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ペットを飼うと幸せになれる!? 男女508人に聞いたペットを飼うメリット・デメリット

ペットは私たちに癒しと楽しみ、そして精神的な安定をも与えてくれると言いますが、実際はどうなのでしょう。今回のテーマは「ペット」。楽しみはあってもやっぱりお世話は大変だし、病気や死と対面するのはイヤだ……そんな不安が付きまとう「ペット」について、みなさんに意見を聞いてみました。すると意外と気づかなかったペットを飼うことのメリットとデメリットが明らかに。ペットを飼いたいんだけど……と迷っている方、今の生活を変えたいと思っている方もぜひ! このアンケートが役に立つはずです。

今ペットを飼っている人は26%、40代が一番多い

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はじめに、20歳以上の男女508人に、ペットを飼っているかどうかを調査。その結果、ペットを飼っている人は4人に1人程度。検討中という人はわずか2%でした。ペットを飼っている人の割合を年代別に見ると、最も飼っている世代は、40代で約36%。最も少なかったのは70代以上で約20%でした。

あなたは今、ペットを飼っていますか?
「飼っている」……26.0%(132人)
「飼っていない」……68.1%(346人)
「検討中」……2.4%(12人)
「亡くしたばかり」……3.5%(18人)

●ペットを飼っている人の割合(世代別)
・20代……約25%
・30代……約23%
・40代……約36%
・50代……約23%
・60代……約30%
・70代以上……約20%

1人暮らしでペットを飼っている人も。

人気のペット、トップ3は「犬」「猫」「金魚」

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ではどんなペットが人気なのでしょう。まずは子どもの頃から「ペットとして飼いたかった動物」について尋ねてみると、やはり圧倒的に人気なのは「犬」。6割以上の人が飼いたいと思っていたことが判明。次いで35%の人が「猫」。さらに比較的飼いやすい「金魚」「ウサギ」「ハムスター」などは、10~15%でした。

■子どもの頃「ペットとして飼いたかった」動物ランキング■
1位 「犬」……60.8%(309人)
2位 「猫」……35.2%(179人)
3位 「金魚」……14.0%(71人)
4位 「ウサギ」……13.8%(70人)
5位 「ハムスター」……10.4%(53人)
6位 「熱帯魚(グッピーなど)」……10.2%(52人)
7位 「セキセイインコ」……8.9%(45人)
8位 「文鳥」……8.5%(43人)
9位 「カメ」……7.1%(36人)
10位 「ひよこ・にわとり」……6.3%(32人)
「ペットを飼いたいと思わなかった」……14.0%(71人)

続いて実際に飼っていたことがある動物について尋ねたところ、こちらも圧倒的に「犬」が多く約54%。「猫」は約37%、「金魚」は約35%という結果に。意外と多かったのが4位の「セキセイインコ」と5位の「カメ」。「飼いたかった動物」ランキングの順位よりも高いことがわかりました。ちなみに「何も飼ったことがない」と言う人は2割弱でした。

■みんなが飼ったことがある動物ランキング■
1位 「犬」……53.5%(272人)
2位 「猫」……36.6%(186人)
3位 「金魚」……34.8%(177人)
4位 「セキセイインコ」……16.3%(83人)
5位 「カメ」……13.8%(70人)
6位 「ハムスター」……12.8%(65人)
7位 「文鳥」……12.0%(61人)
8位 「ウサギ」……10.6%(54人)
9位 「熱帯魚(グッピーなど)」……9.8%(50人)
10位 「ひよこ・にわとり」……8.7%(44人)
「何も飼ったことがない」……18.1%(92人)

犬、猫はペット界の不動のツートップ。

「時間」「お金」「環境」がないとペットは飼えない

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前述の質問から、ペットを飼いたいと思っている人は多いことがわかりましたが、実際に飼っている人は4人に1人程度。そこでペットを飼っていない理由を教えてもらうと、「世話を見る時間やお金がない」「ペット不可のマンションだから」と言う意見が半数以上。

また、2割程度の人が「ペットとの別れがつらい」とコメント。実際に別れを経験し、その悲しみを再び経験したくないという意見の人も多くみられました。年代別の理由を見ていくと、30~40代で多かったのが「子どもの世話で精一杯」と言う意見。50代以降になると「自分がペットを最期まで面倒見れるかわからない」という意見が目立ちました。

具体的な意見は以下の通り。

●世話をする余裕がない……
「生活に余裕がない」(21歳女性/学生・フリーター)
「子どもで手いっぱい」(43歳男性/金融関係)
「時間がないから」 (43歳男性/コンピュータ関連技術職)
「経済的な余裕が無い」(44歳女性/その他)
「人間のお世話でも大変なので、ペットまでは無理」(61歳女性/主婦)など。

