1:100均の「ニュアンスカラーマスク」(1袋10枚入り110円・税込)
null今のように毎日マスクをつけることが必須の生活になると、そこに少しのファッション要素や、メーク要素もあったら嬉しいなあ、と思うのです(あの、マスクが全く手に入らなかった頃を思うと、ずい分と贅沢になってしまったものです……)。
まあだからといって、ファッションブランドが出しているセンスのいいカラーやデザインのマスクは、不織布でないことも多く、また、コスパ的にも手を出しづらかったのが現状です。そんな中、インスタパトロールをしていて、ベストなマスクを見つけたのです!
まとめ買いした色は、モカ、アプリコット、ピンクの3色。どの色も捨てがたく、しばらく売場で迷った末に、エイっと3色買い。……まあでも、そこは100円ショップなので大丈夫。
このマスク。着用してみて嬉しいポイントは3つ。
- 絶妙なニュアンスカラー(濃すぎないくすみ色)で肌から浮かない
- 秋冬のトップスの色(茶やグレー)に合わせやすい
- くすんで見えがちな肌に「血色感」を足してくれる
これからの季節は、黒やグレー、ブラウンなど濃い色のトップスが多くなりますよね。そんなとき、わずかに赤みのあるモカやピンクのマスクは、上半身の印象をいい感じに明るくしてくれます。それは“白マスク”のパキッとしたクリーンさとは違う、やわらかいニュアンス。
しかもマスク生活は、口紅もチークも隠れてしまうから、メークで補えない「血色感」をプラスしてくれるのは、貢献度大! どんより疲れて見えるのをカバーしてくれます。
私が3色の中で、一番お気に入りなのは「モカ」です。黄味が強いイエベの私の肌になじみ「カラーマスクつけてるんです!」的な気恥ずかしさもない、優秀カラー。
まだまだ続くマスク生活。時にはこんなニュアンスカラーで、秋色コーディネートを楽しんでみませんか。
編集長・佐藤明美
2:マスクに貼るだけの「アロマシール」(1袋30枚入り980円・税込)
null長引くマスク必須の毎日。最近は、予防効果から布やウレタン製よりも不織布マスクの使用が推奨されていますよね。なのですが、うちの娘は不織布マスクの使い心地が好きじゃないのか、もっぱら布マスク派。
小学校高学年なので子ども用ではちょっと小さく、大人の女性用ではちょっと大きい……。そんなサイズの悩みと、ニオイが布の方がいいという主張も。
とはいえ、やはり不織布マスクを使ってほしいと思い、夏休み中に購入したのがこの「マスクにアロマシール」という商品です。
香りは、
- 「Relax・柑橘系の香り」(オレンジスイート、ゼラニウム、グレープフルーツ)
- 「COOL・ハッカ系の香り」(ハッカ、レモン)
- 「Refresh・森林系の香り」(ユーカリ、ライム、レモン、ローズマリー)
の3種類。Amazonで、30枚入り各980円(税込)でした。
“説明には、天然精油100%の日本製、最大5時間香りが持続(※環境により変化します)”とあります。
これが買って大正解! 香り成分は、表示にある精油のみなので、どの香りもすっきりしていて“イヤなニオイ”がありません。正直なところ、香りに慣れてしまうのと、持続効果の関係で、1、2時間もするとシールを付けたことを忘れてしまっているのですが、マスクをするとき、娘も私も「今日はどの香りにする?」とちょっとテンションが上がります。
娘は夏休みの間にこのシールを使ったり、いくつか微妙にサイズが違う不織布マスクを試すうちに不織布マスクに対する違和感がなくなったのか、新学期はしっかり不織布マスクで登校しています。最近は朝バタバタ登校するので(笑)、シールを使わずにマスクをすることが多くなり、もっぱら私が愛用しています。
パッケージも可愛いので、ちょっとしたプレゼントにもいいかなと思っています。
編集部・加藤友佳子
3:固形シャンプー「The BAR(ザバー)」(1個1,650円・税込)
