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洗濯の時短テクニック!洗う・干す・乾かす・たたむを効率化…毎日の家事がグンと楽になる

さまざまな家事の中でも、洗う・干す・乾かす・たたむ・しまうといった複数の工程がある洗濯は、手間も時間もかかって大変。洗濯に時間をかけないようにすることで、その分の時間をほかの家事に回すことができるので、上手く時短することができれば毎日の家事がグンと楽になります。そこで『kufura』では、20歳以上の女性198人にアンケートを行い、「普段実践している洗濯の時短テクニック」を聞いてみました。

すすぎ1回やお急ぎコースで洗濯時間を短縮

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「洗濯機のすすぎを1回に設定することで、洗濯機の稼働時間が減って短い時間で洗濯を終わらせることができます」(52歳/主婦)

「あまり汚れていないものは、洗濯機のお急ぎコースで洗うようにして、洗濯時間を短縮するようにしています」(48歳/総務・人事・事務)

「洗濯物に応じて自分で水の量や洗う時間を調整することができるので、あえて二層式の洗濯機を使うようにし、洗濯時間を短くしています」(69歳/その他)

「夜寝る前に洗濯機のタイマーをセットしておき、朝起きるころに洗濯が終わるようにしておくと、待たずにすぐに干すことができて時間のムダがありません」(29歳/主婦)

洗濯を早く終わらせるためには、洗濯時間を短縮するのもおすすめ。すすぎを1回にする、洗濯物の汚れ具合や量に合わせてお急ぎコースを選択するなどすることで、洗濯時間を上手く短縮することができます。また、夜寝る前にタイマー予約をしておけば、朝起きてすぐに洗濯物を干すことができるので、洗濯が終わるのを待つ必要がなく、時間のムダもありませんね。

干す前にシワを伸ばすなどして干す時間を短縮

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「洗濯機から洗濯物を全部取り出してカゴに入れ、1枚ずつ手早くパンパンしてシワを伸ばして別のカゴに入れる。そのあとで一気に干すと、1枚ずつシワを伸ばしながら干すよりも、短時間で洗濯物を干すことができます」(59歳/主婦)

「すべてを部屋干しにすることで、外に干したり、家に取り込む手間がなくなるので、洗濯の時短につながります」(57歳/総務・人事・事務)

「洗濯物を干す順番やそれぞれの干し方を自分の中で決めておくと、干すときに戸惑うことがないのでパパッと時間をかけずに干すことができます」(39歳/その他)

「洗濯物は、家の中でハンガーなどにすべてかけてから、外に持っていって一気に干すようにしています。外で直接干すと、風や紫外線などが気になっていろいろ時間がかかるので、家の中である程度準備してから外に出したほうが時短になります」(29歳/その他)

「服を買うときに、シワにならないもしくはシワになっても大丈夫な服を選ぶようにしているので、干すときにシワをパンパン伸ばす手間を省くことができます」(48歳/その他)

「洗濯機で乾燥まですべて終わらせるようにすると、干す手間を丸ごと省くことができるので、大幅な時短になります」(35歳/総務・人事・事務)

洗濯物1つ1つのシワを伸ばしながら干す作業は、意外と時間がかかりますが、ちょっとした工夫でこの作業もかなり時短できる様子。干す前にシワを伸ばしておく、すべて部屋干しにする、干す順番を決めておくなどするだけで、干す時間がいつもより短くなるようです。洗濯機で乾燥までしてしまえば、干す手間がなくていいですね。

乾燥機や扇風機などを使って乾かす時間を短縮

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「洗濯物は浴室乾燥機で乾かすと、夜干して朝には乾いているので、そのまま朝すぐ着ることができて便利です」(68歳/その他)

「洗濯物は部屋干しして、エアコンの除湿と扇風機を併用して乾かします。乾燥機をかけるよりも電気代がかからないし早く乾くので、洗濯物をさっさとしまうことができます」(47歳/主婦)

「室内干しをしている部屋に扇風機をつけておくと、洗濯物が早く乾くので、洗濯が早めに片付きます」(34歳/総務・人事・事務)

「洗濯物が早く乾くように、いつも配置を考えて干すようにしています」(32歳/学生・フリーター)

「洗濯物を干すときに、タオルなどはV字型にして吊るすと乾きが早くなっていいです」(66歳/総務・人事・事務)

乾かす時間を短くすることで、洗濯を短い時間で完結させるようにしているという人も目立ちました。天気がいい日はすぐに乾くので問題ありませんが、梅雨時や冬場などはなかなか乾かないので、乾燥機や浴室乾燥機を活用するのがおすすめ。部屋干しの際に、扇風機などを使って風を送るようにすると、短い時間で洗濯物を乾かすことができて便利なようです。

干した状態でクローゼットに入れるなどたたむ時間を短縮

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「洗濯物はたたまずに、ハンガーに干した状態のまましまうようにしているので、たたむ必要がありません」(38歳/その他)

「洗濯した洋服やパジャマなどは、すべてハンガーにかけて干して、乾いたらそのハンガーごとクローゼットにしまうようにしています」(62歳/主婦)

「小物類は干したままにしておき、使うときはそこから取るようにしているので、たたんだり、収納したりする手間が省けます」(29歳/その他)

「シーツなどは、朝洗濯して乾いたらそのまま使うようにする。これだけで、たたんで収納する手間が省けるので楽になります」(57歳/総務・人事・事務)

「靴下や下着などの小物は、たたまずに収納するようにしています」(62歳/主婦)

「洗濯物を取り込むときは、部屋に持ち込んで座ってたたまずに、干してあるその場所でハンガーから外し、ホコリなどを払ってたたむと時短になります」(58歳/主婦)

洗濯物は、たたむのも意外に時間がかかって一苦労ですよね。ハンガーに干した洗濯物は、たたまずそのままクローゼットにしまうようにすれば、たたむ時間を大幅に短縮することができて楽ちん。ほかにも、洗濯物はたたまずに干したところからそのまま取って使うようにする、小物などはたたまずに引き出しにしまうようにすると、たたむ手間が省けていいですね。

ほかには洗濯のこんな時短テクも効果的!

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「服を脱ぐときに、種類ごとに仕分けしておく。ネットが必要なものはネットに入れて出すようにしているので、洗うときに仕分けする必要がなく時短になります」(54歳/主婦)

「洗濯物を干すときに、乾いた洗濯物をしまう場所ごとに仕分けしながら干しています。こうすれば、しまうときに時間がかからないので、ストレスがありません」(44歳/主婦)

「洗濯物干しを、洗濯バサミではさむタイプではなく、バーにかけるタイプにすると、干す手間も取り込む手間も楽になって、洗濯の時短につながります」(53歳/主婦)

「ベランダのすぐ近くにタンスを置いて、乾いたらベランダからすぐにそのままタンスに入れるようにしています」(53歳/その他)

洗濯の時短テクニックは、ほかにもいろいろ。服を脱ぐ段階で仕分けしたり、洗濯ネットに入れて出すようにするだけで、時間をかけずに洗濯作業を進めることができます。また、干すときに仕分けしながら干す、ベランダ近くにタンスを置くというのも、大幅な洗濯の時短につながりそうですね。

いかがでしたか? 洗濯物に合わせて洗濯機の設定を変えたり、干し方や乾かし方、また乾いた洗濯物のしまい方を工夫することで、洗濯にかかる時間を上手に短縮することができます。ご紹介した洗濯の時短テクを参考に、毎日の家事を楽にサクサク進めていきましょう。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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