「財布をどのくらいの頻度で買い替えますか?」
null財布の買い替え頻度について、8つの選択肢のなかから自分に最も近いものを1つだけ選んでもらいました。結果は以下のとおり。
1年に数回・・・5票(1.0%)
1年に1回・・・11票(2.2%)
2年に1回・・・29票(5.8%)
3年に1回・・・79票(15.8%)
5年に1回・・・175票(35.0%)
10年に1回・・・157票(31.4%)
買い替えたことがない・・・31票(6.2%)
財布を持たない・・・13票(2.6%)
「5年に1回」と「10年に1回」を合わせると、全体の3分の2ほどを占めます。洋服であれば毎年買い替える人が珍しくないかと思いますが、財布に関しては長期間愛用する人がかなり多いという実態が明らかになりました。
どういうタイミングで財布を買い替える?
null「1年に数回」買い替える人たちは?
「財布の角が駄目になる」(53歳男性/その他)
「使い方がよくないのかすぐボロボロになる」(52歳男性/その他)
最も頻繁に買い替える“1年に数回”派。さぞ気分しだいでお財布をチェンジしているのかと思いきや、今回のアンケートでは物理的な劣化を理由に挙げる声のみが寄せられました。
そういえば、筆者も100円ショップの財布を使ってみたところ、2カ月ほどで小銭入れの布地が裂けてきた記憶が……。財布と一口に言っても素材や扱い方によって寿命は異なりますが、安い財布を使い捨て感覚にするのもひとつの考え方かもしれません。
「1年に1回」買い替える人たちは?
「風水で新年にお財布を新しくしたほうがよいみたいなので、毎年替えています」(58歳女性/主婦)
「余りボロボロになる前に、1年に1回買い替えることで気持ちよく使える」(67歳女性/主婦)
「ブランド物は長く使えるのですが、紛失した経験があり、ノンブランドの財布を使うようにしました。大体1年で買い替えます」(56歳男性/会社経営・役員)
毎年お正月や誕生月などに金運アップを狙って財布を新調する人もいるもよう。実際にご利益があるかどうかはさておき、このくらい高頻度で財布を買い替えていれば、常に新品同様のものが使えて気分がいいかもしれませんね。
「2年に1回」「3年に1回」買い替える人たちは?
「何となく使い古してきたなと思うのが2年くらいの頃なので、そのくらいのペースで買い替えている」(54歳女性/主婦)
「3年に1回。大事に使用しても大体そのぐらいの年月でダメージと許容範囲の限界がくるため」(41歳男性/その他)
「チャックが壊れたり、生地が傷んできたりすると家族から指摘されて買い替えます」(69歳男性/その他)
「財布がくたっとして、使いにくくなったら買い替える」(54歳女性/その他)
「ほつれてくるし、そろそろ新しいものが欲しくなる頃だから」(55歳女性/主婦)
“2年に1回”派からも“3年に1回”派からも、特に期間をそれと区切っているわけではないが、だいたい2~3年で見た目の傷みが気になったり、チャックが壊れるなど機能上の問題が発生したりして買い替えるとの声が。
あとは、単純にデザインに飽きて心機一転したくなったり、たまたま欲しい財布が見つかったりするのがそのタイミングだったりする人もいるようです。
「5年に1回」「10年に1回」買い替える人たちは?
「中が破れたり、カード入れの革が伸びてしまったりしたら買い替えを考える」(53歳男性/その他)
「折り返す部分が切れてきたり、小銭入れの部分がさけてきたりするのが、ちょうどそのあたりなので」(59歳女性/その他)
「物持ちの良いほうで、財布も日頃はバッグインバッグに入れ、丁寧に使用している。ヘタレ等もないため、滅多に買い替える必要はないが、気分転換を兼ねて5年に1度くらいの買い替えになっている」(59歳男性/会社経営・役員)
「使い勝手のよい気に入った財布だと、なかなか手放したくないと思う。またスマホ決済なども多くなってきて、財布もあまり劣化しなくなってきて長持ちする」(55歳女性/主婦)
「ブランド物の高級財布で、息子が“お父さんいつもありがとう”と買ってくれたものだから」(67歳男性/営業・販売)
「本当に気に入ったものを買うので、破けたり使えなくなったりするまで買い替えない」(35歳女性/その他)
“5年に1回”派、“10年に1回”派からも、「特に期限は決めておらず、たまたま」との声が多数。自分が気に入った財布は、人に見られて恥ずかしいレベルまでボロボロになったり、穴が開いたりしない限りは、無期限延長で添い遂げたいという人が少なくないようです。
多少は値が張るアイテムであっても、それくらい長期間、活躍してくれるのであれば、かなりお買い得かもしれませんね。
常にフレッシュな状態の財布を持ち歩くもよし。「これぞ」というお気に入りを長く愛用するもよし。財布の買い替え頻度に正解はありませんが、ぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。