子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

捨てたらスッキリ!「キッチンにあるもので処分して良かったもの」TOP5…掃除もラクに

モデルルームのようなシンプルなキッチンに憧れるものの、自分の家のキッチンは「もの」で溢れているという人も多いと思います。しかし、よくよく考えると、キッチンで使うものは大体決まっていて、ここ何年も使っていないアイテムもけっこうあるのでは? そこで『kufura』では、既婚女性114人にアンケートを行い、「キッチンにあるもので処分して良かったもの」を調査。以下、ランキングでご紹介していきます。

第5位「キッチンマット」・・・4票

null

「キッチンマットは洗うのが大変だったので、処分して正解でした。今は正方形に分かれたカーペットを敷いていますが、汚れた部分だけを取り替えることができて便利です」(50歳/主婦)

「キッチンマットはお部屋のアクセントになるし、あると足元が暖かいので使っていましたが、汚れが落ちにくく、掃除の際にヨレたり掃除機で吸い込んでしまったりと、いろいろストレスになることも。思い切って処分したところ、前よりもキッチンが広く見えるようになり、洗濯などのお手入れも不要で快適になりました」(70歳/その他)

「ズレやすくて、邪魔だと感じることもあったキッチンマットを処分。洗濯の手間が省けただけでなく、床の掃除もしやすくなりました」(53歳/主婦)

キッチン床の汚れ防止はもちろん、インテリアとしても大活躍してくれるキッチンマット。ですが、水ハネや油ハネなどで汚れやすく、頻繁に洗濯が必要になるなど、お手入れがけっこう大変で困りますよね。処分してしまえば、洗濯の手間が省けるのはもちろん、床のお掃除もかなりやりやすくなるようです。

第4位「布ふきん」・・・5票

null

「ふきんを処分して、食器を拭くのもシンク周りやテーブルを拭くのも、その都度キッチンペーパーを使うように。使い捨てできるので、ふきんよりも衛生的だし、洗ったりする手間もなくてラクちんです」(46歳/主婦)

「コロナをきっかけに、衛生面を考えてふきんを布からキッチンペーパーに切り替えました。使い捨てなので清潔に使えるし、ふきんと違って消毒や洗濯などの手間もかからず、いいことだらけです」(58歳/コンピュータ関連以外の技術職)

「ふきんを布ふきんから、使い捨てのマイクロファイバークロスに変更。食器拭き、台拭き、雑巾、廃棄のサイクルで使っていますが、毎日のふきん洗いからも解放されました」(47歳/主婦)

布ふきんを清潔に使うには、毎日の洗濯や消毒が欠かせません。基本的には、1日の終わりにふきんを洗って干すことになるので、夜遅くにバタバタすることになって大変。布ふきんの代わりにキッチンペーパーなどを使うようにすることで、お手入れの必要がなくなって家事がラクになるし、布ふきんよりも衛生的に使うことができていいですね。

第3位「水切りカゴ」・・・8票

null

「水切りカゴ。邪魔なものがなくなって、シンクの周りがスッキリしました。しかも水切りカゴを洗う手間も省けるので、家事がグンとラクになりました」(80歳/主婦)

「けっこうスペースを取る水切りカゴを処分したおかげで、料理の際の作業スペースをしっかり確保できるようになりました」(27歳/その他)

「置き型の水切りカゴを処分。突っ張り型に変えたら、キッチンに空きスペースが生まれて、料理の際に作業がしやすくなりました」(30歳/主婦)

「水切りカゴを処分したことによって、食器類を洗ったらその都度拭いてすぐに片付けるようになったので、常にキッチンがスッキリと片付くようになりました」(38歳/主婦)

水切りカゴを処分したら、キッチンがスッキリして作業スペースも広くなって良かったという人も。たしかに、水切りカゴはけっこうスペースを取るので、狭いキッチンだと邪魔になることも多いですよね。作業スペースが広がれば料理がしやすくなるし、キッチンの見た目もスッキリ。水切りカゴを洗うなどのお掃除の手間がなくなるのも嬉しいですね。

第2位「食器」・・・22票

null

「子どもが独立して使わないお皿が増えたので、思い切って処分してお皿の数を減らしたところ、食器棚に余裕ができてお皿を出し入れしやすくなりました」(70歳/主婦)