●住宅事情で飼えない……
「ペット不可のマンション。お金と時間の余裕ができたら柴犬を2匹飼うのが夢」(35歳女性/その他)
「ペットを飼うと家の中が汚れるので」(47歳男性/学生・フリーター)
「飼えない環境だから」(65歳男性/その他)など。

●ペットとの別れが辛い……
「別れがつらいから」(28歳女性/その他)
「飼っていた犬が死んでしまった時に、こんな悲しい事を二度と味わいたく無いと思ったので」(56歳男性/その他)
「8年前、17年間飼っていた愛犬が死にすごいショックでした。それからは犬は飼いたいけれど、またこんな悲しいことになるのが怖くて、飼えません」(63歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)など。

●体質的に飼えない……
「鼻炎があるためペットを飼えない」(28歳女性/コンピューター関連技術職)
「アレルギーガあるから」(53歳男性/その他)など。

●お出かけ・旅行が多いから……
「出かけることが多いから」(37歳女性/主婦)
「旅行に行けないから」(65歳男性/その他)など。

●高齢だから……
「高齢なので世話する時間等の問題」(75歳男性/その他)
「年齢が上がってしまい、新しく飼っても最後まで世話ができないと思う」(77歳女性/主婦)など。

こうしてみると、ここであげた理由がデメリットにつながりますね。やはりペットを飼うと、今までの生活に制限が生まれるのは確実。ペットを飼う際は、これらの理由(デメリット)を受け入れることができなければならず、現実的ではないという人が多いようです。

「癒し」「和み」「自分も成長できる」…メリットも多数

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最後にペットを飼うことのメリットについて、実際にペットを飼っている人に尋ねてみました。その結果、最も多かったのは、「癒される」といったコメントで6割以上。日頃のストレス解消や精神安定のために欠かせない存在になっている人も少なくないようです。

また「家族の一員になった」や「家族の話題が増えた」など家庭円満のきっかけになったというコメントも多数。さらに「規則正しい生活になった」などの生活改善ができた人や、「子どもの情操教育にいい」とか「自分が成長できた」と考えている人もいました。

●癒しの存在……
「犬を飼っていたのですが、辛くて泣いていると、そばに寄り添ってくれた。顔を舐めてくれた。本当に癒しだった。亡くなってペットロスになるくらい、愛しい存在だった」(29歳女性/学生・フリーター)
「人間関係に疲れたときの癒しになる」(39歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「難病のためなかなか人に会えなく、孤独な年月を送っているが、愛犬がいつも笑わせてくれ、孤独を癒してくれる。この子が居なかったら耐えられなかったと思う」(52歳女性/主婦)
「チワワを2頭飼ってますが私の愚痴を静かに聞いてくれて癒されてます」(62歳女性/主婦)
「私を裏切らないから。 いつもそばにいてくれて癒してくれる」(65歳女性/営業・販売)など。

●家族が増えた感じ……
「家族の会話が増えたし、喧嘩が減った」(46歳女性/金融関係)
「家族以上の存在で、とてもいとおしく、心が癒されること」(54歳女性/主婦)
「トイプードルを飼っていて家族が一人増えたような気持ちになる」(61歳男性/会社経営・役員)など。

●子どもの教育にいい……
「ザリガニですが、子どもたちがお世話することで命を学ぶことができた」(40歳女性/主婦)
「幼少期の情操教育には良いと思います。私も子どもの頃に飼っていたので大変やさしいですし、私の子どももやさしく育っていました」(53歳男性/コンピュータ関連技術職)
「子どもに命のはかなさと大切さを体験させられること」(73歳男性/会社経営・役員)など。

●自分が成長できた……
「動物と接する中で人間的に心が優しくなったと感じている」(47歳男性/その他)
「責任をもって生きていかなければいけない」(56歳女性/主婦)
「忍耐を養えたことだろうか」(52歳男性/その他)
「雑種犬を飼っていたが毎日の散歩で非常に運動になった」(79歳男性/その他)など。

ペットがいることで癒される人は多いです。

こうしてみると、ペットを飼うメリットは予想以上にたくさん見られ、今すぐ飼いたくなったという人もいるのでは? しかし、その一方で避けられないデメリットがあることも忘れてはいけません。一度飼いだしてから手放すことは難しいので、飼う前にしっかり自分の生活や環境を考えなければいけませんね。どんなに小さな動物でも大切な命。飼うからには家族の一員として迎えいれ、責任感を持って飼うことが大切ですね。

ちえ
ちえ

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。

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