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イマドキの「カプセルトイ」に大人たちも夢中!「使えてよくできている」話題の中身は…

いつからでしょうか。商店街や百貨店、駅ビルの空きスペースに“ガチャガチャ”などのカプセルトイのマシンがやたらと置かれるようになったのは。しかも最近では子どものみならず、大人がマシンを回す姿も見かけるようになりました。カプセルトイと言ったら”小学生が楽しむもの“だと思っていたのですが、やってみたら大人である私も楽しくてすっかりハマってしまったのです(笑)!

きっかけは「王家の紋章 コミックポーチ」!

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「王家の紋章 コミックポーチPart.2」各400円

子どもたちに半ば無理矢理連れて行かれたカプセルトイ広場。「こんなもの、何が楽しいんだか……」とうんざりしながら、さまざまなマシンを仕方なく見ていると、「王家の紋章 コミックポーチ」なるものが!

40代以上なら1度は読んだことがあるはず! 1970年代から連載が続く日本の少女漫画の金字塔のひとつ、細川智栄子先生あんど芙~みん先生による『王家の紋章』(秋田書店)。そのコミックポーチとあれば、見逃すわけにはいきません!

さっそく1,000円札を崩し、マシンを回す、回す! 自分でも気づかないうちに“沼”にハマり、「推しの“イズミル王子(「王家の紋章」に出てくるキャラクターの1人)”のポーチが出てくるまでは、辞めん!」とばかりにマシンを回しておりました……。

しかもこのポーチ、本当によくできており、“プリンセスコミックス”をそのまま再現。内側にも漫画がプリントされているという、芸の細かさ! これは大人もやってしまいますよね~! 今は携帯の充電器入れやコスメポーチ、ペンケースとしてそれぞれ使っています。

クレパスにカンパン…使いやすいサイズのポーチがたくさん!

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左から時計まわりに「三立製菓ポーチコレクション」300円、「東京ヘッドマークポーチ 東京限定」300円、「クレパスやクレヨン、クーピーペンシルのパッケージ柄 リアルポーチ (株)サクラクレパスとのコラボアイテム」400円、「レトロニア クリアパンポーチ」300円、「LOTTE CUBEポーチ」300円

今までのカプセルトイというとやはり“子ども向け”のものが中心で、キャラクターアイテムであったり、小さなフィギュア、キーホルダーなど正直、“生活の中で使えないものばかり”だった気がします。

ところが今のカプセルトイはよく考えて作られており、ガシェット関連のグッズやコスメを入れるのにちょうどいいポーチがあったりするんです。しかもキャラクターグッズなどではなく、私たち大人が「あー、知ってる!」だったり、「懐かしい~!」と思う企業やブランドとコラボしていたりして、まんまとカプセルトイの沼にハマっていくのです(笑)。

ミニサイズのエコバッグも大人気!翌日になくなっていることも……

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「Lipton Tea くるんとーと」500円

あの“リプトン”とのコラボエコバッグは、OLさんとおぼしき女性や女子高生たちがマシンを引いていました。デザインもなんだかおしゃれですよね。コンビニトートやお弁当トートとしてちょうどいいサイズですし、たたんでしまうと手のひらサイズにまで小さくなるんです。

『松田ペット』「例の看板」エコバッグ 各400円

そしてこちら。前衛アートのトートではございません。去年、人気テレビ番組『月曜から夜ふかし』にも出た新潟県長岡市に実在するペットショップ『松田ペット』の手描き看板をモチーフにしたミニトートバッグなのですが、あまりの人気にうちの近所のカプセルトイ広場は発売日翌日には完売! しばらく経って再度マシンが入荷されていました。

超実用的なアイテムも!

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「チュッパチャップスショルダーポーチ」400円

この「チュッパチャップスショルダーポーチ」は、子どもが公園に行くときや、お友だちと出かけるときにハンカチ・ティッシュ・携帯電話を入れるのにちょうどいい大きさそうだったので、引いてみました。結果、大正解! めちゃくちゃ活用しています。柄は全5種類あったのですが、それも“当たり”のかわいさなので後悔なし!

王道カプセルトイであるキーホルダーも、今はクオリティ高!

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「映える スイーツ イン カップ ストラップ」各300円

昔からカプセルトイにキーホルダーはよくあったと記憶しています。しかし、今のカプセルトイのキーホルダーは細かいところまでこだわって作られていて、昔のものとは大違い(もちろん値段も違うのですが)!

写真の「映える スイーツ イン カップ ストラップ」も透明のカップの中にゼリービーンズやクッキーが1つ1つ入っていて、「よくできているなぁ!」と感心するほどの出来栄え。

「純喫茶 アクリルチャーム」400円

また、子ども向けやキャラものばかりでなく、大人が欲しくなるようなテーマでアイテム作りをしているところも昔と違うところです。

「純喫茶 アクリルチャーム」シリーズのカプセルトイも、実在する人気の純喫茶5店舗とコラボ。各お店の人気メニューをアクリルチャームにしたもので、多くの大人のハートをわしづかみ! 現に入荷翌日にはあと4個ほどしかマシンに残っていませんでした。

トイの内容の多様化

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左上から時計まわりに「お菓子のペコちゃん カプセルヘアクリップ」300円、「猫部 ごろごろ ねこ箸置き」400円、 「ロングセラーの貼り絵絵本 せなけいこ めがねうさぎ スマホショルダーストラップ」400円、「ウタマロ グッズコレクション」300円

今やカプセルトイ売り場は多様化! 昔からあるフィギュアやキーホルダーだけでなく、箸置きに前髪クリップ、スマホショルダーに「ウタマロ」のグッズ……まさにさまざまなものが揃うのです。見ているだけでもおもしろいですよね!

 

そもそも“不況に強い”と言われるカプセルトイ・ビジネスですが、最近ますますいろいろなところで見かけるようになりました。最初は、「“カプセルトイ”なんて小学生がやるものでしょ~?」などと思っていた私も、今やすっかりハマってしまい、カプセルトイ広場を見つけるとついつい物色してしまうようになりました(笑)。

最大でも500円。もはや身近なレジャーと化したカプセルトイ。大人も充分楽しめますので、ぜひ駅ビルや商業施設で見かけたら、1度ハンドルを回してみてください。

中田ぷう
中田ぷう

編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram

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