雛人形を飾っている人は12%、飾っていた人は約6割
null雛人形を飾るかどうかを尋ねたところ、「飾ったことがある」という人は約6割いましたが、現在も毎年、もしくは時々「飾っている」という人はわずか12%という結果に。「自分が子どもの頃は親が飾ってくれた」という人は4人に1人程度、「子どもが小さい頃は飾っていた」という人は約13%でした。最近は女の子が生まれても買わないで済ませたり、小さな置物やタペストリーなどを用意する人も多いようです。確かに飾る場所だけでなく仕舞う場所にも困る雛人形。現在の住宅事情を考えると買わない選択をする人が多いのも納得ですね。
■あなたは「雛祭り」に雛人形を飾りますか?(複数回答可)
「飾ったことがない」・・・41.6%(208人)
「自分が子どもの頃は親が飾ってくれた」・・・24.4%(122人)
「自分が親になって飾るようになった」・・・7.0%(35人)
「時どき飾っている」・・・3.6%(18人)
「毎年必ず飾っている」・・・8.0%(40人)
「子どもが小さい頃は飾っていた」 ・・・13.2%(66人)
「雛人形はあるけれど、ずっと物置や実家にしまっている」・・・8.0%(40人)
「雛人形は処分してしまった」・・・5.6%(28人)
「その他」・・・2.4%(12人)
段飾りの雛人形を持っている人はわずか5%
nullでは、実際にどんなタイプの雛人形を飾っているのでしょう。
■あなたの飾る雛人形は次のどれですか?(複数回答可)
「七段飾りの雛人形」・・・1.9%(4人)
「五段飾りの雛人形」・・・2.4%(5人)
「三段飾りの雛人形」・・・0.5%(1人)
「親王飾り(男雛と女雛の雛人形)」・・・2.9%(6人)
「キャラクターの雛人形」・・・4.3%(9人)
「子どもが紙で作った雛人形」・・・5.8%(12人)
「その他」・・・82.7%(172人)

雛人形の処分は、神社に奉納することも可能
null雛人形は子供の身代わりとなり厄を受けたり、
「業者に行って捨てて貰った」(28歳男性/研究・開発)
「粗大ごみの有料の袋に入れて回収してもらった」(
「七段飾りが大き過ぎて主要メンバー以外は処分されました」(
「自宅を新築する際、古い家の解体時に業者に処分してもらった」(60歳男性/その他)
ゴミとして処分したという人以外に多かったのは、「
「神社で奉納しました」(41歳女性/主婦)
「供養して処分した」(50歳男性/コンピューター関連技術職)
「近くのお寺でお焚き上げしてもらった」(60歳女性/主婦)
そのほか少数でしたが、リサイクルショップに売ったり、
「リサイクルショップに売りました」(52歳男性/
「買い取り業者に引き取って貰った」(62歳女性/主婦 )
「欲しいと言う家が見つかったのであげた」(67歳男性/

雛祭りはいい思い出、伝統行事を引き継ぎたい人多数
null最後に雛人形に対する思いを教えてもらいました。
「女の子に対して祝うものであり素敵な伝統である。
「生まれてからずっと続けられている特別な行事です」(
「女の子の成長を祝う美しい風習だと思うので廃れてほしくない」(46歳男性/コンピューター関連技術職)
「友達の家に行って、みんなで食事したいい思い出」(
「
「家にお雛様が飾られていると、
「
「奈良県高取町の雛めぐりに参加したことがある。
「おままごとをして、人形の顔が色んな方向を向いていた」(
「七段飾りの雛人形で、
「ひな壇の前で妹と撮った写真が宝物になっています」(

中には怖いイメージや嫌な思い出がある人も
null一方で、片づけ損ねると嫁に行けないという噂や、
「昔読んだ漫画で、夜中に雛人形が動き出すという怖い印象」(
「
「雛人形を片づけるのが遅くなると、結婚が遅くなると言われて、
「親が見栄を張って孫の為に大きな雛人形を買ったから、
「美内すずえ先生の漫画に雛人形を題材とした怖い作品があり、
「雛人形は姉の雛人形でしかなかった」(57歳女性/主婦)
もちろん、自分が男子兄弟だったり、
「自分は、男3人兄弟、子どもは男2人なので雛人形の思い出はない」(62歳男性/総務・

雛人形を持っていた人にとっては、
こうしてみると、

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。