null昨年末にInstagramを眺めていたところ「今年買ってよかったもの」に「固形シャンプー」をあげている人がいました。気になっていたある日、『The BAR(ザバー)』という日本生まれの固形シャンプーに出会い、使い始めて9カ月。リピ買いするほど気に入った理由をご紹介します。
『The BAR』は1905年創業の老舗石鹸メーカーによって作られた固形シャンプーで、とにかく持ちがよく高コスパ。プラスチックごみを出さないので、環境に優しくサスティナブルなプロダクトであるという文脈で紹介されていることもあります。
手のひらサイズなのに、使用回数はなんと一般的なボトル製品(500ml)と同等。シャンプー&コンディショナーで約3カ月、ボディソープで約1.5カ月使えるそうです。
私は半年以上使えたので使用回数は人によりけりだと思いますが、何より「あ、また詰め替え買わなきゃ〜!」というストレスから解放されたのが予想外に嬉しいポイント。また、ストックも場所をとりません。
一般的な固形シャンプーとは製造方法が違い、固形シャンプーとしてつくるのではなく、液体シャンプーから水分を抜いたもの。水分を必要としない『The BAR』シリーズは、純度の高い「美容液の塊」になるのだそう。
使い方としては、髪を濡らして直接髪につけて泡立てて洗っています。ギシギシするのかな?と思いきやしっとり。コンディショナーは髪に直接すりこむのですが、ツルツルとした質感に。ドライするときまでわりと被膜感が残ってよかったです。メーカーさんによると髪が乾くのが早いと感じられることもあるのだとか。
今年ずっと使ってみて髪質に問題なく使えていること、詰め替えを買うストレスやコスパの良さが1番気に入った点です。シャンプーの新しい選択肢としておすすめのアイテムです!
ライター・緑川緒井
4:環境に優しい「MiYO-organic-(ミヨオーガニック)」の竹歯ブラシ(319円・税込)
null子どもの頃から歯磨きが大好きで、歯ブラシや歯磨き粉など気になるものがあれば片っぱしから試すタイプの筆者。そんな歯磨き好きが出会ったのが『MiYO-organic-(ミヨオーガニック)』がつくる、環境に優しい竹素材の歯ブラシです。
知るきっかけとなったのは、2020年に開業したマリオット・インターナショナルが運営する高級ホテル「東京エディション虎ノ門」のニュース。環境を配慮したアメニティとして竹歯ブラシやコーム、紙パックのお水を用意されているというエシカルなコンセプトに感動したのを覚えています。
ホテルのアメニティって1泊で捨ててしまうのが当たり前で、プラスチックゴミとして相当な廃棄量になっているそう。ホテルに宿泊した際、将来の地球のために、そして何世代も先の未来のために現状を変えねばならぬ!と思い『MiYO-organic-』の商品開発がスタートしたとか。
柄の部分は、農薬や化学肥料を使わず育てられた3年目の孟宗竹(もうそうちく)でできています。生産管理が徹底された中国産の竹を使用されていて、パッケージには日本の竹を練り込んだ竹紙を使用。とことん環境にこだわったものづくりが素敵ですよね。
さて、使用感ですが、日本人の口に合わせてヘッドは小さめのつくりで奥歯まで磨きやすい! 1本1本丁寧に磨くのに適しています。子どもにもきっといいサイズ感だと感じました。
ホテルアメニティから商品開発が始まった商品だったので、バサバサしないかな? 1カ月持つかな?と不安はあったものの、歯や歯茎への毛あたりも優しく品質もいい!
ただ、防カビ剤など一切不使用なため、歯ブラシ立ての部分にカビが発生することもありました。使用して1カ月くらい経ってからのことだったので、交換の目安だなと燃えるゴミに。気になるようなら、立てて収納するのではなく、ヘッドをひっかけて浮かせるタイプの収納が向いていると思います。
レジ袋有料化や紙ストローの普及など、環境への取り組みが進んでいる現代の暮らしにおいて、おうちの歯ブラシもアップデートしてみてはいかがでしょうか?
ライター・緑川緒井