「保存容器になるバルブ付弁当箱」のサイズや機能は?
null「ポリプロピレン保存容器になるバルブ付弁当箱」は全部で6サイズ販売されています。
容量の大きなものから順に……
(1)スクエア/約460ml (約14.2×14.2×5.1cm)590円
(2)レクタングラー/約325ml(約14.2×10.8×5.1cm)490円
(3)ロング/約320ml (約21.0×7.5×5.5cm) 490円
(4)ロング/約175ml (約13.6×6.8×5.1cm)390円
(5)レクタングラー/約125ml(約10.2×6.8×5.1cm) 350円
(6)スクエア/約70ml (約6.8×6.8×5.1cm)290円
1番大きなサイズでも500円台! お弁当箱を買うと考えるとお手ごろ価格に感じます。※すべて税込み。
素材はポリプロピレン製です。
じつは無印には、同じようなバルブ付き保存容器として、ホーロー製とガラスのような見た目のプラスチック素材の2種類もあります。
しかし、今回ご紹介するポリプロピレン製はなにより軽いのが特徴! いちばん容量が大きなスクエア/約460mlでも、約160gと文庫本1冊ほどの重さなので持ち運びしやすいんです。他の密閉容器にはない「弁当箱」としても使えるのも納得。
ちなみに、電子レンジはOK、オーブンは不可です。
バルブの使い方
使い方は中央のバルブを引っ張るとふたを開くことができ、閉める時は蓋を閉じた後にバルブを押すと密閉される仕組みです。レンジで温める際にはバルブを引き上げておく必要がありますのでお忘れなく。
お手入れについて
お弁当箱の角がカーブになっており洗いやすく、バルブやゴムパッキンなどのパーツは全て取り外して洗えるのも衛生的。食洗機も対応しています。
さらに、交換用のパーツ単体も販売されていますので、劣化したりなくしたりした際はパーツだけ新しくして長く使えます。本体ごと買い換えなくていいのは嬉しいですね。
どのくらい入るの?全6サイズ詰め比べ!
nullさて気になるのは「お弁当箱としてどのくらい量が入るの?」という点ですよね。そこで今回は、コンビニの一般的な幕内弁当を実際に詰めてみて、どのくらい入るのか検証してみたいと思います。
(1)スクエア/約460ml・・・幕ノ内弁当もすっぽり!
まず1番大きな「スクエア/約460ml」サイズに詰めてみました。なんとすべてのごはんとおかずがおさまりました!
お弁当箱選びの際に基準となる容量でみると、成人女性で600ml、成人男性で900mlなのだそう。そう考えるとコンビニのお弁当ってじつは量が少ないのでしょうか。
おなかいっぱい食べたい方は2個買いし、2段弁当としてもいいかもしれませんね。
(2)レクタングラー/約325ml・・・園児用のお弁当に良さそう
小ぶりな「レクタングラー/約325ml」はご飯とおかずが2品ほど入り切りませんでした。
3~5歳のお弁当箱は400mlサイズが主流なので、幼稚園のお弁当にちょうどいいサイズ感。電子レンジもOKだから幼稚園での保温庫での温め直しにも使えて便利です。
これからご紹介する「スクエア/約70ml」と組み合わせてカットフルーツなどをデザートとして持たせるのもいいですね。
(3)ロング/約320ml・・・働く大人の本命サイズ!
