電車やバスで隣に座られやすい人は45%
null電車やバスで率先して隣に座られる経験について尋ねたところ、「よくある」という人は1割弱でしたが、「たまにある」という人と合わせると45%が経験があることがわかりました。
■電車やバスであなたの隣の席が空いているとき、他に空席があるのになぜか率先して隣に座られてしまう経験がありますか?
「よくある」……5.8%(27人)
「たまにある」……39.2%(184人)
「ない」……46.3%(217人)
「わからない」……8.7%(41人)
では、隣に座られた時に思うことはあるのでしょうか? 経験があるという211人に尋ねたところ、約半数の人が座られやすい特徴があると回答。また3割近い人が「混雑時ならともかく、他に場所がある時に座られると嫌な気持ちになる」と感じていることがわかりました。一方で「何も思わない」「座ってくれていい」と思っている人もいるようです。

小柄で外見が優しそうだと隣に座られやすい
null座られやすい人にその理由を自己分析してもらった結果、最も多かったのは「自分は小柄だから」。また体が小さいことに加え、「外見が優しそうだから」と言う意見もありました。
「自分は小柄なので単純にスペースが広くとれると思われていると思う」(24歳女性/デザイン関係)
「自分は大人しめに見えるので座りやすいのだと思う」(26歳女性/その他)
「自分は外見が怖くないのだなと思います」(48歳男性/その他)
「ニオイ、体型、などすべてが無難なのだと思う」(49歳女性/総務・人事・事務)
「穏やかで人が良さそうな童顔なので座られるのかなと思います」(54歳女性/主婦)
また、単に女性だからと言う意見も。一般的に体が小さい女性の隣は座りやすいのかもしれませんね。
「女性の隣の方が安心なのだと思う」(33歳女性/弁護士)
「おじさんより女性の隣を選ぶのは当然だと思う」(46歳女性/営業・販売)
さらに荷物が少ない人、何かに集中している人も隣に座られることが多そうです。
「本を読んでいるので座られそう」(41歳女性/主婦)
「持っている荷物が少ないとか、カバンが小さいとかだと思う」(49歳女性/主婦)
中には隣に座ってもいいように、カバンに気を付けたり、スペースを作る努力をしている人もいました。
「隣に座られても良いようにいつもカバンを膝の上に置いているので、気にならない」(68歳男性/その他)
「きちっと隣とのスペースを詰めて座っているから、間隔が広く見えるのかもしれないです」(68歳男性/総務・人事・事務)
隣の人にストレスを感じないための方法
null混雑時はともかく、空席があるのに隣に座られると不快に感じたり、疑問に思う人も多いですよね。なぜここに座るの?とイラっとする人は少し考え方を変えると楽になるかも!? こんな考え方をする人もいるようです。
「どんどん座ればいい」(34歳女性/総務・人事・事務)
「他人のことはどうでもいいので、好きなところに座れば良い」(47歳男性/その他)
「隣りに座られたのは、たまたまだと思う」(52歳男性/営業・販売)
「その方の好きな席、降車時に便利な場所、何となく自然に……好きに座ればいいと思う」(62歳女性/その他)
本当に嫌だったら、運が悪かったと思って自分が席を変えるしかないのかもしれませんね。
「女性に座られると何とも思わないが、男性に座られると、なんとなくいやなので、降りるふりをして車両を変えることがある」(34歳女性/学生・フリーター)

人に道を聞かれることがある人は約7割
null続いて人に道を聞かれることについて尋ねてみたところ、「よくある」と言う人は7.5%、「たまにある」と言う人は61.4%で、約7割の人が経験があることがわかりました。
◾️あなたは歩いていて、人に道を聞かれることがありますか?
「よくある」……7.5%(35人)
「たまにある」……61.4%(288人)
「ない」……29.2%(137人)
「わからない」……1.9%(9人)
意外と道を聞かれた経験がある人が多いことがわかりました。では、道を聞かれることに対して、皆さんはどのように思っているのでしょうか?
道を聞かれたら「助けてあげたい」という人が多数
null道を聞かれることに対して、嫌な印象を持つ人は少なく、多くの人が「聞かれたらきちんと答える」「特に何も思わない」と答えていることがわかりました。中には、「うれしい」とか「助けてあげたい」と思う人も。「自分もよく聞くからお互いさま」と答えた人もいました。
「理由はないが何故か嬉しくなる」(24歳男性/研究・開発)
「海外で親切に教えて貰えたりするので私も親切に教えてあげる」(46歳女性/その他)
一方で、「困る」「不安になる」という人や「申し訳ない」と思う人も。地元ではないのに道を聞かれた時は困るとか、海外の人だと特に身構えてしまうという人が多いようです。
「英語で質問されるので困ってしまう」(24歳女性/デザイン関係)
「説明が苦手なので困る」(38歳男性/その他)
「知らない土地では案内できないので申し訳ない」(31歳男性/その他)
「急いでるときは結構困る」(40歳女性/その他)
「自分が説明した道順が正しいのかどうか心配になってしまう」(46歳男性/その他)

「地元民に見える」「話しかけやすい」人に声をかける?
null道を聞かれやすい人の中には、「声をかけやすい雰囲気がある」とか「地元民に見られやすい」という人も。荷物が少なく、小慣れた雰囲気を出していると地元民に思われやすかったり、歩き方や待ち合わせ中の態度によっても道を聞かれやすい場合がありそうです。
「ゆっくり歩いてるから声をかけやすいんだろうなと思う」(23歳男性/その他)
「旅行先でも聞かれることがあり、どこへ行っても地元民に思われるのか?と不思議に思う」(38歳男性/公務員)
「もともと接客業なので、その雰囲気が影響していると思う」(40歳女性/主婦)
「物知りにみえるのかも」(40歳男性/その他)
「外国人に道を訪ねられたりする事が多い。おそらく外国人から見たら私は英語が話せる様な感じに見えるのだろうか!?」(64歳男性/営業・販売)
「カジアルな服装なので、地元の人だと思ってくる」(67歳男性/その他)
「自分に隙があるからだと思う」(69歳男性/その他)
見た目も影響あり? 優しそうな顔だと聞かれるかも!?
null電車で隣に座られやすい人の特徴でもわかりましたが、道を聞かれやすい人も見た目が影響しやすいようです。
「怖くない顔をしているからかも」(29歳女性/主婦)
「親切に見えるのかなと思うようにしています」(32歳女性/その他)
「なんで私?とよく思う。実は短気だけど温厚そうな顔なのだろうか?」(36歳男性/その他)
最近は、スマホの地図アプリがあるから自力でなんとかする人が多いですが、電波が悪かったり、地下にいたり、アプリの不具合など、作動しない場合もあるでしょう。そんな時はやはり人に頼りたいものですよね。
また外国人観光客が増え、海外の人に聞かれる機会が増えたというケースも多いでしょう。道に詳しくない場合や英語が苦手な場合でも、誠意を持って対応すれば、相手に優しさが届くので不安に思う必要はありません。時間がある時は助けてあげると、ちょっと良いことをした気分になれるかも。
中には道を尋ねたところから始まった友人関係やご縁もあるので、余裕があれば道案内をしてあげるのもいいかもしれませんね。

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。