫います。残りの角も同様に処理したら、縫い糸を切らないように注意しながら三角の先端をはさみでカットします。

「ちょっとした手間ですが、カットすることでゴロゴロ感が軽減されます!」

(6)仕上げ

返し口から表裏を返します。裏布をバッグ本体にしまったら、縫い代5mmで袋口にぐるっと1周ミシンステッチをかけます。

「この時、表布が1mmほど見えるように重ねると見た目がきれいですよ!」

返し口をミシンで縫いとじたら、ミシンの出番はおしまい。アイロンをかけて整えれば完成です!

「とくに、持ち手の部分はしっかりプレスしましょう」

裏地付きだから丈夫ですし、なによりさり気なくチラ見えするのがオシャレでかわいい! 「どこのお店で買ったの?」と聞かれそうな見栄えに仕上がりますよ。

無地の生地を使うと、制作中に布の表裏が分かりにくく感じる時もありましたが、たたんだあとに留めるゴムがいい目印となりました。

4つ折りせずに作った持ち手は、布の重なりが少なくスッキリ。おりたたむ時に、持ち手がゴワつかずかさばりにくいのも◎です。

 

マチ付きでA4サイズがすっぽり入る大きさだから、日々の買い物やサブバッグなどマルチに活躍してくれるはず。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

 

構成/kufura編集部

常田玲美(たま先生)
常田玲美(たま先生)

洋裁講師。

文化女子大学(現・文化学園大学)服装学部服装造形学科を卒業後、伊勢丹新宿店にて、紳士服のお直しの仕事に携わる。自身主宰の裁縫教室での講師のほか、ミシンメーカーでのワークショップの開催、出版物へのレシピ提供などで活躍中。現在は、毎月大人・子ども合わせて約40名以上の生徒をレッスン中。

『裁縫の楽しさを一人でも多くの人に』を目標に、Instagram(@nuinui.tamama)などで生徒作品や裁縫のちょっとしたテクニックを発信中。

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