今回『kufura』では、20~50代の既婚女性57人に、実際にそんな風に友人宅を真似て取り入れた「“インテリア”や“暮らし”のアイディア」を教えていただきました。ジャンル別にご紹介します。
シンプル・イズ・ベスト!「収納や片付け」
null「ものをできるだけ置かないようにすることで、広くきれいに見えるのが素敵で、参考にした」(34歳/その他)
「家の中をシンプルにすること」(45歳/その他)
「スッキリした部屋を見て、私も断捨離を頑張ろうと思った」(43歳/主婦)
片付けが苦手な人には耳が痛いところですね。かくいう筆者も、いつもきれいな部屋に住んでいる友人に片付けや掃除のコツを聞いたら「お部屋は毎日、常に片付ける」と言われました。真似したいけど、できていません……。
ハッピーは入口から?「玄関の整頓術」
null「玄関のシンプルさに感動。整理整頓を心がけるように」(54歳/主婦)
「玄関の靴が、各自簡易的なBOXを使っていて整理整頓されていた。真似したら各自で片付ける癖もついて良かった」(58歳/総務・人事・事務)
「とにかく玄関がきれいだった」(35歳/主婦)
風水的にも玄関を片付けるのはいいことなんだとか。たしかに、玄関を開けて靴が雑然と並んでいるよりも、きれいな方が気持ちがいいですよね。帰ってきたら靴を片付ける、くらいなら真似しやすいかも。
「浴室・洗濯関連」の真似したいこと
null「脱衣所に扇風機や布団乾燥機を置いていること。浴室乾燥の替わりに利用していて、たしかに便利だと思った」(27歳/その他)
「お風呂の換気扇を長時間まわすこと」(49歳/主婦)
「洗濯機の上に突っ張りだなを設置しているのを見て、狭い場所でも有効活用できるなと思って自分でも購入した」(52歳/主婦)
「乾燥機付き洗濯機を導入すること」(23歳/総務・人事・事務)
友人宅で浴室乾燥に感動したことがあるのですが、扇風機や布団乾燥機を活用する方法なら、リフォームなしでできそうです。お風呂の換気扇はつけっぱなしでも良いんだとか。
「キッチンまわり」の収納を工夫
null「部屋にゴミ箱がなくキッチンの下に隠れていてきれいだった。真似している」(51歳/主婦)
「台所に洗った食器を置く棚がなく、吸水マットを置くのみだった。台所がスッキリ見えるし、吸水マットでも十分に水が切れることがわかり、引っ越しの際に食器ラックを処分してマットに切り替えた」(39歳/その他)
「食器棚の上に突っ張り棒を使って倒れないように地震対策をしていたので真似た。手軽に安くできるので良かった」(51歳/主婦)
「キッチン用の収納ラックを真似しました。キッチンがスッキリしたし真似して良かったと思う」(50歳/総務・人事・事務)
ものが多いけど、頻繁に使うことが多いキッチン。食器洗い後のラックは生活感も出やすいので、吸水マットだけというアイディアはありですね!
導入したら便利になった「こんな器具、あんな家具」
null「ウォーターサーバーを置くようになった。高いと思っていたが、お湯も出て手軽だったので」(29歳/総務・人事・事務)
「ハンドブレンダーが便利そうだったので、メーカーを聞いて購入」(45歳/主婦)
「おもちゃ整理棚を買った。増えるおもちゃには必要だなと実感した」(44歳/総務・人事・事務)
「IKEAの棚。同じアイドルグループを推しているママ友のところに行った時、IKEAの棚できれいに推しグッズを飾っていて、真似したくなった」(55歳/主婦)
使ったことがないと「なくても良さそう」と思ってしまうものにも、実は便利なアイテムがたくさん。それまで生活の中に無かったものはチャレンジするのにも勇気がいりますが、友人宅で使用例を見ていればハードルも下がりそうです。
「インテリアをワンランクアップ」させる装飾
null「100円ショップのアイテムを利用して、雑貨類を飾ってあった。季節に合わせて飾るようになった」(56歳/主婦)
「ブーケでその季節の物を飾っていた」(51歳/主婦)
「花をきれいに飾っていて素敵だなと思ったので自分の家でも機会があったら花を飾るようにしている」(43歳/主婦)
「子どもの作品が飾ってあり、すごくかわいかったので自分も飾るようになった」(41歳/主婦)
雑貨や花で季節感を出したり、家族の作品を飾ったりするって、とっても素敵ですね! インテリアのいいアクセントになりそうです。
こんなアイディアもありました
null「トイレの香りがよかったので、同じ消臭剤を買った」(36歳/主婦)
「白色で合わせるのがステキと思って真似てみようとしたが、殺風景に。アレンジして自分の好きなウッド系で合わせてみた」(57歳/その他)
「2世帯住宅のお宅で、階段を上がって2階が若夫婦、1階が親世帯で玄関を共有していた。うちも玄関共有の2世帯住宅だったので、上下で分けるのはいいなと思い採用した。それまでは1階のリビングダイニングも共有してきたが、食事の時間が違っても気にせずにすむようになった」(59歳/主婦)
香りや色も参考になりますよね。そのまま真似するだけでなく、自分好みにアレンジするのもアリ! 「それなに?」という会話から、話が盛り上がることもありそうです。
収納や玄関、部屋を飾るものなど、さまざまなアイディアをご紹介しました。「うちでも真似してみたい!」と思うものは見つかりましたか?
次回は「真似して取り入れたこと」の続編として、「家族の会話や習慣、ルールなど」に関するアイディアをご紹介します。お楽しみに!
ライター・編集。1990年青森県弘前市生まれ。編集アルバイト経験を経て『ぷっちぐみ』、『小学一年生』、『ようちえん』、『めばえ』(小学館)など幼児・学年誌の編集執筆やイベント運営を担当。『ねとらぼ』『アリシー』などWEB媒体でのコラムや調査記事、業界誌でのインタビュー記事、SNSのオウンドメディア運営なども行っている。結婚を機に高知県へ移住し、旦那と黒猫との3人暮らし。かわいいものと美味しいものに目がない。