地味にストレスなこびりつき予防に!魚焼きグリルの網の上に置くだけ
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魚の干物や手羽先を焼くとき、フライパンは便利だけどやっぱり魚焼きグリルの方が直火の効果なのかパリッと仕上がるし(我が家はガスコンロです)、オーブンより早い時間で焼きあがるし、油が落ちるのも嬉しい…。
ということで、焼き魚、手羽先焼き、豚バラの野菜巻きといったメニューのときには魚焼きグリルを愛用しています。
でも、魚焼きグリルを敬遠する気持ちもわかるんです。だって、網・受け皿・グリル内(グリル内は毎回やってないけど……)と、お手入れが面倒だから!
しかも最近、網がこびりつきやすくなっていて、干物の皮も、肉片も網にもっていかれてしまう! だから、洗うときも“ごしごし作業”がマスト。さらに、うっかり朝ごはんで魚焼きグリルを使ったのにそれを忘れていて、夕方の帰宅後に気づいたときのあの悲しみたるや。そっとグリルの扉を元に戻したくなります。
そこで、使い始めたのが『パール金属』の「グリル用 焼き物メッシュシート」です。
ふっ素加工された網目の細かいシートで、グリルの網の上に敷けば、魚や肉がこびりつかなくなるという商品。偶然、ネットでお買い物をしていて見つけました。Amazonなどのネットショップで700円~900円ほどで購入できます。
サイズは330×245mmで、柔らかさもある素材。ハサミで使用している魚焼きグリルに合わせて切って使います。(大きいまま使用すると、熱源に触れて発火したりシートが燃える恐れがあるので、かならず網のサイズに合わせて切る必要があると、パッケージに記載がありました)
肉に魚…さっそく使ってみた!
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まず、焼いてみたのは「さばのみりん干し」。甘さがある分、焦げやすい、こびりつきやすい干物の筆頭です!
実は前日の朝、シートなしでも焼いてみました。使用あり、なしを比べてみると……。

こんな感じです。
さすが(?)みりん干し。シートを敷いても少し皮の剥がれと、油と等分が混ざった“こげ”の付着がありました。でも、シートなしに比べたら、かなりこびりつきを押さえてくれています。
また、多少の汚れは下の網につきましたが、網そのものは“さっと洗う”だけで十分なレベル。なんなら、このくらいの汚れであれば洗うのは次回に持ち越しでもいける(私調べ)!
受け皿は当然ですが油が落ちているので洗う手間は……変わりません。
手羽先も焼いてみた!


酒と塩、しょうゆ、ニンニクとショウガ少々と手羽先をポリ袋にいてれ、よく揉んで、余裕があれば数時間漬けてから焼く手羽先焼きは、おかずにも息子のおやつにも好評なのでよく作り置きしています。
最近は“網に肉が持っていかれる”ことが多々あったのですが、シートを使うと見事にこびりつかずに焼けました。
こちらのシート、お手入れは食器用洗剤で洗うだけです。
みりん干し同様、油や焦げがシートの網の目にも多少つきましたが、加工されているのでスポンジで通常の皿洗い程度にこすればキレイに落ちます。
小さいものが落ちないのも◎
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ちょっとシュールな画になっていますが(笑)、このシート、網目が細かいので小さなものを焼くのにも適しています。
今回は、娘のお弁当用に焼きたらこを作りました。細長いものや、(我が家だと)砂肝など小さなものを焼いたりするときにもスルッと下に落ちてしまうことありますよね。そんなときにもシートを使えば落ちる心配がありません。
「焼き物メッシュシート」は繰り返し使えて“傷ついたり、こびりつきやすくなったら交換の目安”とのこと。耐久性についてはこれから使ってみないと分からないところはありますが、魚焼きグリルを日常的に使っていて、お手入れがしんどいなと思っている方にはよい商品かなと思いました。

仕事と育児(小中学生の男女)の健やかな両立を夢見るkufura副編集長。新聞記者、月刊誌&週刊誌の編集を経てkufuraの立ち上げへ。料理は好きだが、その他の家事は苦手。毎日の生活を、少しだけ気楽にしてくれるコト・モノを探し続ける日々。