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「キッチンペーパー」はロール派orボックス派?各ユーザーにそのタイプを選ぶ理由も聞きました

食材の水切りや揚げ物などの吸油、ちょっとした汚れの拭き取り……日々の料理で「キッチンペーパー」は非常に便利なアイテムですよね。ロールタイプと箱やソフトビニール入りのボックスタイプを目にしますが、みなさんはどちらをお使いですか?

『kufura』では20~50代の女性401人にアンケートを実施。「使っているキッチンペーパーのタイプと、そのタイプを選ぶ理由」についてうかがいました。

約95%の人がキッチンペーパーユーザー!主流のタイプは…

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アンケートの結果は次の通りでした。

・ロール派・・・76.1%(305人)

・ボックス派・・・17.5%(70人)

・キッチンペーパーは使っていない・・・6.5%(26人)

まず、家庭でキッチンペーパーを使っていない人は全体のおよそ6%とごく少数。不織布製で洗って繰り返し使えるキッチンダスターなど、他にも便利なアイテムはありますが、ほとんどの人にとってキッチンペーパーは必需品と言えるようです。“使い捨てられる”というお手軽さがいいのかもしれませんね。

中でも、圧倒的に多かったのがロール派! キッチンペーパーを使っている人を100として計算してみると、ロール派はおよそ8割にのぼることが分かりました。

続いては、各ユーザーに聞いた「ロールorボックスタイプを選ぶ理由」を見ていきましょう。

ボックスタイプを選ぶ理由

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まずは、ボックス派の人が感じるメリットから。ロールからボックスに切り替えた人の声も聞かれました。

・片手でしっかり取り出せるから

「以前はロールタイプだったが、片手で取り出せず、2ステップかかってイライラしてきたのでボックスタイプに変えました。片手で1ステップで取り出せるので快適です。もうロールタイプには戻りません」(46歳/主婦)

「料理してる途中でも片手でとれる。ロール式だと両手を使うので、一旦手を洗ってからでなくてはいけないのが不便。ボックスタイプを使いだすと、ロール式には戻れない」(49歳/主婦)

「ロールは切る手間があるけど、これなら1枚ずつ取り出せる!」(38歳/主婦)

「ロールタイプは変な風に切れてしまうので、ボックス型に変えました」(43歳/主婦)

「ボックスタイプが取り出しやすいから。ロールは止めどなく出てしまう時がある」(34歳/その他)

・汚れにくく衛生的

「ロールタイプは衛生的にあまり良くないかなと感じるから」(20歳/学生・フリーター)

「置いておくのに汚れないから」(51歳/その他)

「置き場所に困らない。片手で取りやすい。袋に入っているのでホコリがつかない」(48歳/主婦)

・かさばらない

「ボックスタイプの方がかさばらず、置き場にも困らない。片手で良いので使い勝手が良い」(29歳/金融関係)

「ロールに比べて場所を取らないし、欲しい量だけ取れるから」(27歳/総務・人事・事務)

「収納しやすい」(59歳/主婦)

支持された理由でもっとも多かったのが、「片手で取り出せること」でした。調理中は、手が濡れたりお玉などを持っていたりと手がふさがれがち。ロールタイプのようにちぎる手間がなく、ティッシュのようにサッと取り出せるのはボックスタイプの一番のメリットと言えるかもしれませんね。

そして、ペーパーがむき出し状態ではないため、水はねやホコリを気にせず衛生的に使える点も評価ポイントに。常に清潔さを保ちたいキッチンで使うものだからこそ、衛生的に……と考えるのはうなずけます。また、圧縮されて箱やソフトビニールに入っていてかさばらず、狭い作業台や収納スペースにはボックスタイプの方が助かる!と感じる方もいるようです。

ロールタイプを選ぶ理由

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続いては、多数派だったロール派さんのコメントです。

・量が多くて安い

「ボックスより沢山入っていると思うし、コストパフォーマンスで選ぶとロールの物を購入してしまいます」(56歳/主婦)

「たくさん使うので長持ちするロールタイプを使っている」(20歳/学生・フリーター)

「ロール状の方が安いから」(29歳/主婦)

「安売りしているから」(47歳/その他)

・使う時に長さを調節しやすい

「サラダの水切りで3枚くらい使いたい時があり、つながっている方が便利な時があるのでロールがいい」(52歳/その他)

「ロールタイプでハーフサイズで切れるものを使用しています。ハーフサイズで切れるのは、使うサイズを用途で変えられるので、とても便利です」(50歳/主婦)

・置き方や取りやすさの面で使い勝手がいい

「冷蔵の横に貼り付けられるので場所を取らなくて便利だから」(25歳/学生・フリーター)

「ロールタイプはつるして使用できるから、場所を取らない」(39歳/その他)

「置き場に縦にも横にもできて便利」(48歳/主婦)

「ボックスだと箱がつぶれたり、濡れてしまうとよれて使いにくくなるので、ロール派です」(50歳/コンピュータ関連技術職)

「箱の場合、残り少なくなると取りづらく、捨てる際にかさばるから避けている」(39歳/総務・人事・事務)

・残量が分かりやすい

「箱に入っていないと残量がパッと分かるのが便利」(21歳/総務・人事・事務)

「ロールタイプの方が残りの量が分かりやすいので、そろそろだなと思ったら安くなってるタイミングで買っておける」(18歳/学生・フリーター)

・ゴミが少なく済む

「ロールタイプの方がゴミも少なく、残量が一目でわかる」(34歳/コンサルタント)

「すぐ使いきるので、ゴミがでない物を選んでいる」(35歳/主婦)

日々使うものだからこそ、コスパ重視でロールタイプを選んでいる人が多くいました。メーカーや紙の種類にもよりますが、比較的ロールタイプの方がカット数が多く、ボックスタイプよりも安価に設定されているよう。ある人からは「箱入りの方はあまり安売りしているのを見かけない」との声もありました。よりカット数が多い長巻きタイプもあり、長持ちする分、買い足し・交換頻度が減らせそうですね。

また、縦置き・吊るす・マグネットホルダーで冷蔵庫に貼り付けるなど、置き場もキッチンに合わせて変えられ、そのためのアイテムも充実しています。最後までストレスなくサッと引き出せる使い勝手のよさや、残量が把握しやすい、使い終わってもいちいち箱をつぶす手間がない、などもメリットとして聞かれました。

「箱よりスッキリして見える気がするから」(35歳/主婦)

「ボックスタイプよりロールタイプのほうが厚手なので好き」(52歳/その他)

と、見栄えや質感で選ぶ方人もいて、ロールタイプを選ぶ理由は多岐にわたりました。

 

ロールタイプ、ボックスタイプそれぞれに良さがありますね。キッチンこそ、自分が使いやすいと思うものを選びたいところ。どちらか一方しか使ったことのない人は、試しに使ってみて、合う・合わないを見極めてみてはいかがでしょうか?

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