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オシャレで簡単!三つ折りなしの「リバーシブルランチョンマット」の作り方【大人のお裁縫レッスン #1】

DIY

子どもの入園・入学などで活躍したミシン、使っていますか? せっかくなら、身近なアイテムをハンドメイドしたり、ちょっとしたお直しができるようになったら素敵ですよね。そこで、連載動画「大人のお裁縫レッスン」開講です!

第1回は、食卓を彩る「ランチョンマット」。三つ折り不要と手間いらずで、しかも、両面使えるリバーシブル仕様です。お裁縫教室の講師を務める“たま先生”こと、常田玲美さんに、分かりやすく手順をレクチャーしてもらいました。

布用両面テープで貼り合わせて縫うだけ!

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リバーシブルランチョンマット

(仕上がりサイズ)約 縦30×横45cm

【材料】 1枚分

・表布/裏布 各 縦31cm×横46cm
・アイロン熱接着両面テープ 約40cm×2本
・ミシン糸

【道具】

・印つけ用ペン
・ミシン
・アイロン
・定規

(1)表布と裏布をくっつける

表布と裏布のウラ面同士を合わせて重ねます。長辺の端から1cmの位置にアイロン熱接着両面テープをのせてアイロンをかけたら、テープの剥離紙をとり、布を合わせて再びアイロンをかけて接着していきます。

「アイロンは、スライドさせずに上から5秒ずつくらい押し当てていくのがポイント! ヨレを防いでくれますよ」(以下「」内、たま先生)

(2)四辺をミシンでジグザグ縫いする

ミシンは“ジグザグ縫い”を選択します。布の内側6~7mmの位置にペンで印をつけ、ジグザグ縫いしていきます(今回の縫い目は3.6mm)。

縫いはじめは玉留め、または返し縫いしておきましょう。

角の手前まで縫ったら、布の内側6~7mmの位置に印をつけます。印まで縫い進めたら、針を入れたままミシンの押さえを上げて、布を90度まわして方向を変えます。これをくり返し、四辺を縫っていきます。

縫い終わりも、玉留め、または返し縫いを忘れずに。

(3)ミシン目から約1mm外側をはさみで切る

ミシン目の外側1mmのところに裁ち切り線を引き、はさみでカットしていきます。

「この時、ミシン目を切ってしまうとほどけてしまうので、ミシン目を切らないよう注意してくださいね」

(4)アイロンをかけて完成!

全体にアイロンをかけ、しわをのばしたら完成です!

 

布の端を三つ折りにして、角を処理して……という手間がいらないので、あっという間に仕上がりました!

「布同士を貼り合わせるのに使ったアイロン熱接着両面テープは、一般的な両面テープと違い、熱を加えることで粘着するので扱いやすいんですよ。針をさしてもべとついたりしませんし、もちろん洗濯もOK! とても便利なアイテムです」と、たま先生。

接着する時はアイロンをかけていくだけ……とテクニックいらずなのがうれしいですね。

また、今回ジグザグ縫いに使ったのは、「キングスター マルチカラー 3」というミシン糸。2~3cmごとに黄色から白へと色が変化している糸で、ステッチにさり気なく動きが出て、おしゃれな仕上がりに! 糸選びで個性を出してみるのもよさそうです。

ご紹介した作り方なら、家族分もすぐ用意できそう! ぜひトライしてみてくださいね。

 

構成/kufura編集部

常田玲美(たま先生)
常田玲美(たま先生)

洋裁講師。

文化女子大学(現・文化学園大学)服装学部服装造形学科を卒業後、伊勢丹新宿店にて、紳士服のお直しの仕事に携わる。自身主宰の裁縫教室での講師のほか、ミシンメーカーでのワークショップの開催、出版物へのレシピ提供などで活躍中。現在は、毎月大人・子ども合わせて約40名以上の生徒をレッスン中。

『裁縫の楽しさを一人でも多くの人に』を目標に、Instagram(@nuinui.tamama)などで生徒作品や裁縫のちょっとしたテクニックを発信中。

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