子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「お弁当」を素早く冷ます方法5選!250人に聞いた時短テクで暑い夏こそ効率的に

暑くなると心配になるのが「お弁当」。食中毒のリスクが高まるので、お弁当はしっかり冷まさないと心配ですよね。とはいえ、ただでさえ忙しい朝、できるだけ冷ます時間が短縮できたらうれしい!
……ということで、『kufura』では、お弁当作りをしている20~60代の男女250人を対象にアンケートを実施。「温かいお弁当を素早く冷ます方法」について聞いてみました。

朝、お弁当を冷ます時間はどのくらい?

null

まず、お弁当を冷ますのにどのくらい時間をかけているのか、当てはまるものを次の中から選んでもらいました。

5分未満・・・28人(11.2%)

5分以上10分未満・・・50人(20.0%)

10分以上15分未満・・・64人(25.6%)

15分以上20分未満・・・49人(19.6%)

20分以上25分未満・・・15人(6.0%)

25分以上30分未満・・・20人(8.0%)

30分以上・・・24人(9.6%)

10分以上15分未満がおよそ2割強で最多という結果に。また、5分以上10分未満、15分以上20分未満も2割前後ということから、5分~20分程度の時間をかけてお弁当を冷ましている方が多いということが見て取れます。

それでは次に、どのようにお弁当を素早く冷ましているのか、皆さんから届いた様々なテクニックをご紹介していきます!

1:皿、バットなどに平らに広げて熱をこもらせない

null

「ご飯やおかずを平たいお皿に並べ、粗熱が取れてから詰める」(38歳女性/総務・人事・事務)

「焼き終わったり、炒め終わったりしたら、冷やしたお皿に薄く盛り付け冷ます」(52歳女性/主婦)

「お皿の上に具材を離して置いて、空気の通りをよくする」(56歳女性/その他)

「盛り付ける前に、まな板や皿に薄く平らに置いて、自然に冷ます」(60歳女性/その他)

「バットに一度移し平らに広げる」(46歳男性/総務・人事・事務)

熱々のおかずが重なっているとなかなか冷めないので、平らに広げて熱を逃げやすくするといった意見が。冷やしたお皿や、熱伝導率の高い金属製のバットを使えばさらに時間短縮になりそうで◎! バットは100均などでもすぐ手に入りますし、サイズも選べるのでおすすめですよ。

2:うちわや扇風機などを使い、風で熱を飛ばす

null

「お弁当箱を、風通しの良いところにおいて冷ますようにしています。冬場は寒すぎて窓はあけられないけど、春~秋はキッチンの横の窓をあけて、その近くにお弁当を並べて冷ますようにしています」(48歳男性/コンピュータ関連技術職)

「うちわであおいで冷ます」(69歳男性/その他)

「ミニ扇風機を直接当てる」(35歳女性/その他)

「お皿に別途移して、扇風機の風を当てています」(34歳女性/総務・人事・事務)

「扇風機で熱を吹き飛ばすと短時間で冷えます」(61歳女性/デザイン関係)

うちわ、扇風機などの風を当てて冷ますという人もかなり多くいるようです。コメントにもありましたが、熱気を吹き飛ばすにはやっぱり風が効果的なのかも。扇風機なら風が当たる場所に置いて放置しておけるので、大助かりですね。

編集部員の中にも、卓上サイズのミニサーキュレーターを使ってお弁当を冷ましているママがいました。

3:冷蔵庫や冷凍庫に入れて全方位から急速冷却!

null

「ふたをあけて、出かける前まで冷蔵庫で冷やす」(68歳男性/総務・人事・事務)

「粗熱を取って冷蔵庫に入れる」(69歳女性/学生・フリーター)

「夏場などは冷蔵庫で冷やしてから持っていくことにしている」(67歳男性/その他)

「少し冷めたら冷凍室に入れる」(28歳女性/その他)

手っ取り早く、冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまうという方も。庫内全体が冷えているので冷めるのも早そうですが、粗熱を取ってからでないと庫内の温度が上昇してしまい、周りの食材に影響が出てしまうおそれも。その点に注意しつつ、かしこく活用したいですね。

4:保冷剤は直に冷気を伝えられて効率的

null

「お弁当箱の上と下に保冷剤を置く」(64歳女性/主婦)

「保冷剤を並べてふきんを敷いた上にのせておく。ご飯を冷ますときは、軽くラップをかけておく」(53歳女性/主婦)

「保冷剤の上にアルミトレーを置いてその上にのせる」(60歳男性/その他)

「大きめの保冷剤を温かい中身を入れた弁当箱の下に置き、蓋は開けたまま冷ます」(41歳女性/主婦)

「保冷剤の上に小分けしたご飯やおかずをのせる」(48歳女性/総務・人事・事務)

「ランチバッグに入れる時に、一番上に保冷剤を置くようにした」(50歳女性/その他)

保冷剤を使うという回答もたくさん寄せられました。お弁当箱自体に直接当てて冷やすことができるので、とっても便利ですよね。保冷剤+アルミトレーでさらに効率的に冷やしている方も。さらに、保冷機能付きのランチバッグにお弁当と一緒に入れておけば、真夏でもかなり冷気を保てて冷えるのも早そう!

5:食材の切り方、詰め方にひと工夫

null

「あまり中身を詰め込みすぎないようにする」(51歳女性/その他)

「なるべく材料は細かく刻むようにする」(46歳女性/営業・販売)

「ご飯は間隔を置いて2回に分けて詰めると、早く冷ませられます」(53歳男性/公務員)

おかずを詰め込みすぎない、材料は細かくなど、これまでのような“冷まし方”ではなく、冷えやすくなるような詰め方、切り方を実践している人も。その他、温かいご飯は2回に分けて入れるなど、ちょっとした工夫で違うとのこと。これはマネしてみたいですね。

このほかにも、

「ご飯は使う量だけボウルなどに入れて冷ます」(51歳女性/主婦)

「素早く冷ます方法はボウルに水を入れ弁当箱を浸すと冷えるのが早い」(68歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)

といった声も聞かれました。

 

いかがでしたか? 素早く冷ますために、いろいろな手段を使って奮闘している様子がうかがえました。お弁当を作るだけでもひと仕事ですが、冷ますのにひと手間かけるのも、家族や自身の体のことを思えばこそ。今回お届けしたアイディアを参考に、夏場のお弁当作りを乗り切っていけるといいですね。

あーこ
あーこ

趣味は、ショッピング、寺社仏閣巡り、歌舞伎鑑賞など。短大時代に生け花や茶道に触れ、伝統文化に興味を持つ。花が好きなこともあり、花屋での勤務も経験。また、わんこも大好きで、愛犬の初老チワワに癒される毎日です。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載