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後悔の極み!「洗濯の失敗談」何と一緒に洗った?「お札」「会社のUSBメモリ」「娘のお気に入りの白T」

洗濯は基本的に洗濯機がすべて自動でやってくれるので、家事の中でもラクな感じがしますが、うっかりポケットに物を入れたまま洗ってしまったり、色物と白物をいっしょに洗って色移りするなど、けっこう失敗も多いもの。そこで『kufura』では、20〜60代の男女374人にアンケートを行い、「やってしまった洗濯の失敗談」を聞いてみました。   

ティッシュやメモなどの紙類を洗濯して大惨事に

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「ポケットティッシュをポケットに入れたまま洗濯。細かく千切れたティッシュがすべての衣類にくっついて、取り除くのにすごく苦労しました」(56歳・男性/その他)

「しょっちゅうやってしまうのが、ポケットの中のチェック忘れ。ティッシュをいっしょに洗ってしまうと、洗濯物がティッシュまみれになって困ります」(68歳・女性/主婦)

「ポケットにレシートを入れたまま洗濯してしまい、洗濯物が紙クズだらけになってしまいました」(56歳・女性/営業・販売)

「ポケットに領収書を入れたままズボンを洗濯してしまい、会社で経費精算ができませんでした」(65歳・男性/企画・マーケティング)

「ポケットに大事なメモを入れたまま洗濯してしまい、メモが読めなくなってとても困りました」(30歳・女性/学生・フリーター)

いちばん多かったのが、ティッシュやメモなどの紙類をいっしょに洗濯してしまったという失敗。衣類のポケットなどに入っていた紙類をいっしょに洗濯すると、衣類がティッシュまみれ、紙まみれになってしまって、そのあときれいに取り除くのが大変です。洗濯の前には、必ず衣類のすべてのポケット内を隅々までチェックするようにしましょう。

お札やスマホなどを洗濯して使用できない状態に

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「お金をポケットに入れたままの状態で洗濯。洗濯物を干すときに、ボロボロのお札が出てきたときは、かなり落ち込みました」(37歳・男性/研究・開発)

「小さな財布をポケットに入れたまま洗濯してしまい、中のお札がボロボロになってしまいました」(48歳・男性/その他)

「携帯電話を入れたまま洗濯してしまい、壊してしまったこと」(41歳・男性/その他)

「ズボンの中にワイヤレスイヤホンを入れたまま洗濯。とりあえず音は聞こえはしたものの、数日で完全に壊れてしまいました」(25歳・女性/営業・販売)

「会社のUSBメモリを服といっしょに洗濯してしまい、もうダメだと落ち込みましたが、乾かしたら一応また使うことができてホッとしました」(44歳・男性/総務・人事・事務)

紙類以外にも、ポケットに入れたまま洗濯してしまったアイテムはいろいろ。中でもお札のほか、スマホやワイヤレスイヤホンなどの電子機器を洗濯してしまい、使えなくなって落ち込んだという人がかなり目立ちました。ほかには車のスマートキー、タバコやカイロなどを洗濯してしまって困ったという人もいました。

色物といっしょに洗ったら白い服が色移りした

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「白い服を新品の濃い色の服といっしょに洗濯して、白い服に色が移ってしまったときは、すごくショックでした」(54歳・男性/その他)

「新品の色物をほかの洗濯物といっしょに洗ったら、すべての洗濯物に色移りしてしまって、いっしょに洗ったものがすべてダメになってしまいました」(53歳・女性/主婦)

「昔1人暮らしを始めて間もないころ、洗濯物の色落ちの概念がなくて、赤系のシャツを下着類といっしょに洗濯したところ、白い下着が見事にピンク色になってしまいました」(60歳・男性/会社経営・役員)

「妻の制服の白いブラウスと色物のシャツをいっしょに洗濯して、色移りさせてしまった」(61歳・男性/その他)

「色移りする服を、娘のお気に入りの白Tシャツといっしょに洗ってしまったこと」(57歳・男性/営業・販売)

意外と多かった失敗が、洗濯物の色移り。特に、新品の色物衣類を初めて洗濯するような場合は、色が落ちやすいので、白物衣類といっしょに洗うのは避けたほうが良さそうです。色物と白物をいちいち分けて洗うのは面倒ですが、やはりきちんと分けて洗ったほうが、色移りの心配がなくて安心ですね。

洗剤や柔軟剤、漂白剤などの使い方で大失敗

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「柔軟剤を入れすぎて、洗濯のあとも洋服に柔軟剤のニオイがかなり強く残ってしまって困りました」(54歳・男性/総務・人事・事務)

「何かの設定を間違ったのか、粉の洗剤が溶けておらず、洗濯が終わったときに洗剤が残っていたこと」(43歳・男性/コンピュータ関連技術職)

「しばらくの間、気づかずに洗剤と柔軟剤を間違って使っていた」(57歳・女性/総務・人事・事務)

「漂白剤を染み込ませた洗濯物を色物の洗濯物といっしょに洗ってしまい、色物の洗濯物まで色が落ちてしまいました」(47歳・男性/その他)

洗剤や柔軟剤、漂白剤の使い方を失敗してしまったという人も少なくない様子。柔軟剤はニオイが強いものも多いので、規定量より多めに入れてしまうと、衣類に強いニオイが残るので注意が必要です。また、洗剤と柔軟剤を間違って使うという失敗のほか、漂白剤の扱い方を間違えて衣類の色が抜けてしまったという人もいたので注意しましょう。

ほかにもまだある!やってしまった洗濯にまつわる失敗談

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「お気に入りの襟付きセーターがちょっと汚れたときに、クリーニングにわざわざ出すのが面倒で洗濯機で洗濯したら、襟部分が縮んでしまい、着られなくなってしまって残念でした」(66歳・男性/総務・人事・事務)

「大きな掛け布団を無理やり洗濯機に詰め込んで洗ったら、布団が破けてしまいました」(28歳・女性/コンピュータ関連技術職)

「仕事でひどく汚れた夫の服と、私のお気に入りの服をいっしょに洗濯してしまったこと。お気に入りの服が見事に汚れてしまいました」(29歳・女性/総務・人事・事務)

「洗い終わった洗濯物を、洗濯機から出して干すのを忘れてしまったときは、洗濯物がすべて半乾きの状態で、嫌な臭いもして最悪でした」(54歳・男性/公務員)

「乾燥機も水を使うということを知らず、蛇口を閉めてしまったため、洗濯物が乾かないまま乾燥機を回し続けるというムダなことをしてしまいました」(45歳・女性/公務員)

ほかにも、やってしまった洗濯の失敗談はいろいろ。洗濯物が縮んだ、切れたなどのほか、洗濯機や乾燥機の使い方で失敗したという人もいました。衣類の洗濯表示を確認する、また洗濯機や乾燥機の使用説明をきちんと読むなどして、洗濯に関する失敗を防ぐようにしていきたいですね。

いかがでしたか? 洗濯は家事の中でも簡単そうな感じがするものの、うっかりしていると失敗することもよくある様子。皆さんの失敗談を反面教師にして、上手な洗濯を心がけていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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