理系夫さんが、パルリちゃんに試した解決策は…
null学校から帰った後、ランドセルや勉強道具をリビングに散らかしがちだった小学5年生のパルリちゃん。
連載第2回 (小5の娘。教科書やプリントをしまう場所の「見える化」であっという間に収納完了)では、パルリちゃんにヒアリングした「片付けられない2つの理由」に対して、理系夫さんが試した解決策について紹介しました。
その理由と解決策とは……
(理由1)学校から帰ったあと、やりたい事優先(おやつを食べる)で動いていたから
→子ども部屋に、帰宅後のやるべきルーティンをラベル貼りして「見える化」
(理由2)勉強道具が沢山ありすぎて、しまい方が分からなかったから
→キャスター付きラックに詰め込んでいた教科書やノートをすっきり整理整頓
→教科書・ノート・プリント類のBOXもラベルを貼り、しまいやすくした
さて、理系夫さんの試みは、パルリちゃんにどんな変化をもたらしたのでしょうか?
帰宅後にやること。その順番を「見える化」してみたら…?
null仕組みとルールができれば、散らからない!
nullなんということでしょう!
まず家に帰ったら自分の部屋に行き、ラベルの順番通り「1.ランドセルを置いて、2.GPSを充電して、3.プリントを入れる」という行動習慣が身に付いています!
それに加え、せっかく子ども部屋を片付けたので、これを機にリビング学習もやめたそう。自分の部屋で勉強することで、リビングに余分なものを持ち込む事がなくなりました。本棚やキャビネットも、今はもう読んでないものは処分することにしました。
これまであんなに散らかしていたパルリちゃんでしたが、ちょっとしたルールが出来たことで、片付け習慣が身に付き大きな成長を遂げたのでした!
そして皆さんお気づきでしょうか?
それぞれのプロセスの中で、パルリちゃん自らが動き、一緒に散らかり対策を考えられるように、理系夫さんが行動を促したり質問したりしている事を……! こうする事で、子どもも「片付け」をより自分事として考えられ、能動的に動けるようになるのですね。
子どもが散らかしてばかり、どんなに注意しても片付けてくれないとお悩みの方は、「何で片付かないのかな?」と、まずは子どもと一緒に話し合いをしてみることをおススメいたします!
片付けが苦手な妻と整理収納アドバイザー1級の資格を取得した理系夫が、 夫婦二人三脚で散らかり放題な家の片付けに挑む、お片づけコミックエッセイです。
理系夫独自の合理的な収納理論や片付けテクニックをフル活用。 下駄箱・リビング・子ども部屋・はたまた薬箱や子どもの制作物まで、 家中のあらゆる場所・モノを片付けていく様子が爽快、読めば心まですっきりします!
くぼこまき/著 1,430円(税込)
くぼこまき
早稲田大学卒業後、三越・ソニー勤務を経てフリーのイラストレーター・漫画家に。 著書に『クルーズ、ハマりました!』(JTBパブリッシング) 『まんぷくごほうびビュッフェ』(幻冬舎)がある。 夫と小学生の娘と3人暮らし。ラジオと爆笑問題、将棋観戦が大好き。 9月に『理系夫のみるみる片付く!整理収納術』をはちみつコミックエッセイより出版。
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