働く大人の大本命はズバリ「ロング/約320ml」です。
その理由はやはりスリムさ。ビジネスバッグやトートバッグなどビジネスシーンで使われるバッグはマチが狭かったり、PCや資料なども入れることを考えるとなるべくスリムであって損はないもの。縦長な「ロング/約320ml」はまさに働く人にぴったりなお弁当箱なのです。
量については、幕の内弁当のご飯とおかず1品が入りきらなかったのでやや少食さん向け。このロングを2つ使いして2段弁当箱にしてもいいかもしれません。
筆者は幅が広いお弁当箱よりもおかず同士がぎゅっと安定しやすいロングタイプが詰めやすいなと感じました。
実際にお弁当箱として使えるサイズは、これまでご紹介した3サイズのみ。これから紹介する3サイズはお弁当箱にプラスアルファの組み合わせで使ったり、保存容器として晩御飯のおかずをつめるのに重宝しそうなサイズ感です。見ていきましょう。
(4)ロング/約175ml・・・おかず1品・1食分にぴったり
副菜1食分を詰めるなら「ロング/約175ml」がぴったり。少し残ってしまったおかずを冷蔵庫で保管するときに使えるサイズ感です。
(5)レクタングラー/約125ml &(6)スクエア/約70ml・・・ミニサイズはフルーツなどに
「レクタングラー/約125ml」と「スクエア/約70ml」はお漬物やカットフルーツをお弁当のデザートとして持たせるのにちょうどいいサイズ感。密閉できるので汁気のあるお漬物やフルーツでも安心して使えます。
「レクタングラー/約125ml」でカットりんご5つ、「スクエア/約70ml 」でカットりんご3つが入りました。
全サイズを使ってみて…
あらかじめおかずごとに取り分けて保存しておけば、慌ただしく詰める手間がかからず時短できるのがメリット! いろんなサイズ展開があるので、例えばメインのおかずと副菜2品のように、好きなサイズ・量で組み合わせることもできます。
筆者はよく作り置きをするのですが、もし作り置き用に使うなら「スクエア/約460ml」一択かなというのが正直なところ。2人分のおかずがちょうど入るサイズ感です。そのほかのサイズは作り置きには小さすぎると感じました。
副菜用に「レクタングラー/約325ml」「ロング/約320ml」と使い分けてもいいのですが、大は小を兼ねると言いますし、まずは「スクエア/約460ml」で揃えてみたいなと買い足しを検討中です。
無印良品の保存容器で全部揃えたくなる!その理由は…?
null『無印良品』って本当にすごいなと毎回感動する点は、やはり生活感がなくなってスッキリ見えするところ……!
以前、『無印良品』の「粉もの保存容器」をご紹介した時に、今まで使っていた保存容器の色付きの蓋が気になるようになってしまったという話をしたのですが、「粉もの保存容器」同様に、「保存容器になるバルブ付弁当箱」もこの悩みを解決。本体のフタも同色で統一されているので見た目がスッキリしています。
冷蔵庫ってカオスになりやすいのですが、開けるたびにスッキリしているので毎回感動しています。もちろん中身が見えないなど多少心配になる点もありますが、それを抜きにしてもこのスッキリ感はやみつきになりそう。
さらに、同じく『無印良品』のファイルボックスにもピタリと収まるサイズ感。さすが考えてつくられているな〜と心の中で拍手喝采でした。
しかしお弁当箱と保存容器を兼ねて使えるのはいいアイディアだなと改めて『無印良品』の商品企画には驚きました。お弁当の用途以外でお弁当箱を使う方って少ないかと思うのですが、保存容器として使えるとなれば手に取る頻度も増えますよね。
逆に、タッパーなどの保存容器をお弁当箱として持つのはどうか?とも考えたのですが、やはりお弁当箱というよりは保存容器の生活感が出てしまい、なんだかちょっぴり寂しい気持ちに。
お弁当箱としても保存容器としても、いい意味で地味でプレーンなデザインだからこそ2wayとして成立するのでしょう。
洗ったり収納したりする時に、ガラスなど重い素材だとどうしても手に負担がかかってしまいます。最近腱鞘炎を患ったこともあり、このポリプロピレンの軽さって正義な気がしています(笑)。
そんなこんなで、今使っている保存容器を買い替えのタイミングで無印の「保存容器になるバルブ付弁当箱」を買い足していこうと心に決めたのでした。
「やさしいくらし」をモットーにライフスタイル関連の執筆撮影などを行なっています。kufuraではファッション記事を担当。好きなことはお散歩とヨガです。