【女性編】はこちら→ 無加工の写真を見られることに抵抗も…「写真加工アプリ」使ってる?394人に聞きました
写真加工アプリを使ったことがある男性は約4割
nullまず、PCやスマホなどで写真加工アプリを使ったことがあるかを聞きました。
【写真加工アプリを使ったことはありますか?】
ある・・・129票(39.9%)
ない・・・171票(52.9%)
写真加工アプリというものを知らない・・・23票(7.1%)
写真加工アプリを使用したことが「ある」人は4割、「ない」人は5割と、利用経験のない人がやや上回る結果となりました。また「写真加工アプリというものを知らない」という人も約1割ほどいました。
アプリをダウンロードしている人は3人に1人
null続いて、写真加工アプリをダウンロードしているかについて調査しました。
【写真加工アプリをダウンロードしていますか?】
している・・・104票(34.7%)
していない・・・196票(65.3%)
アプリのダウンロードに関しても、利用経験の割合と近い結果に。およそ3人に1人が写真加工アプリをダウンロードしていることが分かりました。
ダウンロードしている写真加工アプリを聞いたところ、トップ3は「SNOW」、「Adobe Photoshop Camera」、「PhotoDirector」となりました。
写真加工アプリを使うのはどんな時?
null写真加工アプリを使ったことがあると回答した人に、どのようなシーンで使っているのかを教えてもらいました。
【どのようなときに写真加工アプリを使いますか?】
第1位:その他・・・182票(60.7%)
第2位:プライベートの記念撮影など・・・65票(21.7%)
第3位:家族、友達とふざけて使う・・・42票(14.0%)
第4位:インスタグラムなどのSNSに使うため・・・41票(13.7%)
第5位:証明写真として使うため・・・27票(9.0%)
第6位:マッチングアプリに登録するため・・・5票(1.7%)
(※複数回答で調査)
「その他」を選んだ人が最多となりましたが、それを除くと「プライベートの記念撮影など」や「家族、友達とふざけて使う」といった、個人で楽しむ場面での使用が多いようです。ユニークなエフェクトや、さまざまなフィルターが使えたりするので、複数人で撮影をするときは盛り上がりますよね。
次いで、SNSや証明写真のために使うといった回答が続きました。誰かに見られる写真は、少しでも写りの良いものを選びたくなります。アプリで補正ができるのはとても便利なのではないでしょうか。
なお、別記事の【女性編】では、「プライベートの記念撮影など」が第1位、「SNSに使うため」が第2位にランクインするなど、大きく異なる結果となっています。
プロフィール写真は盛りすぎ・加工しすぎに注意を
null記念写真を撮るときやコミュニケーションのひとつとして、またSNSやマッチングアプリのプロフィールなどに活用されていることが分かりましたが、それらについて皆さん思うところがあるようです。
「Facebook等プロフィールに使うのは良いが加工した写真を出会いに使うのは反則」(59歳男性/営業・販売)
「遊びで使うのは自由だと思うが、証明写真で使うのは不適切。実際に面接でばれてしまい、かえって悪印象を与える」(58歳男性/総務・人事・事務)
「実際に会った時のギャップが激しくなるので使うのは最低限にしてほしい」(54歳男性/会社経営・役員)
「複数枚をまとめたり、色味を調整するのは問題ないが、それ以上の加工で証明写真やマッチングアプリに用いるのはNGだと思います」(49歳男性/技術職)
「履歴書やお見合いには、加工するのはどうかと思う。 実際会ったらがっかりされると思う」(56歳男性/技術職)
多くの人が「別人なほどの加工はNG」と考えているようです。少しでも良く見せたいがための加工であっても、実際に対面したときに、オンライン上の写真とあまりにも違う!と思われてしまっては本末転倒です。ついつい楽しくなってしまう加工操作ですが、盛りすぎには注意ですね。
アンケートでは、「自分を良く見せたいとの欲望は誰にもあるので、仕方がないと思う」(63歳男性/その他)といった理解の声もありました。
みんな「加工しすぎた!」を経験している!?
null写真を加工しすぎるのはちょっと……という意見がありましたが、写真加工アプリに関する失敗エピソードを聞いてみると、実は多くの男性が同じような経験をしていることが分かりました。みんなのトホホな失敗談をご紹介します。
「顔のシミやシワを消しすぎて若返りすぎた」(59歳男性/営業・販売)
「何度も満足するまでやってしまう、時間がかかる」(64歳男性/営業・販売)
「位置情報などが残っていて知らずに公開してしまっていた」(39歳男性/技術職)
「修正しすぎて前の方が良かった、ということがある」(54歳男性/総務・人事・事務)
「自分の写真のシワとひげそり跡を消したくて修正をしたら、のっぺらぼうのような顔になってしまった」(53歳男性/研究・開発)
「加工していたら加減が分からなくなり後日またやり直す事になった」(48歳男性/その他)
「他人をゆがませてしまった」(22歳男性/学生・フリーター)
加工をしすぎてしまい、本来の自分とはかけ離れた写真になってしまったというエピソードがたくさんありました。正解が分からなくなり何度もやり直すループにはまってしまう人も多いようです。
スマホなどで撮った写真を“盛る”ことは当たり前となってきていますが、不特定多数の人が目にするところへ投稿する場合は節度やマナーを心掛けたいですね。また、一緒に写っている人の写真加工についても、その人が不快にならないように配慮が必要です。
とはいえ“もう少しこうだったらいいな”を自由自在に叶えてくれる写真加工アプリは、娯楽やコミュニケーションツールのひとつであるのは確かです。盛りすぎ注意!で、楽しく使っていきましょう。
エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。