子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

【セルフレジ恥ずかしい体験あるある】お店でやらかしたこと男女457人に聞きました。機械相手にたじたじ…

ここ数年で急激に社会に浸透したセルフレジ。有人レジよりもスピーディーに買い物できるなど、何かと客側にもメリットがありますが、ただ慣れるまでは操作方法がわからなかったり、予期せぬトラブルが生じたりで、戸惑った経験がある人も多いのではないでしょうか?

『kufura』では、セルフレジの利用経験がある457人を対象に、アンケート調査を実施しました。

バーコードが読み取れない!

null

「バーコードがない商品のバーコードを延々と探し続けていたこと」(48歳男性/コンピューター関連技術職)

「バーコード読み取り機にかけても読み取れず店員を呼んだら、読み取り機のボタンを押していなかったことに気づかされ恥ずかしかった」(59歳男性/その他)

「バーコードを読み込むときなかなか読み込めず、後ろに並んでいる人がイライラ。係員を呼んだら一発で読み込めて思わず“さすが上手ですね”と声が出た」(66歳男性/その他)

「同じ商品のバーコードを2回読み取らせてしまった。店員さんを呼んで事情を話したのですが恥ずかしかったです」(65歳女性/その他)

「ビールの6缶パックを購入したとき持ち方が悪かったためか、単品のバーコードを読み取ってしまい店員を呼んであらためて6缶パックのバーコードを読み取ったこと」(59歳男性/営業・販売)

セルフレジの失敗エピソードとしてまず多かったのは、バーコードに関するミス。商品のバーコードが見つからなかったり、レジがなかなか読み込んでくれなかったり、逆に反応が良すぎて二重に読み取ってしまったり……などなど戸惑いの声が続出しました。

自分がセルフレジを体験してみると、どんな商品でも素早く正確に処理できる店員さんの技量の高さを実感させられますよね。

レジが発するメッセージが恥ずかしい…

null

「大好きな商品があり、よく同じものを5個以上購入するのですが、バーコードを読み取る度に“同一商品です”という機械の音声が鳴り響いてすごく恥ずかしいです」(37歳男性/デザイン関係)

「安い商品をいくつも買ったときにその値段が連呼されるのがちょっと恥ずかしい。“こいつは貧乏だ”と思われていないか心配」(58歳女性/その他)

「いつも利用するお店では割引品のバーコードを読み込むと“シールをかざしてください”というアナウンスが聞こえる。割引品を買うのは恥ずかしくないが、セルフレジでわざわざアナウンスされるのはなんか嫌だ」(50歳女性/その他)

「値引き商品ばかりを買っていたらセルフレジで周りの人に聞こえる大きな声で“値引きしました”と何度も言われること」(62歳男性/コンピューター関連以外の技術職)

同じ商品を通したときに鳴るメッセージが恥ずかしいというのは、マツコ・デラックスさんも語っていたことですが、他にも価格読み上げや割引を知らせる音声が気になるとの声も。

おそらくまわりのお客さんは自分のレジ操作に夢中で自分以外のお客が何を買ったかなど、ほとんど耳に入らないと思われますが……。セルフレジが発する無機質な音声は実際の音量以上に響くように感じられることってありますよね。

支払段階でひと騒動…

null

「クレジットカード払いをしようとしてクレジットカードじゃないカードをまちがって刺してしまい数分気付かず恥ずかしかった」(46歳男性/コンピューター関連技術職)

「クレジットカードを出すのに手間取っていたら、“カードをどうぞ”と自動音声で延々と催促されたこと」(62歳男性/その他)

「カード決済中にカードを抜いたらエラー音が鳴り響き店員がすっ飛んで来た」(59歳男性/営業・販売)

「ポイント払いをしようとしたら残高不足で決済できず、大きなブザーが鳴り響き周囲の視線が痛かった」(64歳男性/その他)

「急いで小銭を大量投入したら詰まらせてしまった。店員総出で直してくれました」(44歳男性/コンピューター関連技術職)

商品を全て読み込ませていざ支払い!……という段階でもさまざまなトラップが。一口にセルフレジといっても、お店によって微妙に仕様が異なり、ある店でOKだったことが別の店ではNGだったりなど、最後まで気が抜けません。

忘れ物に要注意!

null

「会計後、アラームが鳴り続けてるし、レシートが出てこないと思って、店員さんに声をかけたら、お釣りをとっていなかった」(42歳女性/主婦)

「精算後カードを取り忘れて、カード会社にカードが届けられるまで気づかなかった」(67歳男性/その他)

「電子マネー決済でチャージ後支払いして、そのままスマホを機器に置きっぱなしに。忘れたことに気付いてお店に戻ったときは、別の人の支払いも決済されてて店員さんにそれを伝えたら大騒ぎになってしまった」(47歳女性/営業・販売)

忘れ物に関するトラブルの報告もありました。それにしても、カードなど大切なものがそのまま行方不明にならずちゃんと戻ってきたのは不幸中の幸いですね。

まわりの人たちに助けられて…

null

「まちがえて何か押してしまったのか変な音が鳴って、店員が飛んできた。生理用品を買おうとしていて男性の店員さんに対処してもらったのが余計に恥ずかしかったです」(45歳女性/主婦)

「初めて使ったとき何をどうしたらいいのか分からなかったのでキョロキョロしていたら、横を通り掛かった中学生くらいの女の子にやり方を教えてもらった」(42歳女性/その他)

「野菜がどこのページにあるのかわからずに困っていると隣の人がここにあるわよ、と教えてくれた。ありがたいと思ったけど高齢の方だったので自分の不甲斐なさを感じた」(45歳女性/その他)

何か不具合が発生した際、店員さんやまわりの人に助けてもらってありがたいやら恥ずかしいやら……。でも、トラブルのフォローは店員さんの仕事のうちですし、お客さん同士の助け合いもお互い様。もしいつか身近で同じようなケースで困っている人を見かけたら、失敗経験を生かして次は自分がサポートする側に回りたいものですね。

 

ちなみに、「何かあったら店員を呼ぶので特に困ったり恥ずかしかったりした経験はない」とのコメントも複数ありました。セルフレジで何かトラブルがあってもクヨクヨする必要などないかもしれません。今回ご紹介したみなさんの体験談もふまえて、これからも活用していきたいところですね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載