「夫婦2人きりの生活になったので、引き出物等でいただいたあまり使わないお皿を処分。食器棚や引き出しの中にスペースができて、食器以外のものを収納できるようになりました」(71歳/主婦)

「大皿を処分しました。最近は1度に大量の料理を作ることもなくなって出番が減ったし、大皿はかなり場所を取って邪魔だったので、処分して良かったです」(63歳/その他)

「結婚式の引き出物などでもらった未使用のお皿やグラス等を、まとめてフリマで売って処分したら、キッチンがスッキリしました」(59歳/主婦)

「食器やカトラリーは家族の人数分だけあれば十分。たくさんあると、いろいろ使いすぎて洗い物も増えるので、食器は必要最低限だけあれば問題ないと思いました」(46歳/その他)

3位以下を大きく引き離し、2位に「食器」がランクイン。結婚式の引き出物などでもらった食器や、子どもたちが独立したあともそのまま残っている子ども専用の食器など、食器棚の中には意外と使っていない食器が置いてありますよね。食器を処分することで、食器棚の中に余裕ができるため、普段使う食器の出し入れがしやすくなったという意見が目立ちました。

第1位「三角コーナー」・・・30票

null

「三角コーナーを処分したら、キッチンにゴミを放置しなくて済むようになったので、嫌なニオイが発生しなくなったし、シンクのお掃除もラクになりました」(30歳/主婦)

「キッチンのゴミは、三角コーナーに入れずに、その都度袋に入れて処分することに。三角コーナーを処分してからは、キッチンに虫も来なくなって快適です」(56歳/その他)

「調理の際は、小さなビニール袋の中にゴミをためて、最後にまとめて捨てるようにしています。三角コーナーを処分したおかげで、流しを広く使うことができるようになりました」(64歳/その他)

「今は生ゴミ用のポリ袋を立てるホルダーや、自立するゴミ袋などがあり、三角コーナーはもう必要なくなったため処分しました。三角コーナーを毎日洗う手間が省け、ポリ袋のゴミもすぐに捨てられるので、衛生的にも良かったです」(43歳/主婦)

「三角コーナーがあると、洗い物をするときに邪魔。また、生ゴミを集めたあとにその都度洗って乾かさないと、ヌメリが出たりしてお手入れも大変だったので、処分して正解でした」(53歳/主婦)

堂々の1位に輝いたのは、「三角コーナー」でした。三角コーナーは、カビやヌメリが出やすく、ゴミから嫌なニオイも発生するため、お掃除が大変。シンクのゴミは、生ゴミ用の小さなポリ袋などに入れて毎日捨てるようにすれば、三角コーナーがなくても全然困りません。三角コーナーを処分することで、シンクが広くなり、お掃除もしやすくなるようです。

ほかにはこんなものを処分した人も!

null

ほかにも以下のように、キッチンにあるもので処分して良かったものはいろいろ。今はキッチン関連の便利なグッズがたくさんあるため、昔からの定番キッチンアイテムがなくても、特に困らなくなってきているのかもしれませんね。

「天ぷら鍋。少しの揚げ物なら深めのフライパンで少量の油で揚げるか、ノンフライヤーを使用すればいいので、処分しました。キッチン収納に空きスペースができたし、前に比べて油を使う量も減ったので、油の処分もラクになりました」(45歳/主婦)

「まな板。牛乳パックなどで代用できるし、使い捨てにすることで洗ったり、消毒したりする手間も省けます」(46歳/その他)

「炊飯器を処分しました。夫婦2人なので、炊くのはいつも1〜2合。電子レンジを使えば10分ほどで炊けます。処分したことで、キッチンスペースにゆとりもできて良かったです」(57歳/主婦)

「調味料ラックをシンク周りに置いていましたが、油汚れでお手入れも大変だったので、思い切って処分。調味料は別の場所に保管するようにしたら、シンク周りを常にきれいな状態でキープできるようになりました」(41歳/主婦)

思い切って処分してみたところ、意外となくても困らないだけでなく、「キッチンの見た目がスッキリした」「お掃除がしやすくなった」など、いろいろなメリットを実感することができた様子。ご紹介したランキングを参考に、皆さんもキッチンにあるものの使用頻度などを考えながら、必要ないものは処分してみてはいかがでしょうか。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載