家計簿をつける場所を決める
null家計簿は、やる気がある時だけ頑張っても、続かなければ意味がありません。
つまり、家計簿を続けるために必要なのは、やる気よりも習慣化。
そして、家計簿の習慣化に意外と大切なのは、書こうと思ったときに、家計簿やペン、レシートや電卓など必要なアイテムを、サッと取り出せること。
もし、必要なものがまとまっておらず、あちこち探しに行くことから始めてしまうと、書く前に面倒になり、家計簿そのものがおっくうになってしまうからです。
貯まる人は、そんなつまらないストレスで家計簿が挫折しないように、「家計簿を書く場所」を決め、そこに必要なアイテムを全てまとめています。
ダイニングテーブルや、寝室に小さな机を置くなどして、自分が家計簿を書く場所をまず決めてしまいましょう。
そしてここを基点に、「我が家のマネースペース」を整えてみます。
「ここを見れば我が家のお金が全部わかる」状態に
nullマネースペースには、次のような「お金」に関するアイテムをまとめておくようにします。
・家計簿
・ペン
・電卓
・レシート
・クレジットカードの明細
・水道光熱費の料金明細
・通帳
・通信費や保険料の契約内容など
家計簿に記録したいデータは、できるだけ一か所に集めておくと、書くのがラク。書くストレスが減れば、「貯蓄」をさらに伸ばす方法や、ムダの見直しに注力できます。
ただ、レシートや明細はすぐ溜まってしまうので、ついその辺に置いたり、適当に引き出しに突っ込んだりしてしまいがち。小さな引き出しやファイルボックスなどで十分なので、明細やレシート類をサッと保管できる環境を整えましょう。
たとえば、明細類はそれぞれ専用のファイルを用意しておけば、届いたらすぐ保管できます。
レシートも専用の箱などを用意して、財布から取り出したらすぐ入れられるようにしておくと、保管の習慣化に役立ちます。
マネースペースに座ったら、
・収入がいくら入ったか
・何にいくら使ったか
・貯蓄がいくらできているか
・固定費を見直す時の資料
・有料のサービスやアプリなどを解約したいときの契約番号やID
など、お金の流れやお金に関する情報をパッとチェックできる状態にするのが理想です。
まとめ:貯蓄の差は、マネースペースの差!
null貯まる人は、取材時も家計簿やお金に関係する情報をさっと取り出し、質問に明快に答えてくれます。
一方、貯まらない人はあちこち資料を探しに行き、結局見つからないことも多いです。
この差はまさに、「マネースペース」の差。
家計を常に把握できる状況、家計簿がラクに続く環境を整えることが、貯蓄にも確かな差をつけているのです。
家計簿を始めるなら、まず必要なデータを一か所に集め、快適につけられる「マネースペース」を作ることを、おすすめします!